まつんちょのブログ -59ページ目

受験によるストレス!?について

息子については、存在が近すぎてよくわからないこともあるのですが、

塾の生徒さんで、明らかに問題行動と思える方がいらっしゃいます。

 

簡単に書くと、「授業の邪魔をする」ということなのですが、先生の解説にチャチャをいれる、というのであればカワイイものなのですが、私語や徘徊したりして、とにかく勉強の邪魔をすると。

 

学校の説明会でお会いしたこともあるのですが、最初から最後まで寝ていました。

 

?????

 

自身の受験する(かもしれない)学校なのに意味がわからん。。。

 

反抗期かな・・・と思ったのがとても記憶に残ってます。

 

そして子供を車で送迎していた時に息子が

 

「タイミング悪!!」と言って車から降りようとしないことがありました。

 

そうすると前の車からその女の子が降りてきて塾に向かっていきました。

ベンツのSUVだったので、

 

「お金持ちの子なんだね~」と私が言うと、

 

「あいつの親、医者。それでいちいちマウントを取ってきて超ウザい。」

 

ふーん、だからあの学校の説明会に来てたのか。なるほど。

 

たぶん、彼女はそこの学校に行きたくない、また、たぶん将来医者になれ!というように言われているとかで、自身の将来の自由さがなく、それが不満になって講義の邪魔をするという行動に出てきているんだなぁと。

 

そのことを妻に話すと、

 

「そんなこと知ったこっちゃない。こっちは高いお金を払って勉強しているのに邪魔されたらたまったもんじゃない」

 

確かにそう。

 

塾に電話をするかどうか(クレームを入れるか)迷いましたが、受験でのストレスと思われる行動なので、塾側も対応しにくいだろうし、さすがに受験が目の前に来たらなくなるんじゃない?ってことで何もしませんでした。

 

夏ごろから早く収まってくれねーかと思っていましたが、全然変わらず。

面談の際に、いよいよ申し入れ(遅いけど)をしようと思ってました。

 

ところが息子が一昨日帰ってきたときに開口一番、

 

「今日Kが滅茶苦茶怒られたんだけど、ウチだけじゃなくて、結構みんなもクレームを入れてたことを知ってびっくりしたよ!」

と。

 

ん?まだうちは入れてないぞ。なので

 

「・・・ウチ、まだクレーム入れてないよ。」

 

と答えました。

 

息子が、

 

「なんで入れてくれないの?そのせいで俺の成績が下がってんじゃん!」

 

なーるほど、そのせいにしたかったのね。自分の努力不足を棚にあげて。

 

「成績が下がっているのは君の努力不足。うるさくて勉強できないなら、フードコートやファミレスで勉強している人はなんなのよ。君のは単なる言い訳。

そして、クレームを入れていない理由だが・・・お父さんは彼女の行動から意図を感じるんだよ。塾をやめさせられるほうに持っていこうとしているような意図が」

 

妻は「そんなことを小学生6年生で考えつかないわよ」と言ってましたが、息子は薄々感じていたのか

 

「なーるほどね。でも子供が困っていると言っているのに、行動してくれなかった理由にはならないよ。」

 

冷静だね。そう感じるのも無理はない。そこで次の説明をしました。

 

「被害を受けているからやり返したいだろ?だけどクレームを入れるということは、やめさせられたいと願っているって人にとっては、それが望みなんだよ。そんな人の一番嫌がる方法は何か。思い通りにならないことだろ?クレームを入れてやめることになったら彼女の思い通り。そんなことはさせない。だから気にしないことで対抗するってことでクレームを入れなかったんだよ。」

 

息子から「さすが!性格が悪いお父さんだけに、一番嫌がるやり方が思いついたんだね。確かにそうなったら嫌だわ。感心したよ」と。

 

息子よ、一言多い!

 

それにしてもこれで収まってくれるといいのだけど、たぶん無理ですな。

基本的に受験を戦っている子供達に対し頑張ってほしいけど、

できれば同じ学校は受かんないでほしいなと思いました。

 

 

鶏口牛後に対する反論

それにしても、いろいろ自身で溜め込んでいたな~と。

毎日投稿することでストレス解消してます。

あと頭の整理も含めて。。。

 

昨日偏差値帯の高い学校とそうでない学校の対比がウチの家ででてきたので、ちょっと表題のことを記載します。

 

鶏口牛後とは、中国の歴史書「史記」にある「寧為鶏口無為牛後」という記述に由来する故事成語。蘇秦(そしん)という名の策士が、中国戦国時代の秦の周辺国を「鶏口牛後」の喩えで説得し、大国の秦に合併されるよりも小国のままで同盟関係を結ぶことを持ちかけたことから。

また似たような言葉で「「鯛の尾より鰯の頭」が挙げられます。鯛は重宝される魚の代表格であるが、その尾であるよりは、鰯のような商品価値の低い大衆魚の頭のほうがましである、という趣旨のことわざ。

 

受験をするにあたり、「牛」「鯛」に対するのが高偏差値帯の学校。

逆は「鶏」「鰯」は、そうではない学校。

 

無理して高偏差値の学校に行って、ついていけなくなって挫折するよりも、身の丈にあった学校に行ったほうが将来を考えるとよい。

 

