コロナ&ワ●情勢[46]ニコニコ配信12/18コロナ後遺症も感染拡大も原因はワ●・井上先生Q&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

私の周囲でも、私から聞くまでもなくワ禍を知る人がさすがに増えてきましたが、これを無視するテレビメディアに対してついに、視聴者が反乱?あのモーニングショーでコロナの後遺症のことばかり取り上げることに対して、なぜワの後遺症のことを全く取り上げないのかと、視聴者の方々から抗議の声が次々と出たそうです。

 実際のところ、現在のコロナの「後遺症」とされる症状は、そのかなりの部分が、要するに、ワ接種が引き起こした症状のようです。井上先生の所見に基づいて簡単に説明すると、新型コロナには昨年までの「タチの悪い風邪」であるデルタ株以前のものと、これが変異して重症化率が大きく低下した現在の「タチが悪くない喉風邪」のオミクロン株があり、血中抗体を増大させるmRNAワは、血中で悪さをするデルタ株以前のウイルスの遺伝子情報に基づいて、これと同じスパイクを体内で産生させようとするもの。

このようなワは、現在のように血中ではなく、喉の粘膜で感染してくれるオミクロン株とはそもそも関係が薄く、むしろ、体内にタチの悪い風邪だったデルタ株と同じスパイクを発生させることから、デルタ株がもたらすのと同じ症状を引き起こす方向に作用してしまっている。

新型コロナを予防するはずのワが、逆に、もう無くなったはずのタチの悪いほうの新型コロナの症状を引き起こしているという、何とも皮肉な現象だということになります。

 井上先生によると、mRNA型ワは「ワ」ではなく、「mRNA医薬」であり、制御性T細胞を活性化して免疫を抑制することが分かっているとのこと。このために、接種によって人間はウイルスや真菌に感染しやすくなり、新型コロナの感染を拡大させている。他のウイルスや真菌にも感染しやすくなり、がん細胞に対する免疫系も作用しなくなる。この免疫抑制作用は接種回数を重ねるごとに顕著になるということです。

 元来、土着のコロナウイルスが定着していた日本は欧米とは異なり、世界に冠たる感染小国であり、コロナのおかげで2020年の超過死亡数はマイナス、それも世界一マイナス幅が大きな国でした。つまり、コロナのおかげでインフルが減り、死者数が減った国でした。

それがいまや、世界に冠たる感染大国に。その原因が、3回以上の接種率が世界最高水準の67%超に達するまでに、羊の如く従順に国民がせっせとワの頻回接種にいそしんだことにある。それでもまだ、頻回接種の推進を政府は進めるのか…。グローバル利権にとって格好の実験場とされ続けてきた日本国民を、一日でも早く救わねばなりません。

参政党は村上康文・東京理科大学名誉教授が作成した下記の資料を共有し、「ワ接種いったん中止」を呼びかける活動を本格化させています。

 12月18日投票の八千代市議選で参政党公認候補が当選し、これで市会議員選9連勝となりました。参政党の地方議員二十数名がこれから一致団結して、各地方議会でワ中止の統一行動をとっていくこととしています。

 いまやコロナ・ワについて正しいことを言っている国政政党は参政党だけということで、党主催のコロナモードチェンジキャラバンでの街頭演説や講演会で啓発活動に当たってくださっている井上正康・大阪市立大学名誉教授から、今回もたくさんのコメントをいただきました。

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体46<前半>

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ニコニコ本編はこちら

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https://www.nicovideo.jp/watch/so41521519

 

①ファイザーとモデルナが別々に年齢を引き下げての接種認可がされているが、両者は違いがあるのでしょうか?ファイザーは生後6か月にまで認可が引き下げられ、モデルナがそこまで引下げられていない理由は何でしょうか?

