うちはガーデンと言うほど広くないし(狭い)お洒落な庭じゃない。
一番近いのは草むら( ̄▽ ̄;)
GW中に裏を何とかしろ!と旦那に言われております。
草抜きたくない病。
なので最小限そして剪定程度しかせんけど。
さっき農園に行ったらそれはそれはもう自然豊かな世界だったよ。
ハギナ摘むだけなんで中には入らなかったけど、なんか癒された。
やっぱ緑はいいっ。
ちゅーことで
チヒロサトさんのFacebookより転載させていただきます。
いつもありがとうございます。
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【自生する野草ガーデン】
うちの庭では、花を植えたり木を植えたりはほとんどしていなくて、勝手に生えてくるものを生やしている。
もともとこのあたりの土地は、花崗岩が風化した土でできている痩せた荒地で、何でも育つわけではない。引っ越してきたときに、庭が木の切り株と大型ゴミでいっぱいだったので、ユンボで聖地してもらったら、もともと薄かった腐葉土層が剥がれて、砂漠のようになってしまった。それで仕方ないので、まずは何でも生えてくるものを生やして、腐葉土層を作ろうとしたのが始まりだった。
しかし、自然というのは、実にうまくできている。砂漠のような土地でも、育つ植物が必ずあって、そういう植物がどこからともなくやってきて生えるのだ。それで、3年もしたら、春になれば、庭一面にいろんな花が次々咲くようになった。育つ植物がどんどん生えてきて、一つが終われば、次の花が咲くのだ。自然というのは、そういう風にできている。無駄というものがまったくない。
リンゴや洋梨、プラムの木なんかは植えたけど、何も植えなくても、白樺や柳、赤松にポプラ、山桜なんかは雑草みたいにどんどん生えてくる。それで、適当に残すものを残して、あとは引っこ抜いている。野草もそんな風で、繁って欲しいものは残して、そのまわりの植物を適当に引っこ抜いたりしている。
なるべく土地に自生する野草に生えてきて欲しいので、森に生えていたのを持ってきて植えてみたりもしているけれど、野草というのは、そう簡単に人間が植えたところで大人しく育ったりはしない。いくら植えても、場所が気に入らないと、すぐに消え去ってしまう。それで、植えてもいないところから生えてくることもある。
ニンニクガラシは、けっこうどこにでも生える野草なのに、うちの庭には生えてこなくて、あちこちに植えてみたり、種を採ってきて蒔いたりしていた。なかなか根づいてくれなかったんだけど、今年はようやく根づいたらしくて、2ヶ所で群生してくれた。ニンニクガラシは、葉っぱがニラみたいな味がするので、サラダにちょっと入れたり、炒め物にしたりするとおいしい。
ワイルドマジョラムは、要するに野生のオレガノなんだけど、これは森に生えていたのを植えておいたら、いつの間にか群生するようになっていた。毎年、まわりの草を抜いたりして大事にしていたんだけど、今年は株が大きくなったらしく、一面に群生している。
野イチゴも、森から持ってきて生け垣の下に植えておいたら、毎年広がって群生するようになった。ブルーベリーは、このあたりに自生していて、植えなくてもどんどん生えてくる。トゲのある野生の洋梨も、どこからともなく生えてくる。野生のブラックベリーとラズベリーは、放っておいたらジャングルになるくらいに繁ってくる。
ヒレハリソウは、根っこのオイル漬けが捻挫や骨折に効く薬になるので、生えてきたのを大事にしているんだけど、毎年株が大きくなっていく。昨秋には、初めて根っこの一部を掘り出して、オイル漬けを作ったんだけど、今年もちゃんと生えてきてくれた。
キバナカワラマツバは、もともとどこにでも自生していたんだけど、このところすっかり姿を消していた野草だった。もともとチーズを発酵させるのに使っていたそうだ。これは、種を買ってきて蒔いたんだけど、数年経ってから、ようやく生えてきて、去年はたくさん花が咲き、今年はしっかり群生している。
そんな風に、うちの庭は、自生するものを大事にして、少しずつできていったんだけど、7年目にして、ようやく形になってきた感がある。この頃は田舎でも、自然なままに植物が育っていける土地がほとんどなくなっているので、もともと自生する植物でも、うちの庭にしか生えていないものもたくさんある。ともかくも、うちの庭だけは、野生の植物たちの楽園にしておきたいと思うのだ。
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簡単手抜き料理しか作らないです。
え?