靖国参拝のケビン・メア発言に見る今は亡きたかじんのそこまで言って委員会の功績 | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

ID:yqy414

米側にも靖国参拝への理解 ワシントン・古森義久

(記事↑をご覧ください)



ワシントン・古森義久氏が見えざる報道の部分を今回も日本に伝えてくださっています
昨年暮れの安倍首相の靖国参拝でオバマ民主党政権が「失望」声明を出して、中国の脅威にさらされ、より強固な日米同盟関係が必要な時に、アメリカの中国寄りと思われるアメリカの対日姿勢の存在に日本からアメリカの真意に疑問を感じさせられた方も多いわけです

そんなオバマ政権からの出身であるケビン・メア氏の

メア氏は米側の参拝非難者に、「首相が参拝の意図について述べた非日本人をも含む戦死者への心からの追悼、平和や不戦の誓い、過去の戦争への反省、戦犯への敬意の否定などをすべて無視するのは

首相を極右の軍国主義者だとする自分たちの勝手な断定にとって都合が悪いからだ」

と指摘する。

そのうえで、

米側はオバマ政権も含めて日本の首相の靖国参拝を

黙認すべきだと説くのだった」という発言

を古森義久氏が特筆されている点に注目するわけです


ケビン・メア氏は沖縄におられた時に「沖縄ゆすり」発言で事実上更迭された方ですが奥さんは日本人で親日家に類すると言われています、


しかしそのメア氏も読売放送の「たがじんのそこまで言って委員会」では当初率直な発言に対し非難されたりしていたわけです


以下にたがじんのそこまで言って委員会での書き起こしの記事がありますので転載させていただきます


そこまで委員会、ケビン・メア発言に見る戦勝国史観http://blogs.yahoo.co.jp/meiniacc/45579106.html


筆者は思うのですが、米国人・ケビン・メア氏が慰安婦(売春婦)発言しているのですが、主張にはやはりアメリカ人と日本人の認識の違いもあるのですが、やはりどこかしら米国の手前勝手を感じるのは筆者だけでしょうか?。

動画の一部ですが、以下に書き起こします。

加藤清隆氏
「メアさん、私は長崎の原爆被爆者の2世ですが、え・・広島・長崎それで約30万人の無辜の民が虐殺され、その前、3月10日東京大空襲では10万人、その事についてアメリカ政府は一度も謝った事ないですよね?」


ケビン・メア氏
「謝らないよ」


加藤清隆氏
「謝らないでしょ・・だって、虐殺したんですよ。」


ケビン・メア氏
「虐殺じゃなくて戦争・・・戦争中で日本軍が・・・」


加藤清隆氏
「アメリカ・・アメリカ政府は・・・」


竹田恒泰氏
「国際法違反ですよね。」


ケビン・メア氏
「戦争中で、そのあの日本軍が反発すると思うでしょう?」


津川雅彦氏
「当時のアメリカとしてはね、戦争を早く終わらせるために必要悪としてやったんだよ」


加藤清隆氏
「と、いう説明をしているだけです。」


中略・・・・・

宮崎哲也氏
「最後伺いたいんですけど
あの歴史を乗り越えろ、日韓に仰ってますよね?
でもね、例えば、先ほど加藤さんが、原爆の話をされたでしょう?
で、原爆の話に対して謝罪する気はあるのかと言った時、ケビンさんはもう事もなげに即答され・・そんなことはありませんと
これはね、私は歴史の壁だと思うんですよ、なぜかと言えば、アメリカにおいてはオリバーストーンのような例外は除いて、アメリカの中では、あの原爆投下というのは米兵の命を救うために必要であったという事が公式の歴史的認識でしょう・・・

(ケビン・メア氏「そうでしょう、それはトールマン大統領がそう言っている・・」)

加藤清隆氏「客観的事実は違いますよ」)
日本においてはそれは全く認めていません・・歴史認識おいて。
これ・・どうやって乗り越える?」

ケビン・メア氏
「だからその私は確かにときはそういうあの被爆者とよく会って・・毎年きますよその・・正式のアメリカ政府の謝罪を求めてます
私はあの・・答えたことは、その第二次大戦自体はすごく悲劇的な事でした、でも、日本とアメリカがそれに乗り越えて緊密な同盟国、パートナーになって
それからその歴史を、議論することが、自体あまり意味がない。
これからどうやって、また同じような事が起こらないように努力して協力する、できるかという事に集中する。」