・モデルナ3回目以降の接種 対象12歳以上に引き下げへ

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d7025bba8e878ba42d45a41b2553acc88847a07

 

A

ワクチンのmRNAはモデルナの方がファイザーよりもサイズが大きく、それを包む脂質膜の組成も異なります。これが『モデルナアーム』と呼ばれる接種部位の酷い皮膚炎の原因と思われます。mRNA量が多いことが炎症反応の強さにも影響し、その為にモデルナが日本でファイザーのビジネスに遅れを取った可能性があります。

又、日本の厚労省のワクチン部会にはファイザー社の関係者が2名以上居た為に、彼らが若年層への接種引き下げを強く主張した事が判明しています。この様な「利益相反関係がファイザー社の方が露骨だったこと」が両者の年齢差に繋がったと考えられます。

この利益相反関係の評価委員は既にファイザー社へ天下った事が判明しています(国会の柳ヶ瀬議員の質疑応答)。モデルナ社もお金を使って「その内にファイザー社に合わせて接種年齢を下げてくる」と思われます。

海外では18歳以下の若者や小児への接種はほとんど禁止されているのに、日本の厚労省は完全に米国企業に乗っ取られており、医学的歯止めのかからない異常な状態になっています。

 

②インフルエンザがこれから実際に流行するとしても、そもそも「インフルエンザワクチンはほとんど効かない」と先生から伺っています。久住医師は私もよく知っている優秀な医師ですが、よく分かっていないのでしょうか…。むしろ、最大のインフルエンザ対策はmRNA型ワクチンをこれ以上打たないことだと思いますが、いかがでしょうか。

・久住英二医師、米のインフルエンザ患者急増報道でワクチン接種に「今季は是非 子どもはマスト!」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c90971ed5e8454e7fb24c0e77aaf9d4e09f4f16

 

A

ハイ、「オミクロン時代の最良のインフルエンザ対策は、免疫力を低下させるmRNAワクチンを接種しない事」です。『前橋レポート』により「インフルエンザワクチンが無効である事実」を厚労省も認め、学校での集団接種が廃止されました。従来型インフルエンザワクチンの産生は『ワクチン生産技術の継承』が目的であることがワクチン研究者の間では常識です。

普通の臨床医である久住医師はその様な背景までは勉強されておられず、平均的医師と同様に『有効と誤解して接種を推進』されています。悪気がなくても自称専門家が不勉強だとこの様なミスリードをする事になり罪深いですね。

もっと重要なことは、『従来型のインフルエンザワクチンが知らない内に危険なmRNA型にすり替えられる可能性』です。インフルエンザのスパイクは様々な細胞膜の糖蛋白シアル酸に結合するので、赤血球を凝集させます。

かつてはこの赤血球凝集反応をインフルエンザの臨床診断に利用していました。これが体内で起きると循環障害を誘起する可能性があります。

大半の細胞がシアル酸を持っているので、それにスパイクが結合すると様々な変化が起こり、コロナワクチン以上に深刻な薬害になる可能性が考えられます。

『基本的設計ミス商品であるmRNAワクチン』を日本で使わせないために、医学会で的確に議論して慎重に対応する事が不可欠です。

 

➂遅きに失したとはいえ、視聴者から「コロナ恐怖心煽り番組」に対してようやく『ワクチン後遺症を取り上げていない事への批判』が出始めた。この『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では依然として専門家が「ワクチンがコロナ後遺症を抑制する」と述べたようですが、この点について先生のコメントをいただけますか。「コロナ後遺症」と言われているものが『感染の後遺症ではなく、ワクチン後遺症』であることをご説明いただけますか。

・『モーニングショーで“コロナ後遺症”の深刻さを取り上げるのに「ワクチン後遺症に触れないのはなぜ?」かと視聴者が猛反発!

https://article.yahoo.co.jp/detail/da967a0263bf43826b36b32100409ff255a5584d

 

