天皇をどう表現するかは自由という意見に公私をきちんと使い分ける文化が日本にありと | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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天皇をどう表現するかは自由という意見に公私をきちんと使い分ける文化が日本にありと



井上政典のブログhttp://ameblo.jp/rekishinavi/
井上政典氏(東京産経新聞本社にて)


前回は井上政典氏の天皇皇后両陛下と申し上げるべきを天皇ご夫妻と表現した沖縄タイムスの記事(題)に関してそれは愚挙であるというブログを転載させて頂きました


両陛下沖縄御訪問で井上政典氏は沖縄タイムスの見出し「天皇ご夫妻」は愚挙と一喝
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11885741950.html

そうしますと、それは表現の自由ではないか、という意見が井上氏にもあったそうです


そこで井上氏はブログで意見を述べておられますので昨日に引き続き転載をさせて頂きます


先日の沖縄タイムスの「天皇ご夫妻」という見出しと言論の自由
http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-11886559903.html

2014年06月30日NEW !
テーマ:ブログ
 先日の拙ブログの記事はたくさんの人から賛否両論の意見を戴きました。

 まあ私のブログですから、記事に対して賛成の方が圧倒的に多かったのですが、フェイスブックの方へある方から皇室は特別な存在であるが、呼称は事態とともに変化するのではというご意見をいただきました。

 私はPCとスマホでフェイスブックをしており、記事は読めるのですが、こういう長文は投稿できない状態だったので、しばらくほっておきましたが、私のタイムラインで他の方からのありがたいご意見が相次いでおりました。

 それを見ながら、まだまだ日本は捨てたもんじゃない、でも、最初の方のように普通の日本人も捉え方が変わってきていることに対してどうしたらいいだろうかと考えました。

 論点を明らかにするために、その型の考え方を整理されて投稿されていましたので、引用させていただきます。

>>>引用開始

 私の立場(考え方)は以下の通りです。
・皇室は日本にとって特別の物ですが、戦前の神格化された天皇家とは異なり、戦後は「象徴天皇」として位置づけられている。(この事の良否はともかく)


・従って皇室に対する接し方が変化しても、一概に悪いとは言えない。


・井上さん、Sさん始め、ここのサイトに参加されている方の考え方は、十分、尊重すべきと思いますが、個人、新聞が独自の考え方を表明するのは、基本的に自由であり、強制されるべき事ではない。


・他人の意見に対する反論(意見)をする事は大いに結構ですが、感情的にならず冷静になって、自他の論点の溝を埋めるべく、生産的な方向を模索する事が、より良い議論につながる。

>>>引用終わり

 これを読んで一時愕然としました。とてもショックでした。この方は私など足元にも及ばない高学歴の方ですが、あの日本国憲法はここまで知識人の心をむしばんでいるのかというように感じたのです。

 それはいわゆる「象徴天皇制」という概念です。

 まず「天皇制」という言葉は左巻きが作った用語です。

 ご皇室は憲法や法律で定められ、そこに根拠を持つ「制度」ではなく、私たち日本人の長年の叡智と矜持が詰まった存在であるということです。

 日本は昔から身分制度が緩やかでした。豊臣秀吉や伊藤博文、勝海舟や二宮尊徳など身分にかかわらずその人の能力が請われて高位についたり、大きな役割を与えられたりしてきました。

 そして日本人は学ぶのです、天皇陛下以外は何でもなれるという自由があることを。

 時代の風にさえうまくのれば、あの庶民派で無能で売国奴の菅直人でさえ総理大臣になれるお国柄なのです。

 これを見ても日本の身分制度がどこまで自由なんだといえるでしょう。そして鳩山由紀夫や菅直人などの絵にかいたような無能な総理大臣が一年ごとに入れ代わり立ち代わりなっても日本は何も混乱が起きませんでした。

