6月も最終週に…
本来であれば、梅雨も盛りとなり、しっとりと潤った季節の花々に涼を感じたいのですが…
蒸し暑い!!
本州の多くの地域では、梅雨の季節は忘れ去られたのか?
夏至とほぼ同時に、遅い梅雨入りとなりました。
早々に熱帯夜を記録。
湿度もあり、不快指数も高めの目覚め。
梅雨のないとされる北海道に出掛けて爽やかな気分になりたいものです。
到着したのはJR外房線・茂原駅。
外房地域の中心都市。チーバくんの左腕のあたり。
「こりん星」の最寄り駅とされています。
「こりん星」へと続くであろう道筋は既に夏の空。
6月ではありますが、夏バテになりそう…
ここで爽やかになれそうなもので、ランチとしたいと思います。
駅から歩くこと5分。北海道に…いや。音威子府食堂さんに到着。
知らなきゃ読めない屋号ですが「おといねっぷ食堂」と読みます。
北海道音威子府村。地理的には旭川市と稚内市の丁度中間地点。
北海道で最も人口の少ない自治体(625人・2024.05現在)であり、
「蕎麦」で有名な村でありました。
「音威子府そば」は、蕎麦の実を殻ごと挽く独自の製法。
なので、黒い麺・風味豊で喉ごしも良く、幻の蕎麦とされ、遠方から音威子府村に訪れる観光客も多かったそうです。
かつては、音威子府駅構内で「音威子府そば」を提供する店舗もありましたが、店主さんが逝去され閉店。
その後、唯一の製麺業者も廃業することとなり、「もう二度と味わうことが出来ないのか」と多くの蕎麦通が惜しみました。
「音威子府食堂」の 村ご出身の店主さんと東京都内で店舗を構える「音威子府TOKYO」の店主さんが意気投合をし共同開発。
門外不出であった故郷の味わいを試行錯誤のうえ、「新!!音威子府そば」として完成させたという。
「新!!音威子府そば」が着皿。
蕎麦の香りを感じる黒く角張った蕎麦が光り輝いています。早速、いただきます。
先ずは コシと蕎麦のビターな風味を感じる。
そして ツルンと清涼感ある喉ごし。
しっかり噛みしめると 蕎麦の風味の中に感じるほのかな甘さ。
大満足な 新!!音威子府そば でした。
朝食を摂っていませんでしたので日替わりの「ミニ丼」も注文。
当日は「ジンギスカン丼」とのこと。
やや甘口の優しい味つけ。マトン肉特有な臭みも無く箸が進む美味しさです。
蕎麦とミニ丼のセットで1000円。紙幣1枚で北海道を満喫できた爽やかなランチとなりました。
とても美味しく、ごちそうさまでした。
黒い蕎麦の風味の虜になったらしく、お土産も購入。
乾麺では無く生麺とのこと。(150g×3食・700円)
確かに黒いや!!
茨城か埼玉県内のセコマさんに行ってザンギでも買ってこようかな?
ざる蕎麦・ザンギ。そして最北の地酒「國稀」で晩餐かな?
今回もブログの閲覧をいただきありがとうございました。
6月末にして、熱中・脱水症状で救急搬送される事例も多いと聞きます。
こまめな水分補給。バランスの摂れた食事で夏本番を迎えましょう!!