A

『羽鳥慎一モーニングショー』は当初から“PCR検査やコロナ後遺症”で視聴者の恐怖心を煽ってきた番組である。

「政府が新型コロナを2類相当からインフルエンザと同等の5類に引き下げる検討をしている事」を取り上げた際に、「コロナ感染患者の10人に1人が倦怠感、思考力低下、息切れ、体の痛み、食欲低下、せき、嗅覚障害、落ちこみなどに悩まされ、特に基礎疾患もない若者が多い」と述べた。この際に松本哲哉国際医療福祉大学教授が「海外では接種すればするほど後遺症の割合が減っている」と事実と異なる発言をした事に対して、「日本では8割もワクチンを打って“後遺症”に悩まされている患者が多いのに『ワクチン後遺症に触れないのはおかしい。その後遺症は本当にコロナのせいなのか?ワクチン後遺症がコロナ後遺症にすり替えられている。』などと視聴者が猛反発して疑問の声が噴出した。

「モーニングショーは『コロナ怖い』の洗脳がすごく、テレ朝はワクチン後遺症の情報をわざと収集しないのか、それとも本当に知らないのか?」「若い人の方がワクチン後遺症の危険性も高いので、打てば良いという話ではない」「コロナ後遺症をいくら煽られても、ワクチンの薬害としか思えない」といった声が噴出して物議を醸した。

松本氏が解説の中で『ワクチンのリスク』と言い間違える場面もあり、『コロナ後遺症ではなくワクチン後遺症』との疑念が拡がっている。

番組に対して『ワクチン後遺症が見事にコロナ後遺症にすり替えられ、それで煽るモーニングショーにはうんざりする。ワクチン後遺症もスルーせずにチャントやって欲しい』と批判の声が上がった。政治記者は「政府の進める新型コロナ対策やワクチン接種の効果に疑念を抱いている国民がかなり多いようだ」と述べた。

現在では「コロナ後遺症」と言われている症状の大半が『ワクチン後遺症』であることも判明している。昨年夏の第5波デルタ株までは血栓症や血管障害も起こしうる『タチの悪い風邪コロナ』であり、それなりに後遺症もありました。しかし、昨秋以降の主流株であるオミクロンでは大半が重症化せずに後遺症も少ないことが世界的に証明されている。

一方、ワクチン接種が始まった21年以降はコンスタントに後遺症患者が続出している。実は、昨年のデルタ株までの感染の後遺症(Long COVID)の種類と頻度はオミクロン時代のワクチン接種者の後遺症と全く同じであり、いずれもスパイクによる血栓症や血管病に起因する病態が特色です。

この事から『現在激増中の後遺症の大半がワクチンによる症状である事』は明白な医学的事実です。特に、現在接種されている二価ワクチンにはオミクロンに対する感染予防効果も重症予防効果も認められず、逆に副反応が強いことが明らかにされつつあります。

 

④先生も「ワクチン接種者からの輸血は慎重にすべき」とおっしゃっていますが、現実には接種者と非接種者の血液が区別されていないとすると、ワクチン接種者の輸血を拒否することは困難と思われます。この問題をどう解決すればよいか?

・ワクチン接種者の血液拒み手術できず、乳児保護求め当局提訴 NZ

https://sp.m.jiji.com/article/show/2862945

 

A

救命手術を要する乳児に対して両親が「新型コロナワクチン接種者からの輸血を拒否している」として当局が乳児保護を求めて提訴した裁判の審理がニュージーランドの高等裁判所で始まった。生後4か月の乳児は肺動脈弁狭窄症で緊急手術を必要としているが、両親はmRNAワクチンを接種したドナーからの輸血を望まないために手術の実施が遅れている。当局側は「ワクチン接種者の血液に危険性はないとして『献血時にワクチン接種の有無を確認していないので未接種者に限定した輸血はできない』としているが、この問題で両親を支持する抗議デモも起こっている。

これに関しては「接種した母の母乳を飲んだ乳児の死亡例」が海外で複数報道されている。又、ワクチン接種者と三密状態になった後の非接種者が皮膚炎などを発症する『シェディング』と呼ばれる症状も多数報告されている。

厚労省のデータで「ワクチン粒子が異物処理の肝臓や脾臓に次いで造血組織である骨髄に高濃度に蓄積すること」が判明している。事実、「mRNAワクチン接種数ヵ月後のヒトの血中でワクチンのmRNAやスパイク蛋白が検出された」との論文も報告されており、「輸血による血栓症や血管障害の可能性」は否定できない。

