動機は不純だけど・・・
「お父さん、ヤバいんだけど」
昨日ちょっと離れた飲食店に向かう車の中での彼の発言。
お父さんとしてはヤバいことだらけで、君のヤバいことが何かがまったく見当がつかないんだけど。
「最終の試験のパターンつくったじゃん?よくよく考えたら、Kの奴と受験パターンが被るんだよね。絶対に一緒の学校には行きたくないんだけど」
塾の校舎が同じで、成績別クラス編成で同じクラスで、
しかも地元千葉の大半が共学校なんだから、被って当然でしょうよ。
「それでさー、よくよく考えたんだけど、あれだけ塾の講義中に寝ているということは、家でめっちゃ勉強していると思うんだよね。そうじゃないと同じクラスじゃないはずなんだよ。」
どうして、家で勉強していないと思った?受験生なのに。
「あいつ、お父さんと一緒で性格悪いじゃん?だから塾で寝ているのは、みんなを油断させるためだと思うんだよねー」
確かに、サッカーや高校野球の解説で120%の力を出すんだ~とかはありえない。相手の良いところを消して~とか、自分のペースに引きずり込んで~とか、相手の本来の力をださせなかったら、実力で劣っていても勝機はある!といったことはある。
だけど、これはさすがに妄想が過ぎるだろ~。それにその子のことよく知らないし。
「なんでそのことに今まで気が付かなかったんだろう。俺ってやっぱりバカなんだよ~。」
妄想なのにそうなるか!?
「あいつだけ合格して俺だけ落ちるとか、入学したらあいつがいるとか、そういうのは絶対に避けたいんだよ~」
えーーーーっ、それ。
学校に入りたいとかじゃなく!?
子供だ~、やっぱ、子供だ~。
「だからさ、明日の試験会場の学校、頑張るね!絶対に奴は入学できないから!」
た、確かに男子校には女の子は入学できないわな~。
千葉の学校を受かって、男子校を受験するモチベーションを維持できるか?というところが心配であったのだけど、動機が不純ではあるものの、これはこれでヨシとするかな。
最終志望校調査書
先日1校受験校を増やした関係で少し見直す必要がありました。
子供に再度通学距離を加味した上での志望順位を聞きました。
ただ、行きたいと思う気持ちと通学距離を比べた時に、
行きたいと思う気持ち>通学距離
を優先させるとしました。
少し順番が入れ替わりました。
今回、追加した学校が一番遠く、その学校の通学距離を基準としたために、遠いと思って志望度を下げていた学校がここと比べるとそうでもないということで再度上に上がってきました。
千葉には男子校がありません。そのため必然的に共学校から選択することになります。
このジェンダーレスの時代に男子校・・・というと時代遅れにも思うのですが、学校見学をやる前と後では男子校に対するイメージが完全に変わりました。
個々はおそらく違うのでしょうけど、同学年で集まったとき
共学校のほうがまじめで大人っぽいところがある。
男子校はなんとなくワチャワチャしていて、子供っぽいところがある。←良い意味で
自身の息子の小学校のイベントなどでの姿をみると、やはり、男子校に通っている姿なんだなぁと思います。
そのため地域的な学校選びは、
千葉<東京
となっています。
また千葉終了後に東京の学校の対策をする時間がある。
追い込める時間がある。
そういった要素もあり、上記のような学校選びになっています。
受験のパターンは結構前に決めていました。
GW頃にはもう大体固まっていました。
ただ、そんな中で元々のパターンにはモヤモヤを感じていたところがあります。
それは、学校見学をした際に、
「この学校、息子の通っている姿が見える・・・」
と同時に夫婦でに思っていた学校を、受験校から外さざるをえなかったことでした。
素晴らしい学校はいくつもありましたが、在校生の姿を見て、同じタイミングで息子が通っている姿を想像した、できたのはこの学校だけでした。
受験パターンに入れようとして、いろいろと考えたのですが、どうしてもはまりませんでした。
致し方なし。
ですが、今回千葉で1校増やしたおかげで、この学校にチャレンジできるパターンが作れました。
そして、最後に追加した学校。最初からパターンに組み込んでいたら、きっと今の受験パターンにはならず、少しモヤモヤを残した形で入試に突入していたと思います。
それらをすべて解消し、その上でも志望校として残っている。
再検討の経緯が経緯だけに、当て馬的な感じになっているのですが、とても強い縁を感じます。
何が正しいかはわからないし、面談でまた指導を頂くことになると思いますが、自分たちとしては今のベストのパターンが作り出せた気がします。
千葉の結果により、どのパターンになるかはわかりません。
いずれのパターンでも全力で、そしてその中から合格を勝ち取ろうと息子とともに思っております。
このブログを書いていて再検討ができて、本当に良かったと思いました。