【変化を受容する力】 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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【変化を受容する力】

タロットの大アルカナ第12番のカード「吊るされた男」は、意味がつかみにくいカードなのだけれど、最近のブリジット・エッセルモントの解説を読むと、これは移行のステージのことらしい。人生のステージが変わるときには、これまでやってきたことが、何故だかどうしてもうまくいかなくなることがある。何とかしようとしていくらがんばっても、すべてがダメになっていったりする。

そういうときに、完全に運命に身を任せて、無抵抗になってしまう瞬間があり、そうなったとき、まるで不思議な力に運ばれていくかのように、次のステージへと移行するのだ。「吊るされた男」とは、そのように運命に完全に身を任せてしまうときに、ある意味、無敵になってしまうようなステージのことを指しているらしい。

 

テキストの画像のようです

 

このところ、世界がどこへ向かっているのか、何が起こっているのかが、あまりにも見えにくいので、タロットを一枚引きしてみたら、この「吊るされた男」が出た。それで、なるほどと納得するものがあった。

これは、エリザベス・キューブラー・ロスが死の受容のステージとか喪のプロセスとか言っているものとも似ている。人が死に向かうとき、自分が死ぬということを受容していくプロセスがあり、その際に、否定したり、怒ったり、うつ状態になったり、取引しようとしたりというステージがあるのだと、キューブラー・ロスは言っている。死ぬのではなくても、何かに挫折したり、何かを失くしたりしたときにも、同様のプロセスがある。要は、それまで慣れていた状態を手放して、新しい状態へ移行するときに、それを受け入れていくプロセスなのだ。

 

世界は今、変容を受け入れていくプロセスを経験している、ということらしい。これまで何百年と、力で支配する時代が続いてきた。それが30年ほど前にソ連が崩壊して、バランスを失った状態になった。それはまるで、天敵を失った生態系のようなものだと言えるかもしれない。一極支配の状態とは、ある一つの生き物が大量繁殖して生態系を喰い尽し、滅びていくようなものなのだと思う。バランスを欠いた、病的な状態だ。

そうした事態が起こるのも、つまりは移行のステージが来たからなのだ。一つの時代が終わって、新しい時代が始まる。それは、あるとき思春期が来て、幼児期が終わるようなものなのだと思う。何かが悪かったからではなくて、次の成長のステージが来たということに過ぎないのだと思う。

こういうときには、それまでの状態が終わってしまうのを止めようとすればするほど、否応もなく壊れていったりする。今、西側世界に起こっているのは、まさにそうしたことのようだ。西側世界というより、アメリカの一極支配を作り出している支配者たちと、それに繋がる人々がだ。

 

この頃の一極支配側の政治家たちの行動を見ていると、どうにもならないのに、何とかなるのではないかと無駄な希望を持って、ますます自滅的な方向へ向かっているように思える。現実がまるで見えていないようだし、正気を失っているかのようだ。もう嘘がばれてしまっているのに、それでもまだばれていないかのように、同じことを言い張り続けている。ばれていないと信じたいのか、あるいは、ばれていないと思いたいあまりに認識がおかしくなってしまっているかのどちらかのように見える。

 

何百年、あるいは何千年と続いた時代が終わろうとしているのだから、受容のプロセスも、容易なことではないのだろう。しかし、受容と変容のステージは、必ずやってくる。それは、生き物が必ず思春期を迎え、毛虫はいつかは蛹になり羽化するのと同じことだ。

 

アメリカ政府は、ロシアの資産を凍結し、それを没収してウクライナ支援に回すようなことをして、いよいよ米ドルの信頼を地に落としてしまった。アラブとアフリカは、アメリカの銀行に預けていた金を取り返して、自国の通貨の裏づけにする方向らしい。

 

ウクライナ政府は、NATO諸国から来る軍事支援のお金に依存状態になって、ウクライナ国民を皆殺しにしようとしているので、多くのウクライナ国民は、ロシアに移住するつもりだ。ヨーロッパは、EU委員長が勝手にウクライナ支援を決めてしまい、武器をどんどん送っているので、EUを出るべきだという運動が起きている。

 

変化を拒否して、気狂いじみた行動に出ている人たちがいる一方で、それを「吊るされた男」のように黙って受け止めて、それがさらに一極支配を崩壊させていく行動になっていくのだ。

これまでの状態が否応もなく壊されていく中で、私たち一人一人が、変化を起こす力になっていることもまた事実だ。

留めようとするのではなくて、受け入れて進んでいく。

変化を止めようとするのではなく、変化とともに進んでいく。

 

そのときに私たちは、「吊るされた男」のように、まったく無力なようでありながら、世界を引っくり返すほどの力を持ってしまうのだと思う。

 

 

    

 

  

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