これに関して有志医師の会が「輸血に伴うリスクに関する『内容証明付きの質問状』を日本赤十字社に対して送付した」が、未だに返答は得ていない。しかし、『内容証明付きの質問状』である為に「日本赤十字社はその様なリスクが起こる可能性を知ったこと」になり、「接種者の血液を輸血する事に伴う事故が生じた場合」はその責任を問われる立場になっている。

尚、手術で輸血が必要な場合は『未接種者からの輸血』や『無輸血手術法』の選択などで、未知のリスクに対応することが望ましい。『輸血に伴うリスク』などは数ヶ月もあれば動物実験で明らかにできるので、その様な安全性検査を国や日本赤十字社は早急に行い、その結果を国民に周知して安全な手術を可能にすべきである。

 

⑤ワクチン禍についての正確な情報を村上先生が発信されました。これに関して先生のコメントをお願いします。

・一体、いつまで打てばいい? “免疫学の権威”が語る「いまコロナワクチンについて分かっていること」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c02d777af50512b4cd998d13d9eac0922c2f6458

 

A

mRNAワクチンに関する井上の意見も村上教授と全く同じである。政府や厚労省は未だに追加接種を呼びかけているが、総接種回数は3億5000万回を超え、国民で2回接種者は80%、3回目も67%である(12月8日現在)。一方、ワクチンの様々なリスクが知られた海外では追加接種は激減している。WHOによると『日本の現在の感染者数は4週連続で世界最多となり、感染が拡大している唯一の先進国』である。

学術誌『サイエンス』でも『mRNAワクチンを3回接種するとオミクロンにも免疫ができず、追加接種すると集団免疫ができずにパンデミックが収束しない事』が指摘されている。“ワクチン先進国のイスラエル”では、『mRNAワクチンに感染予防効果は無い』として政府が接種を中止し、当初に主張していたワクチンパスポートも廃止した。

1) このmRNAワクチンには本質的誤りがある。現在は大半がオミクロン株であり、日本では『武漢株とオミクロン株のスパイク遺伝子を1対1で混合した2価ワクチン』が使われている。2回分が武漢型ワクチンだったので、日本では武漢型免疫を持つ人が8割を占め、後でオミクロン型を接種しても新しい抗体を作らない『抗原原罪』が起こる。この為、追加接種では武漢型スパイク抗体だけが出来てオミクロン株に対応できなくなる。

2) mRNAワクチンの最大のミスは“異種タンパクを体内で生産させること”であり、その生産細胞は“感染細胞”と見なされてキラーT細胞で免疫的に攻撃される。mRNA型ワクチンは“ワクチン”ではなく、『mRNA医薬』であり、制御性T細胞を活性化して免疫抑制することも分かっている。この為にウイルスや真菌が感染しやすくなり、がん細胞に対する免疫系も作用しなくなる。この免疫抑制作用は接種回数を重ねるごとに顕著になる。

3) ワクチン接種5回目以降ではマウスが次々に死亡する。動物実験で看過できない結果が出た際には、その医薬開発は即時中止されるのが常識であるが、国や厚労省がこの点を真剣に検討した形跡は無く、接種開始の21年2月から今年9月までの『超過死亡数』の累計は19万3905人に及ぶ。

 

⑥この記事について、どう思われますか?インフルエンザワクチンがmRNA型であることにより、コロナワクチンよりも重篤な副反応をもたらす可能性が高くなるメカニズムについて教えていただれれば幸いです。

・コロナワクチンと同じmRNA技術を用いたインフルエンザワクチンが開発される

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc786edde19074382409ba37c3a527258d5a80f6

 

A

インフルエンザはスパイクで細胞膜表面のシアル酸に結合して感染する。この為に昔は「シアル酸を有する赤血球の凝集反応」で臨床診断していた(ヘムアグルチニンテスト)。シアル酸は様々な細胞や糖蛋白に存在する為、体内でmRNAによりスパイクを作らせると赤血球凝集反応をはじめ、様々な細胞や糖タンパク質と結合して大混乱に陥る可能性がある。これは新型コロナのmRNAワクチンで産生されたスパイクが血管内皮細胞ACE2と反応して血栓や血管障害を誘起した事と類似する。この為にインフルエンザワクチンではmRNA型の安全性を極めて慎重に検討する必要がある。

 

⑦「二価ワクチンはBQ.1.1には有効」という記述は正しいでしょうか?また、これからの治療薬は抗体薬ではなく、抗ウイルス薬であるという見方についてはいかがでしょうか?

