誰でも幸せになれる質問法 | 今日もひとこと、ほめてみた。

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ほめるのは、ちょっぴりの勇気で、びっくりの展開。
日本ほめる達人協会 顧問 松本秀男

前職の損害保険の会社にいた頃、

 

 

「この人がいると、仕事が速く進むなあ」

 

 

と思っていた同僚がいました。

 

ミーティングなどをしている時に、その人がいるとなんだかテンポよく進みます。

 

なぜかなあ、能力が高いんだなあ、などと漠然と思っていたのですが、ある時ふと、そこに秘訣があることに気がつきました。

 

それはその人が、必ず質問のかたちで話をすること。

 

 

「どっちのプランがいいですかね?」

 

「いつまでにやります?」

 

「一番面白いやり方って、どんなやり方ですかね?」

 

「どれから手をつけましょうか?」

 

 

相手にも自分にも問いかけるような質問の仕方をしてくれるので、周りがみんな、パチンとスイッチが入ったかのように具体的に考え始め、さまざまなアイデアが生まれたり、作業が進んだりします。

 

また、質問といっても、

 

 

「どうしよーかー」

 

 

という、ただ悩むための質問ではなく、

 

 

「具体的には、どんなことができるかな?」

 

 

という、答えを出すための質問をしてくれます。

 

だから仕事がテンポ良く進みます。

 

ああ、質問って大事なのね、とその当時思いました。

 

 

 

脳は質問されると、答えを出したがると言います。

 

 

ただもやもやと悩んでいるよりも、質問の形で脳に問いかけるだけで、脳にスイッチが入って、解決策がアウトプットされてきます。

 

これ、私たちの普段の暮らしでも活用できますし、もっと言ったら、幸せを手にすることにも使えます。

 

 

「なーんか、ストレスたまるなぁ」

 

 

と思っているだけでなく、

 

 

「ストレス減らす方法、3つあげるとしたら?」

 

 

とか。

 

 

「いいアイデア出ないなあ」

 

 

と悩んでいるだけではなく、

 

 

「いいアイデアって例えば、この場合どんな感じがいいのだろう?」

 

「なにはともあれ、なんでもいいから5分でアイデア3つ出せ!と言われたら?」

 

 

とか。

 

 

「お金持ちになりたい」

 

 

とボンヤリ思うのではなく、

 

 

「お金持ちになるために今の自分がするべきことはなんだろう?」

 

 

とか。

 

 

「幸せになりたい…」

 

 

と伏し目がちにいるよりも、

 

 

「幸せになるにために今日やった方がいいことは?」

 

 

とか。

 

 

質問をすると、必ず何か、答えが出てきます。

 

あとはそれを実行するだけ。

 

 

ひょっとしたら、自分の脳は、質問されるのを待ってくれているのかも知れません。

 

そして、質問された途端に、

 

 

「よっしゃ、オイラの出番だ!」

 

 

と、腕まくりに鉢巻きで張り切って答えを出してくれるのかも知れません。

 

 

待ってくれているなら、質問してあげなきゃ、ですね。

 

今日はどんな質問しましょ?

 

 

今日もイイ日に。

 

 

 

 

 


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