午前中は北鎌倉の3箇寺の紫陽花に魅了された続編。午後の部になります。
水無月の古都散策 | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)
北鎌倉駅からの散策も終え、鎌倉市街へ。
先ずは鎌倉土産の定番「鳩サブレー」で名高い、豊島屋さんの本店へ。
今回の旅の企画者は、ご家族から「鳩サブレー買ってきて」と頼まれ、パパのおつかい。
私も豊島屋さんで買いたいものがあったので立ち寄ります。
(購入品は最後に報告をします)
時刻は正午間近。
江ノ島へ出向いて海鮮丼かな?とも思案をしましたが、移動時間・混雑・価格の三拍子を考え鎌倉駅界隈で昼食とすることに。
豊島屋さん近隣の飲食店で「生しらす入荷しました」と掲げらてていましたので入店。
生しらすは鮮度命で午後には粘り気と苦みが出てしまう代物。
当日のしらすの水揚げは僅かだったことで、生と釜揚げの2色丼。生中ビールを嗜んで2千円弱。
メインの小町通からは少し外れた飲食店。観光地価格では無く納得のできる価格・味わいのランチとなりました。
ごちそうさまでした。
鎌倉駅から江ノ電に乗車。
しかし、停車中の電車は4両編成で満員に近い状態。
座りたいので、後続の中間車両あたりの乗車口で待つことに。
暫くすると…
「次の電車は車両トラブルの為~本日は2両編成での運行です。乗車位置は黄色の~」とのアナウンス。
かなりの混雑が予想されましたが、並んでいたのは黄色の乗車枠の先頭。運転席後ろの座席に着席です。
山手線の通勤ラッシュ以上の大混雑。
電車は車両基地のある極楽寺駅にかなりの減速をして到着。
正面には混雑を解消すべくの救世主。増結車両が待機中です。
運転士さんは中腰で前方確認をしつつ増結完了。混雑をした車内。
車掌さんは「前に2両連結をしました。空いてますので、併せてご乗車を」と快適な空間への移動を促しますが
インバウンド需要もあるのか、多くの海外からの観光の皆様は理解できていない様子。
この先も、増結車両は天国。従来の車両は地獄。三途の川の境目の様な光景で進みます。
大混雑の車内から解放され江ノ島駅に到着。
駅前の柵に作られたスズメたちに癒されます。
江ノ島へと渡る橋。
平日の昼下がりではありますが、多くの人々が行き交います。
ここでも、日本人よりインバウンド需要が高いのか異国語が飛び交います。
(バブル期のワイキキビーチかな!?)
先ずは江ノ島散策を前に燃料補給。
地ビールという名のガソリンです。
ガソリン満タンという千鳥足になる前に江島神社様にご挨拶。
天照大神(あまてらすおおみかみ)様と須佐之男命(すさのおのみこと)様ゆかりのお社
恋愛・金運のご利益として知られています。
この数十年では恋人の聖地として、島内に南京錠を掛けて恋愛成就を祈願するカップルも多いそうですね?
余談ですが、神奈川出身の私にとっては「江ノ島へデートに行くと別れる」という都市伝説が強いです(体験談⁉)
まぁ、それだけ多くの観光客が訪れているという結果なのでしょうね?
江ノ島の高台の木陰の合間からは湘南らしい光景の眺望。
この季節は砂浜の眺望ですが、夏の盛りには海水浴客が砂粒の様に埋め尽くされるのでしょうね?
山頂からは来た道を折り返す方も多い様ですが、岩屋洞窟方面へ下ります。
メインの参道の土産店街には無い、ちょっとレトロな落ち着いた佇まい。
江ノ島で一番好きな光景かもしれません。
本土側は砂浜のイメージですが、江ノ島の裏手は岩場。
江ノ島へ渡り、山を越えた人だけしか見ることの出来ない光景です。
大平洋からの波を岩場である江ノ島が防波堤の様に守り。
守り切れなかった砂が堆積をして今の湘南海岸を形成したのかな?と感じ取れます。
北海道の函館山と湯の川温泉周辺も似た様な地形なのかな?
岩場に口を開ける「岩屋洞窟」へ。
洞内は灯りはあるものの、入洞時にロウソクが渡され探検気分に☆
もし、探検隊長が川口 浩さんであれば盛り上げてくれたのかな?
洞内には枝分かれをする小さな穴が。
この先は富士山麓まで続いているというらしい…
誰か調査に行かないのかな?
この先は何らかの未確認生物との遭遇の可能性もある。
危険だ!!
川口隊長の意思を尊重をして
この先は、未知な神秘な世界を継承しましょう…
※探検隊ネタを使うのは2回目。ネタの使い回しスミマセン…
未知の地底空間から帰ると岩場を額縁として灯りと太平洋が映り込みます。
未確認生物に襲われることも無く帰還。めでたしめでたし。
だがしかし…
島の裏手の岩場まで降りてきてしまったので、再び一山を超えなくては本土に戻れない。
しんどさはありますが、沿道に咲く可愛らしい花々に心癒され…
岩場を登った茶店で一服。
湘南ゴールドという柑橘系のサワーで涼を得ます。
身も口もサッパリとしたことで帰路に就こうかな??
そのまま帰路に向けて、東京・新橋周辺で晩餐かな?と思いましたが、東京都内からの帰路であれば帰宅ラッシュで座れない。
なので、横浜駅で途中下車。居酒屋さんで軽く一杯…
町中華の老舗で、もう1杯とハシゴをして夜も更けて旅の締めとなりました。
横浜から乗車をした電車は「高崎」行。お互いに明日の事を考えると寝過ごし厳禁な電車ですが無事に帰路に就きました。
冬の青森に続き、今回もオッサン2人旅。
むさ苦しい中年コンビであり、梅雨の季節になってきましたが、
鎌倉の紫陽花に魅了され。湘南の食にも癒される爽やかな一日となりました。
そうそう。鳩サブレーの豊島屋さんで購入をした商品はコチラ↓
鎌倉名所まんじゅう
豊島屋さんの本店のみで数量限定で販売をされる お饅頭です。
見た目のとおり、一般的な「人形焼き」ですが…
少し硬めに焼き上げたカステラ生地にとろける漉し餡。疲れも吹き飛ぶ逸品なんですよね!?
賞味期限も購入翌日までということでお土産としては適さないのかもしれませんが、自分への隠れた鎌倉土産のひとつです。
鎌倉の前編と江ノ島の後編と2回に渡り旅日記の閲覧をいただきありがとうございました。
今夏も酷暑となりそうですが、旅に出られる際には日除けと脱水症対策をしてお出掛けください。
そして、過度のアルコール摂取は控えましょう。アルコールは水分補給にはなりません!!
~余談~
先日のブログにて自己の足の痛みについて記しました。
週も後半となり、日常生活に負担の無い程度まで復活してきました。
ご心配をお掛け致しました。
久々に公園へ。ウォーキングは控えましたが、駐車場の地域猫たちと再会。
陽ざしも強い日中。黒猫さんはベンチを屋根に涼んでいます。
左足を負傷していたと気遣ってくれたのか、右足のみにスリスリ。
いや。左足に湿布臭が残っていたのかな??
猫目線に合わせてしゃがむと まだ、痛みを若干感じる左足。
私はベンチに座り。黒猫さんは、その前で池を眺めて共に寛ぎます。
何もしないこと。健康で過ごせる幸せを感じた、いつもの公園の週末でした。