胃腸を丈夫にする食べ方-4 | アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

アトピー脱ステ脱保湿☆札幌発キレイな肌をつくる漢方的生活

札幌市西区二十四軒で漢方相談をしております、まつもとです。
アトピー性皮膚炎(顔・首・腕・脚・足・胸・腹・背中・乳首)の漢方治療と、食べるものを中心に、何に気をつけたらよいかといった、治し方・スキンケアから脱ステ・脱保湿についてご紹介いたします。

 胃腸の負担を軽くする。

 これが「胃腸を丈夫にする」秘訣です。


「胃腸を丈夫にする食べ方―1、2、3」で、店主は自分の食養生を公開しました。

 大したコトしてないんですが、というか、もう何十年前からこうした食べ方を実践している方々は多くおられるので、何ら目新しいものはないのですが、目的はコレ。


 現代人は栄養の摂りすぎです。


 食べ過ぎが人体にどれだけ負担なものか、以前「ガン」を例にとってお話ししました

 毎日毎日、処理しきれない食べものが次々入ってきたら。

 胃腸の中は常に渋滞です。

 設計を超える渋滞が続けば、胃壁・腸壁は交通事故だらけ

 傷だらけです。

 これが現代人の胃腸。

 

 傷から本来侵入しない筈のタンパク質が入ってくれば、免疫反応が起こります。

 アレルギーも、ガンも、潰瘍性腸症候群も、近年、人びとの生活が豊かになって増えましたよね

 アトピーもそうだし、日本人のメンタルが脆弱になったのも戦後数十年経ってからでした。


 過剰な免疫反応が起こっているときは、まずその反応を鎮めます。

 そこで、タンパク源は「大豆製品」を主にします。

 豆腐半丁を一日2回。もしくは納豆。

 それ以外なら豚肉を少量。

 腸壁が傷ついているときは、「異種タンパク」が侵入しやすい。

 ですから、人間という種から離れたものは避けます。

 ほ乳類よりヒトから遠い、鳥類、更に遠い魚類……

 全て一旦お休みします。

 豚はかなり人間に近いですから、どうしてものときは豚を少量。

 どっちにしても、モンダイは「摂りすぎ」ですから、量自体を少なくします。


 胃や十二指腸などの、上の方のトラブルには、「粘膜を守る」食べ方を優先します。

「ミルで挽いた玄米を多めの水で炊いた粥」などは、とても回復を早めます。

 このときもおかずは豆腐半丁で、昼・夜。朝と夜には野菜汁を。

 いずれにしても、「少量を守る」のがポイントです。


 次は「野菜」の食べ方について。

「胃腸を丈夫にする食べ方―5」 へ続く


胃腸虚弱・繰り返す胃腸のトラブルは……まつもと漢方堂