☆化粧品で痒くなる=すぐ止めて!!
こんにちは、松本 比菜(まつもと ひさ)です。
こちらのブログに以前、
「パックのあと 顔 痒くなる」
というキーワードでお越しになった方がいらっしゃいました。
化粧品を使うと、お肌が痒くなったり、ピリッとしたり、ムズムズしたり、「#化粧品あるある」ではあるんですが。
これ、ゼッタイお肌に合ってません。
「かぶれ」の可能性大、というか、かぶれです。
こういう感触があったときは、それをすぐ止めてください。
そして、ゴミ箱に直行させましょう。
もうそれ、使っちゃダメですよ!
化粧品は、肌に「必要」なものではありません。
これは、たとえるならば、お酒やコーヒー、お菓子と同じ。
「必要」ではないし、量が多いと身体を壊しますが、「よくない」と分かっていてもついつい……。
こういう飲みもの・食べものを「嗜好品(しこうひん)」と呼びますよね。
化粧品って、まさにそんな感じ。
もちろん、今は技術が進んでいます。
人工的に、生のままの肌より、よい状態に見せることができますし。
メイクもしたくなりますよね。
メイクすると、それを落とさなくてはならないし、洗えば皮脂もなくなりますから、皮脂の少ない敏感肌なら、洗いっぱなしもつらいもの。
キレイに落としたあとは、何か塗ってカバーしたくもなります。
わたしも、化粧品すべてを否定する気はありませんし、自分もそれなりには使ってます。
でもでも。
お肌に合わなかったら、病気になるばかりです。
ある化粧品を使って、
・痒くなる
・赤くなる
・ヒリヒリ、ムズムズする
・腫れる
というような「症状」が出たときは、続けて使ってはいけません。
ここを無理して使い続け、次第にお顔が真っ赤になってしまう「酒さ様皮膚炎」でご相談に見える方、後を絶たないのですよ!
アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症など、自分自身では避けられなかった皮膚の病気と違って。
お顔からフェイスラインまでだけが、赤くなり、痒く、ヒリヒリし、プツプツが出続ける「酒さ様皮膚炎」だけは、化粧かぶれが原因で起こった場合、自分で作ってしまった病気です。
毎日お菓子を食べるのが、普通のことになってしまったように。
毎日化粧品を塗り続けるのが、お肌によいことのような雰囲気です。
よいこともあるでしょうし、よいひともあるでしょう。
しかし、化粧品は「嗜好品」。
自分の皮膚に合わないことがないか、かえって悪さをしないかどうか、常にチェックが欠かせませんよ!
ご自身の皮膚が「敏感肌」だという自覚のある方は。
常にその可能性を頭に入れて。
アヤシイと感じたら、すぐに勇気を持って撤退!
危険なものを遠ざけて生きていきましょうね。
あ、ちなみに、化粧かぶれが原因で起こる「酒さ様皮膚炎」は、原因物質を遠ざけて、漢方薬の内服&外用で充分よくなります。
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