新型コロナ&ワ〇チン情勢その10 オミクロン特集[ニコニコ⑩22年2月末]井上正康先生とのQ&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

今度はステルスオミクロン…これで重症者が増える?…と、また、日本国民は恐怖を煽る報道にさらされ、「まんぼう」も東京都などでは3月6日よりもさらに延長…?世界中から非難囂々のsakokuも一部緩和にとどまっています。

しかし、世界ではすでに、コロナ自体は「オワコン」になりつつある…スウェーデンも英国も社会的規制の全面撤廃に踏み切りました。やはり集団免疫に対する正しい理解をしているかどうかが勝敗の決め手。日本はコロナ敗戦国に…。

かつては上久保靖彦先生、その後は井上正康先生からの医学的知見を発信しながら、集団免疫に基づく感染症の正しい知識の共有を松田政策研究所チャンネルは、Youtubeでは弾圧されるため、ニコニコチャンネルで訴えてまいりました。これがもっと国民に共有され、政権が支持率を気にせずに正しい政策へとチェンジできていれば、どれだけ多くの命が救われ、経済社会的なダメージも小さくできたことか…。

もはやコロナ禍は人災の世界に入り、これから本格化するのは「ワクチン禍」です。子どもたちだけには絶対に打たせない…あちこちから上がってきた国民の声をかき消すように、3月からは日本でも子どもたちへのワクチン接種が始まります。そして、国民の多くが、自然免疫を低下させてかえって感染を拡大させる3度目以降のブースター接種を今か今かと待ち望んでいます。

ワクチン禍も人災。正しい知識の発信の重要性は高まる一方です。

これからの大課題は、今後、長期的に現れることが懸念される遺伝子型ワクチンの後遺症への対策について、医学面も含めた総合的な観点から研究を含め、被害者に的確に対応できる体制を整備すること。そして、ワクチンを打たない(打てない)方々の自由と人権を守るための対策も必要です。

後者を目的に、近く、井上先生を代表理事とする一般社団法人「ワクチンハラスメント救済センター」が設立されようとしています。

 

今回も井上正康・大阪市立大学名誉教授から多数のコメントをいただいている「オミクロン特集」、2月27日配信の番組と、その中での井上先生とのQ&Aをご紹介いたします。

最後のほうで、ステルスオミクロン「BA.2」についても井上先生からの解説が掲載されていますので、ぜひ、お読みください。

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体10~前半

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[ニコニコ本編]

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https://www.nicovideo.jp/watch/so40104101

 

医療体制の改革について、政府や自治体の病院等に対する指示権限の拡大や電子データの共有などを進めるべきだとの議論がありますが、今回のコロナ禍を踏まえて、医療体制にはどのような改革が必要とお考えでしょうか?それとも、早い段階から新型コロナに対する科学的知見を共有し、2類を5類以下に引き下げるなどの対応を行っていれば、現状の医療体制でも新型コロナに十分に対処できたのであり、特別な改革は必要ないとお考えでしょうか?

 

早い段階から新型コロナに対する科学的知見を共有し、2類を5類以下に引き下げておれば、現状の医療体制でも十分に対処できたと考えられます。しかし、非科学的な専門家集団と日本医師会の利権構造との相乗効果で政府が判断ミスをして失敗した結果、「日本型医療の様々なアキレス腱」が顕在化しました。現在のコロナ騒動が終わって正気に帰った段階で、抜本的な改革が必要と考えられます。

 

・日本経済新聞社と日本経済研究センターの医療改革研究会が出した今回の緊急提言は、①医療提供体制の再構築、②医薬イノベーションの促進、③社会保障全般の負担・給付改革の3つの柱で構成されています。

 

①の再構築では、「健康保険制度の枠内で診察・診断・投薬をする保険医療機関に対して、政府と都道府県が強制力をともなって医療人材と病床などを確保できるガバナンスの確立」を求めています。そして、過去2年間のコロナ禍で、「患者の治療に積極的に取り組む医療機関とコロナ患者を忌避する医療機関との二極化」が明らかになった。この為に、感染急拡大期に人材不足と病棟病床の逼迫をもたらし、自宅療養を余儀なくされた患者が重症化したなどの深刻な事態をもたらしたとしています。

→しかし、これは新型コロナを2類に分類して放置したことが招いた人災であり、厚労省の判断ミスが原因です。

 