・すべての「抗体薬」が無効に:変異ウイルスBQ.1.1に対するワクチンや抗ウイルス薬への影響は?

https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20221209-00327454

 

A

「BQ.1.1に二価ワクチンは有効」とされているが、抗原原罪や速い変異速度で直ぐ無効になる。自己免疫疾患を誘発するmRNA型ワクチンは根本的設計ミスであり、今後もワクチンとして使用してはならない。将来的には抗ウイルス薬が主役になるとされているが、ウイルスの感染特性、増殖速度、発症時期との関係で使用可能な薬剤が決まる。抗ウイルス薬では細胞毒性、催奇性、遺伝子毒性など、様々なリスクも考えて使用すべきであり、最終的には自らの免疫力が砦となる。

 

⑧ゾコーバの有効性は先生も否定しておられますが、これが緊急承認されたのは利権が絡んでいるからだというこの記事の内容は正しいでしょうか?

・岩田健太郎氏も喝破「コロナ治療薬・ゾコーバ」承認に利益相反疑惑! 塩野義製薬“お抱え医師”を実名直撃

https://news.yahoo.co.jp/articles/8408159830b4932b2e95d7f6586b0e66b3ab66c4

 

A

新型コロナ感染症治療薬で国産初の塩野義製薬「ゾコーバ」が緊急承認された。重症化リスク患者の治療に外国製「パキロビッド」や「ラゲブリオ」が使用されているが、ゾコーバは軽症者に使える薬で『8日の回復期間を一日短縮する効果があるが、高血圧薬などの併用不能薬が36種類もあり、催奇性も有るので妊婦や妊娠可能な女性には禁忌』であり、『国民の命を守り、医療逼迫を改善する効果』は無く、緊急承認の必要性はない。

塩野義製薬から多額の報酬を受け取った国立がん研究センター・岩田敏部長や東京大学・四柳宏医師が本年7月の専門家会議で“有効性を熱弁して『緊急承認せよ』と主張した”が、これは利益相反であり、『有効性が推定できないと承認を見送った経緯』もある。

塩野義製薬は岩田氏に27万6864円、四柳氏に40万8549円、四柳理事長の日本感染症学会に1668万円の寄付金や共催費を払っている(医療ジャーナリスト)。政府はゾコーバ承認前に『塩野義製薬と100万人分のゾコーバ購入契約』を結んでおり、『ゾコーバが承認される前提で動きだしていた専門家会議は“出来レース”』であり、新型コロナが「未だに2類のまま」であることにもゾコーバが関係している可能性がある(神戸大学岩田教授)。

新型コロナ治療薬ラゲブリオは『5日間の治療で9万円以上』であり、今は税金なので無料であるが、『2類から5類に引き下げると有料となり、ゾコーバなども売上が激減』する。

 

⑨スペイン風邪の際に使われていたのが葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏が含まれている『柴葛解肌湯』という漢方薬であるということが、今回のコロナにも有効であることを示した論拠はあるのでしょうか?漢方薬はコロナ治療にどこまで有効でしょうか?

