「今日という日は、過去が咲かせた花だしね。」
「今日食べる果実は、すべてむかし蒔いたタネ。」
「僕らはすべて、過去にしたことでできてるんだよね。」
そんなことを教えてくれた友だちがいました。
そっか、今日、自分がここにいるのは、過去の自分のおかげなんですねえ。
僕らは過去でできている。
「え、じゃあ、こんな情けない自分も、やっぱり自分の過去のせい?」
いえ、大丈夫。
まだ芽吹き前。まだ花が咲く前。
まだまだ土の中なのでしょう。
蒔かれたタネは、土の中。
明日の芽吹きを待っています。
「蒔いてきたタネも少ないし」
知らずに蒔いたタネもけっこうあるものです。
だから、あんな出会いもあった。
だから、あんな笑顔の花に出会えた。
それに意外と自分は知らずに、咲いている花もあるものです。
僕らは過去でできている。
ならば、未来の僕らは、今これからでできる。
タネとも思えぬ、何気ないこと、
何気ないひと言が、
未来に花となって、やさしい風にゆれています。
今日もイイ日に。
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