 それは、

日本人のDNAの中にご皇室が安泰であれば、天皇陛下がおわすからという安心感があったからだと

外国人から質問されたら答えていました。

それほど大きな存在である天皇陛下に対して、あのような不敬な表現が「親しみ」という感情で理解されることが理解できませんでした。

 でも、「象徴天皇制」という左翼用語が効いてきていることに気が付いたのです。

 本来国家元首であるべき天皇陛下が、訳の分からない「象徴」とされたことが、日本国制定60年以上たって人々の心に薄汚れた穢れをまとわせたのだと思います。

 日本国憲法制定当時、天皇陛下が日本国の象徴とされても、だれもがおかしいと思いませんでした。なぜなら

天皇陛下は日本国を代表する存在として

人々の心の中心におられたからです

 でも、今の日本人の心の中には、元首としての天皇陛下というよりも、何かわからんけどもやんごとない方というイメージの方が強くなってきているのでしょう。

 だから、新聞や公式な場所ではきちんと「天皇皇后両陛下」と書かねばならないのです。

 私もJR九州の石原会長(現相談役)やお仏壇のはせがわの長谷川会長(現相談役)と一緒に遊んでいる時は、石原さん、長谷川さんと呼んだりもしていますが、正式な場所では必ず役職でお呼びするようにしています。

 つまり、公と個の使い分けをしているのです

 沖縄タイムスがご皇室と親しく気安く天皇皇后両陛下とお話できる存在であれば、プライベートではご夫妻と言ってもありと思います。

 しかし、新聞紙上という公の場でそういう私的な部分を持ち込んで見出しに「天皇ご夫妻」と書くのは常識を逸しているどころか、はっきりと不敬です。

 その区別をきちんとつけないでうやむやにすることは民度の高い日本人をさらに貶める行為となります。

 よく京都の方が親しみを込めて「天皇はん」と呼ばれているのを聞いたことがあります。でも、そういう方々も公式の場では「天皇陛下」ときちんと使い分けておられます。

 こういう

公私をきちんと使い分ける文化が日本にはあり、

私たち大人が子供たちにきちんと伝えていかねばならないものです。

 それを話し合いでずるずるにしようなんて言うのは、分別のある大人がする行為ではありません。

 大会社の社員が飲み屋で社長の悪口を言っている時に、「あのタヌキおやじが」ということはありますが、絶対と言っていいほど、正式な場所ではきちんと「社長」と呼ぶでしょう。

 新聞の見出しはその社の品格を表します。つまり沖縄タイムスは品格のない新聞だということを内外に示したということであり、それを購読し続ける人の品位が疑われるのです。

これを表現の自由だという連中もいますが

自由もやっていいことと悪いことがあることぐらいわかるでしょう。

 米軍基地のゲート付近でアメリカ兵やその家族に向かって大声で罵声を浴びせかけるのはヘイトスピーチではなく、新大久保で合法的なデモをするのはヘイトスピーチとなるところに言論の自由が存在しますか?

 自分の国の総理大臣に向かって、体調を揶揄する言葉は暴言ではなく、不倫疑惑のある都議に投げかける言葉は暴言となるところの区別はどこにあるのでしょう?

 同盟国のアメリカの艦船が入港するときには「ヤンキーゴーホーム」と横断幕を掲げ、日本にあだなすCHINAの艦船には「熱烈歓迎」と掲げることの可笑しさを感じませんか?

私たちには表現の自由や言論の自由がありますが

その前に人間として、日本人としての品格が求められるのではないでしょうか

 その点で、沖縄タイムスとそれを擁護する人たち、さらに考えが違うだけですべて切り捨てる人たちは品位がないと言ってもいいのではないでしょうか。

 最低限の礼儀やマナーを守って、相手のことを想いやって発言することが日本人の美徳とされているはずです。私はそういう日本人を目指しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

転載は以上です

井上氏は良く勉強されていますね、また反対意見に対してもキチンとご自身の意見や考えをもって反論されています


この点を大きく評価させて頂くわけなのです


公私をきちんと使い分ける文化が日本にはあることや


日本人のDNAの中にご皇室が安泰であれば、天皇陛下がおわすからという安心感があったからだと


日本が他国とまったく違う二重構造で国がまとまっており、少々内閣が下手な事をしていても、皇室が安泰ならば大きく乱れる事が無いという、世界から見れば想像もできない有り難い国体の中で日本国民は安定・安全な生活が送れている事を話されています


しかも世界中でどこの国でもできる国体なのかと言えばそうではないわけです、そこに気がつかないといけないわけです。


空気は5分もないと困る様な大事なものであるわけですがその空気に感謝したり、その存在を意識したりしている人が何人いるでしょうか

それと私どもが普段の生活の中で、常にあってその重要な存在を感謝しないものに、空気があります。


国というのも、そんな存在かもしれませんが、日本人なら日本の国の成り立ちを知り、その存在の有り難さを確認し意識し、感謝する事も世界平和に貢献する良い国を作り維持するためには必要な事ではないかと申し上げたいわけなのです。


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