・「新型コロナに“漢方薬”が有効」東北大の研究グループ ヒントは「100年前のスペイン風邪」だった

https://news.yahoo.co.jp/articles/34c2ec04864b0350b1f52dd479ac708a92480ef7

 

A

東北大学の高山真教授達は「新型コロナに安価で安全性の高い漢方薬の『葛根湯』と『小柴胡湯加桔梗石膏』が有効」と発表した。コロナ感染者161人に葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏を1日3回服用すると、漢方薬使用グループの発熱が通常診療グループより早く減少し、呼吸不全のリスクも通常診療より低くなった。『100年前のスペイン風邪で使われていたのが葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏が含まれる『柴葛解肌湯』という漢方薬であり、開発費用が不要で保険適用なので経済的である。葛根湯は風邪のひき始めに、小柴胡湯加桔梗石膏はのどの痛みなどに処方される漢方であり、安価なのでオミクロン時代には『のど飴』と共にお薦めできる薬である。

 

⑩本記事について

・世界が注目する若手研究者集団を率いるウイルス学者に聞く「第8波」と新型コロナの正体

https://news.yahoo.co.jp/articles/20a9e873c93c5d84782c7b6c1d21493d6a728b3c

 

⑩-1 空気中に漂うウイルスからオミクロンは感染するので空気が乾燥するとそれだけ感染は拡大するというのは正しい見方でしょうか?

 

A

正しいですね。『ウイルスは遺伝子+脂質+タンパク質なので、低温乾燥状態の冬季には体外でも感染力が長期間維持される。これは感染力が激増してオールシーズン型に変異したオミクロン株でも同様』である。古くから『冬はストーブの蒸気で部屋を暖めて湿度を保つ事が常識』であったのはその為であり、現代でも基本である。

 

⑪-2 変異によって感染力が強まるとともに毒性も強まるということは起こるものなのでしょうか?

 

A

はい、それはあり得ます。通常、「ウイルス感染では波ごとに免疫軍事訓練で抵抗力も強化されて相対的に弱毒化する」のが一般です。しかし、昨年夏のデルタ株の様に『感染力と性質が激変すると毒性も強くなること』はあります。

毒性の強いデルタ株に対しては多くの国民が免疫力を更新させていたので比較的軽症で経過しましたが、既往歴のある方々にはカナリきつい症状が出ました。感染症は人類永遠の宿敵であり、平常心を保ちながら動的平衡で対応し続ける必要があります。

 

⑪-3 ワクチン接種が変異株の誕生を促すことがあるというのは正しい見方でしょうか?

 

A

はい、ワクチン接種者ではその免疫力を回避した変異ウイルスが誕生する可能性が高くなります。今回、ワクチン接種者の間でオミクロン亜株を感染し合いながら変位株を拡大させた可能性が考えられます。『抗生剤が耐性菌を誕生させるように、ワクチンも両刃の剣』なのです。

 

⑪-4 人間が自然の中にどんどん入り込んでいくに連れて新たなパンデミックが発生する可能性が高くなるという見方が示されているようですが、正しいでしょうか?

 

A

それは正しいですね。『大半の新興感染症は中国から始まる』との名言がありますが、これには中国人が『動く物はなんでも食べるというあっぱれな食文化』が関係しています。

インフルエンザウイルスの小進化は毎年起きているが、「スペイン風邪」や「ロシア風邪」のような大進化は数十年~百年に一度起こるか否かです。しかし、新型コロナに関しては『武漢株から始まって、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、オミクロンなど、わずか3年間に大進化的イベントが5回』も起きており、これは自然界ではあり得ない異常現象です。

「小進化」に関してはワクチン接種者や感染者の免疫系をすり抜けたウイルスが変異して免疫回避性を高めている可能性はありますが、僅か数年の短期間にこの様な大進化が起こる事は自然界では考えられません。

デルタ株やオミクロン株の出現はワクチン接種とは無関係であり、それらが何故、どの様に発生してきたかは重要な医学的及び政治的な研究課題です。

「人間と自然の境界線」が消失し、グローバル化で国境も無くなれば自然界のウイルスに人が感染して大規模なアウトブレイクを起こすリスクも高まります。この20年間でもSARS(重症急性呼吸器症候群)、新型インフルエンザ、MERS(中東呼吸器症候群)、エボラ出血熱、ジカウイルス感染症が流行し、今年はサル痘の大規模な流行が起きている。そう考えると、今後もウイルスのアウトブレイクは確実に起きます。「もうオミクロンで終わり」ということは100%なく、今後も科学的視点で観察し続けることが大切ですね。