☆睡眠と生活のリズム 回復力に影響します
こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。
今の世の中は、いろいろ便利になった反面、人間の身体にとても負担がかかります。
こちらのブログでは、「食べもの」の話をUPすることが多かったです。
食べものと同じくらい大切なのが、「生活時間」です。
夜寝て。
朝起きて。
大体いつも決まったタイミングで生活する。
これ、いつの間にぜいたくなことになってしまったんでしょう。
働いてると、なかなかそんな理想通りにいかない昨今です。
夜寝て朝起きる。
この状態でないと、実は人間の自律神経がよい調子を保てません。
アトピーの痒みや熱感は、実はこの自律神経の乱れが大きく関係します。
仕事を終えて帰宅して、ホッとひと息ついたときに猛烈な痒みに襲われる。
それも、自律神経の調子が乱れているから。
このパターンの方、結構いらっしゃいます。
これには、漢方薬で「疏肝理気清熱」というお手当をします。
「働く!」神経=交感神経の興奮が高くなりすぎないように調節して、「リラックス」したときとの落差を縮めると痒みが減るのです。
また、夜寝てないと、皮膚は治りません。
別に皮膚に限ったことではなく、胃炎の方も、生理不順の方も、更年期(男女ともです)が重い場合も、睡眠をしっかり、適切な時間帯に取れていることが大事。
身体が「回復モード」に切り替わる、22:00~2:00の間にゆっくりふとんで休んでいること。
これが、わたしたちの身体を健康に保つために、欠かせない条件なんですね。
寝る時間は3:00だけど、6時間たっぷり寝てるからオッケー♪ では、ないのです。
満腹時にはぐっすり眠れません。
そこで、22時に寝ようとすれば、遅くとも20時には夕ご飯を食べ終わっていなければなりません。
現実、今仕事をしていると、そんな時間で生きることって難しい。
まつもとは、ご相談においでくださる方には、
「夜勤のある仕事はキビシイよ」
とお話ししています。
アトピーの症状は漢方薬で落ち着くから。
それまで何ヶ月かだけでも、夜勤のない、できたら早寝早起きできる環境にできますか?
可能なひとと、そうでないひとがいます。
食べものをしっかり実践できるひとの治りがスムーズなのと同じように。
睡眠時間をしっかり実践できるひとの治りは、やっぱり早いです。
でも、仕事なら仕方がない。
働かないと、生活できませんものね。
その分漢方薬は余計に必要になりますが、その方の実践できる範囲で、お手当を組み立ててやっていきます。
これは、食べものの場合と同じです。
ちなみに、アトピー性皮膚炎の方には「不眠」がよく見られます。
これは体内の熱によるもので、アトピーを治していく間に解消され、眠れるようになりますので。
漢方薬&養生でアトピーを治していく途中で、こちらもしっかり改善していきましょう。
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アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。
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