もっともらしいですね。上記の故事成語、諺の解釈もそう。

 

自身の経験からすると、これは「無い!」と言い切れます。

 

だいたい進学すると新規で学問を習うのです。

そこでついていける、ついていけないというのは事前にわからない。

数学が得意で理系に進んだ自分が、最後の最後でコケたんですから。←時間があったら学習できた!と思っているのでその時間をつくるために中学受験をさせているというのもあります。

 

挫折していった人をみると経済的事情であるとか、あと、今までは学校でトップだったのに、入学してみると成績は下のほう。いくら勉強しても追いつかず、心が折れてしまったケース。

高偏差値帯の学校だといわゆる、「地頭が良い!」って人がゴロゴロいるんでしょう。

でもそんな化け物にはなれないだろうけど、もう一つの化け物には努力次第でなれると思います。

 

「ずっと努力し続ける人間」

 

これだけでも十分に化け物です。

自分は単にそれができなかった。なかなか難しいです。

でも、「鶏」や「鰯」になったほうがたちが悪い。

 

中学受験を回避した自分がどうなったかということを書きますが、

 

公立中学に進んだ私は、秋ごろまで何にも勉強しなくても無双します。

当たり前です。

いわゆる頭の良い子は私立中学に進学したりしてゴソっと抜けていますし、

 

中学受験の勉強をしている=中学の範囲の勉強も自然とやってしまっている

 

のですから、たいして勉強をしなくても平気、というかやれてしまいます。

それが無双した理由。

 

そうすると気が緩みます。

こんな程度でいいんだ~なんて思い始めます。

それで時間だけが過ぎていき、

成績は、中学3年生の時点で200人中10番前後。←正直、2桁になった記憶はないのだけど進学の偏差値から換算するとこのくらいだろうと。

 

うちの中学から1人も元々行きたかった学校には合格していません。

つまり1番でも無理だった。

というかこの時点で順位ではなく、偏差値だけが合格の指標。

 

学校で成績が1番‼

なのに、更に頑張れますか?って話ですよ。

 

人間、誘惑には弱いんです。

楽な方に流されがちになります。

 

ということで、「鶏」「鰯」はダメということを体感してます。

 

逆に「牛」「鯛」は経験しているか?というと、それは自信を持って言えるかというと、そこまではない。

なので知り合いの話を参考にしてます。

 

中学受験、補欠合格で入学してます。

しかも本人曰く「まぐれ」で。←謙遜だとも思うけどね。

 

6年経過後、成績がどんどん伸びて、旧帝大の難関学部に現役で合格。

本人の努力は相当したんだろうと思います。

 

他に学校との相性や友達に恵まれたかもしれません。←私も結局先生や友達に恵まれただけという実感もあり。

 

このケースは、レアなケースなのかもしれません。

ただ、「鶏」「鰯」よりかは害が少ないと思います、「牛」や「鯛」のほうの選択は。

 

そういうことで、息子の中学受験では彼自身よりも上の偏差値帯も受験させます。

「まぐれ」を引き寄せるための準備もしながら。

成績が(思ったように)上がらないので、今は神頼み的になってきてますけどね。

受験校の印象に対する加点法と減点法

昨日、最後の学校訪問を終えたのですが、その際の妻の言葉で思ったことがあるので記載します。

 

「ここの学校に来る途中の乗換駅のことなんだけど、どうしてTの学校の男の子はだらしないんだろうね。前々から思ってたけど、なんかキライ。」

「ここの学校の子たちはみんなちゃんとしている。」

 

元々私はどっちの学校にも思い入れがない(行かせたい‼とかはなく、縁があったほうに行けば~くらい)ので、あんまり気にしてはいなかったのですが、結構思い入れにより、印象が左右されているなぁという感想を持ちました。

 

Tは近いということもあり、しかも偏差値帯が高い。

なので好印象から入っています。

そのため駅などでの生徒さんがいらっしゃるのですが、意識をしているので、よく観察というか印象に残りやすい。そうすると、最初は高い得点からはいっているので、ちょっとしたことで減点していってしまいます。

対して昨日のNは、まったく意識していなかった(距離が遠い=除外)となっていたことから、最初は低い得点からはいっているので、ちょっとしたことで加点されていってしまいます。遠いからあんまり近所で生徒さんを見かけないしね。

 

恋愛と同じですね。

自分が「好き‼」ってところから入り、付き合い始めるとダメな部分がどんどんでてきて、結局嫌になってしまう。

逆に相手から「好き」と言われて付き合うと、「こんないいところがあったんだ‼」となり加点されていき、どんどん好きになっていく。

 

これと同じ。

 

受験に当てはめると、結構間口を広げて複数受験するのであらかじめ調べて知った上で学校訪問するとか、ニュートラルにみるぞ!と意識しておくとか必要があるんだなと感じました。

 

なかなか難しいんだけどね、結局説明会にでると、いくら事前調査をしていても、めちゃめちゃ良い印象になってしまう。

というか、私立学校は公立より費用が掛かっているのだから、どこもその分特徴をだしたりするし、そもそもが良い学校が多い(ばかりと書くと書きすぎのような気が・・・)と思います。

 

結局は「縁」なんだろうな。