☆赤ちゃんのアトピー 漢方はいつから始められますか?
こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。
よく聞かれることのひとつに、
「乳児でも漢方でお手当できますか?」
「何歳から漢方は使えますか?」
というのがあります。
その答えは・・・
何週目からでもOKです。
というのは。
「アトピー」とは、通常、とくに原因がハッキリしない湿疹が「6ヶ月以上続いて治らない」ときの病名です。
で、赤ちゃんの場合は、大人より変化が早いため、「2ヶ月以上続いて」いるとアトピーと診断されます。
ということは、「乳児アトピー」は2ヶ月以上続くのが診断条件ですから、「アトピー」と言われた時点でそれなりの月齢になっています。
産まれたてさんのアトピーは、本質的に存在しません。
小さいひとに漢方薬を飲ませられるのかどうか。
ママさんたちが心配されるのはココでしょう。
ご本人が直接漢方薬を飲めるのは、3ヶ月から。
ベビちゃんのアトピーは、「胃腸ができあがってないこと」が原因です。
「胃腸ができあがっていない」とは、「リーキーガット」と言ってもよいです(気になる方は「リーキーガット」で調べてみてください)。
なので、中医学での乳児アトピーへのお手当は、胃腸の負担を取り除くことが中心となります。
これでスルスルとみなさんよくなっていかれます。
もちろん、現場(皮膚・腸)で起きている炎症を鎮めるお手当を、必要に応じて組み合わせます。
今出ている症状に対抗するだけの漢方薬を、ご本人が飲めないときは、
・ママが漢方薬を飲む
・おっぱい経由でベビちゃんに漢方薬を届ける
という手段を使うこともあります。
ショッキングな事実ですが、ベビちゃんのお肌にそんなに強い症状が出ているということは、ママのおっぱいがお肌によくないおっぱいになっているんですね。
だから、ママが漢方薬を飲むと、ママの体内が調整され、お肌が治りやすいおっぱいが出るようになって、実はとても効果があります。
さらに、わたしたちの中医学では、皮膚は漢方薬の外用もします。
外用とスキンケアを組み合わせて効果をUPさせると、おくすりをたくさん飲むことのできない月齢のベビちゃんでも、充分効果を出せるんですね。
大人と違って、ものすごい成長のスピードで、毎日身体の細胞が入れ替わっているベビちゃん。
入れ替わる細胞が安定しだすと、こちらが驚くほどのペースで改善することも珍しくないんですよ!
結論:まつもと漢方堂では、何ヶ月の方でも受け付けています
ステロイドを全身くまなく1日2回塗らなきゃならなかったベビちゃんも、まず数ヶ月でステロイド不要になり、完治していかれたりしてます。
アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。
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