宮崎哲也氏
「それはね・・100%合意します。
100%合意しますが、それは何故日米間で歴史認識が違うのに、原爆の投下に対して歴史認識が違うのにそれを棚上げにするような・・そういう事が、そういう知恵が何故働いていいるんでしょうか?
日韓にそれは可能でしょうか?」

ケビン・メア氏
「可能だと思いますけど、でも日本の方も、韓国の方も頑張る必要があると思いますよ。
韓国の方も過剰的に歴史問題を利用しているとよく認識してます。」


辛坊治郎氏
「加藤さんさっきあのボソッと客観的事実はないとおっしゃった」


加藤清隆氏
「少なくとも、原爆投下、2発しかもですね、広島にはウラン型・・長崎にはプルトニュウム型ってわざわざ種類まで変えて落とした!
あなた達は人体実験しただけだよ!
しかもあんなもん落とさなくても日本は既に力を無くしてた、あの時点で」


ケビン・メア氏
「でも降伏してなかった」


加藤清隆氏
「ポツダム宣言受諾してたじゃないもう・・」


竹田恒泰氏
「だからと言ってやっていい事とやっちゃいけない事があるんですよ。
原爆を落とすのはダメでしょう!
アメリカは違法な事をやって戦争を終わらせた。」


津川雅彦氏
「だって、南京虐殺を、でっち上げたじゃないですか東京裁判で・・同じことですよ。」


宮崎哲也氏
「これはね、ケビンさんに・・ケビンさんに申し上げるんじゃないけれども
アメリカのね、マイケルウォルツアーという、あの戦争倫理学の最高権威でこの人の本はウエストポイントとか、そういうところでも教科書になっています。
で、この人の「正義の戦争・不正な戦争」という本の中に「アメリカの原爆投下、2重の意味で犯罪だった」いうふうに明確に書かれている事だけは言っておきたい。」


書き起こし終わり。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
転載は以上です
この様に原爆投下に対しては明確に
ケビン・メア氏は「謝らないよ」
と言われています

親日的と言われている方でも、こんなものかと思われると思います


しかし、そのメア氏を「たがじんのそこまで言って委員会」は根気よく何度も出演させて、レギュラーの論客と論議させています、


私はこの姿勢に大きな評価を申し上げたいわけなのです


基本的に西洋人と日本人では歴史感が全く違うわけですがその大きな基本的違いを意識していないという大きな間違いをそのままに論議を繰り返す愚に気が付くべきではないでしょうか、


例えば世界の歴史において日本は千年以上の歴史を見ても西洋では其の千年以上の間、ずっと何らかの国際的な戦争や紛争・略奪をし続けているわけですのに、日本はそれに比べて、国際間の戦争というのモノをほとんど経験していないわけです。


西洋世界では千年以上もの間に国と国とが戦争をし謀略を繰り広げ・ウソにウソを重ねて相手国を貶めたりしてきた中から、国際的な法律や民主主義などが生まれて来ているわけです。


しかしその様な事を理解できるような歴史が日本あったでしょうか、この基本的なベースの違いを考えないで両者の価値をすり合わせる事は出来るのでしょうか


相手が分からんやつだ、とお互いに言い合いをしているところがあるわけで、そこには日本人の当たり前と西洋人の当たり前ががぶつかっている姿でもあると言えないでしょうか


あたかも、四足の動物たちが同じ体である事から、牛や馬やライオンやトラがみな同じという事で食糧計画を考える様なもので、牛や馬が常に草が絶えない様にしたらみんな飢えない、と思ってその様にしたら、ライオンやトラにとっては牛や馬という餌が常に確保できるという結果を招いている様な物で


長い歴史によって培われてきた日本人の当たり前や西洋や中国の当たり前の違いを考えないで、人間みな同じという単純な正義感だけで事を進める事は現実的ではないのであるという事の様です


親日と言われるアメリカ人でも中々持てない日本の理解ですが、それでもそこから何度も何度もお互いの意見や発言を戦わす場を設ける必要がある事を、たかじんさんの番組は教えているのではないかと思うわけです


たかじんさんの発想は破天荒と思われるかもしれませんが、その発想や番組作りの中に現在に必要な行為がある事をメア氏の変化を通じて教えて頂いているのではないかと申し上げたいわけなのです。


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