来た道、行く道。 | 今日もひとこと、ほめてみた。

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ほめるのは、ちょっぴりの勇気で、びっくりの展開。
日本ほめる達人協会 顧問 松本秀男

10年間お世話になったAIU損害保険株式会社、昨日が最終出社日でした。

 

退職の理由は、ほめ達!専念。しっかりと道を歩んでまいります。

 

 

お世話になったAIU、本当に素敵な会社です。

 

前職が家業のカソリンスタンドだった45歳の「おじさん」を、営業マンとして拾っていただきました。

 

もちろん、最初は明日をも知れぬ、手数料収入の契約社員ですから、青息吐息の日々でした。

 

 

ただそれでも、常にこの会社は、

 

生きる道と、

 

活きる道を、

 

用意してくれます。

 

 

その道を進むかどうかは、もちろん本人次第。

 

ただし、進もうという意思を持つ社員には、常に平等にチャレンジの機会を与えてくれます。

 

 

下町の商店や工場への飛び込み営業からスタートして、2年後には売上100億円規模の企業との商談もこなす「外資損保の営業マン」に育ててもらいました。

 

 

後輩との自主勉強会などを頻繁に開いていた私を見た上司は、契約社員ながらも営業チームを持つマネージャーに抜擢してくださいました。

 

 

正社員のマネージャーと混ざって、営業育成のさまざまなコンテンツを作っていた私に、プロジェクト担当の上司が、正社員への道を用意してくださいました。

 

 

50歳で、外資最大手の損害保険会社の正社員。

 

 

生きる道と、

 

活きる道。

 

感謝ばかりです。

 

 

正社員として赴任した大阪、営業のトレーナーとして、自分が持っているもの以上のものを、新人営業に伝え続けました。

 

 

朝倉千恵子先生の営業力強化セミナーも、ほめ達!検定も、この頃に大阪で出会いました。

 

 

近畿中部地区本部のたくさんの素晴らしい同僚(と言っても全員先輩です)や上司に応援していただき、営業の再現性を作るコンテンツを作り続けると同時に、

 

営業時代の青息吐息な自分を覚えているだけに、全国の営業をモチベートするための企画を作り続け毎日を過ごしました。

 

 

道を与えてくれるAIUは、1年後、そんな私を本社に呼んでくださいました。

 

 

本社営業企画部に1年。そして翌年は経営企画部へ。

 

 

45歳の下町のガソリンスタンドの「おやじ」に、AIUは7年後、すべてのお客さまや、すべての社員のために働くことが出来る道を与えてくださいました。

 

 

生きる道と、

 

活きる道。

 

 

それを与えてくれる、本当に素晴らしい会社です。

 

 

AIU損害保険株式会社は、大阪発祥の老舗保険会社である富士火災海上保険株式会社と経営統合し、世界最大級の保険グループである、AIGグループのグローバルビジネスの核となる会社として生まれ変わります。

 

新社名は、AIG損害保険株式会社。

 

その経営統合プロジェクトにこの3年かかわってきました。

 

 

素晴らしい社員たちが、それぞれの個性を発揮しながら、有機的に融合し変化し続け、挑戦し続ける、他社とはまったく違う損害保険会社。

 

本当に楽しみな時期であるので、ここで去ることは、とても残念です。

 

 

ただ、この会社が与えてくれたものを、私なりにこの人生の中で、活かしていくこと、誰かのお役に立っていくこと、恩送りしていくことが、

 

私の使命と思っています。

 

 

昨日退職にあたり、たくさんの方々からメッセージをいただきました。

 

少し呆然とするくらい、たくさんのメッセージ。

 

私のデスクをわざわざ訪ねてくださる方々や、

 

電話をかけてきてくださる方々。

 

涙が出ました。

 

 

 

昨日は社長からも、

 

「松本さんのユニークさや才能を活かしてくれてありがとう。それを更に活かせるのなら、松本さんが進む道は素晴らしいと思う。だからおめでとうだね。ただ、いつ戻ってきてもいいよ。」

 

と言っていただきました。

 

 

冥加に余ります。

 

 

感謝の気持ちを鞄につめて、

 

またまた道を歩みます。

 

 

 

来た道、行く道、

 

一本道だと言えるように、胸を張って、

 

 

今日もイイ日に。