②医療人材や医療資源に関してデジタル技術を駆使して各医療圏で政府と都道府県がリアルタイムで把握しうる仕組みの構築が必要であると指摘している。医療機関の状況を瞬時に可視化できれば、重症者を受け入れる余裕がある病院に患者を遅滞なく搬送できる可能性が大きく高まる。提言はこうした「ヘルスケア・トランスフォーメーション」の必要性を強調している。

→この様なIT化は緊急の課題である。日本では9割以上の医師が開業医なので、先ずは公立病院などで集中的に体制を改正する必要がある。

「医療提供体制についてはオミクロン株の感染状況が下火になり、治療薬が行き渡るなどの条件を満たせば、コロナの感染症上の位置づけを現行の2類相当から季節性インフルエンザなどと同等の5類相当に切り替える必要があると主張」しているが、これはアナクロである。

オミクロンは既にピークアウトしており、PCR検査を続ける限り次の陽性波が可視化されて過剰反応することになる。これが世界の中で日本が一人負けしている主因である。早急に「2類相当から季節性インフルエンザと同等の5類相当化それ以下に格下げして正常な社会生活を取り戻す事が先決である。

 

②第2の柱である医薬イノベーションについては、いざというときに治療薬やワクチンを素早く承認する態勢をつくるべきだと指摘し、厚労省所管の国立病院機構などを活用した国主導型治験を増やし、米国などのように緊急時に薬の緊急使用許可を認めたりする必要性に触れている。

 

→今回の遺伝子ワクチンは根本的な問題で失敗しており、多くの薬害を出した。非科学的な組織が緊急時に稚拙な政治決断すると逆に被害を深刻化させかねない事が今回のコロナ騒動でも明らかになった。緊急時こそ丁寧な対応が不可欠である。

 

ワクチンをなかなか打てないほど、新型コロナの感染拡大で増えた患者への対応で医療現場は逼迫していると報道されていますが、そもそもインフルエンザで医師に罹っている発症者が年間1,000万人でも医療崩壊をしていなかったにも関わらず、今回、これよりもずっと少ない発症者で医療現場がてんてこまいになっている理由は何でしょうか?

 

それは指定感染症2類(実質1.5類から新型インフル法)に放置している為に大半の開業医が診療に参加できず、保健所業務でフリーズさせていることによるものである。

オミクロンは感染力の強い"典型的な喉風邪ウイルス"であり、開業医が診察すべき疾患である。風邪を診察したことのない自称専門家が招いた人災である。

 

「ワクチン3回目接種 1日最大75万回余 目標の100万回に届かず」の問題点は⁉️

 

今回の遺伝子ワクチンが国内外で大変な薬害を起こしている事実を客観視出来ない蛸壺専門家集団と不勉強な与野党の政治家が引き起こしたワクチンヒステリーで医療常識を無視した惨状になっている。

政府高官はワクチンの危険性を知りながら世論に押されてマトモな科学的政策を断行する勇気がなく、ワクチン人災を深刻化させている‼️

 

英国が規制を全面撤廃する理由について、ブースター接種が66%以上に及んでいることが報道では挙げられていますが、ブースター接種でかえって感染拡大しているイスラエルの事例などに鑑みれば、規制撤廃によって英国での感染者は今後、かえって増えていくと予想されるでしょうか?

 

今の遺伝子ワクチンは根本的に失敗した事が科学的に証明されている。しかし、大量の死者を含む膨大な医療事故を起こしているので、どの国の政府もその事を隠蔽しようとして出口の無いジレンマに陥っている。4回もの接種を先行させたワクチン先進国のイスラエルでは自然免疫の抑制で重症者が増加している。

オミクロンになったお陰で英国もワクチンのお陰として全規制を解除した。ワクチン接種率と無関係に大半の国々が多くの規制を撤廃しており、情報鎖国状態の日本のみが馬鹿騒ぎして一人負けしている。

 

英国のコロナ規制が1/24日から全面撤廃:ジョンソン首相「個人の責任で行動する時が来た」の真意とは?

 

この発言は「政府がしてきた対策が全て無効でスエーデン方式が正しかったことが判明し、今後は規制しないので自由に生活して欲しいとの『政府の実質的敗北宣言』である」

 

ジョコヴィッチ選手の行動について、先生はどのようにご覧になっていますか?同選手がこうした行動をとっている背景について何かご存知でしょうか?

 

多くのアスリート達は『ワクチンを接種した仲間のパフォーマンスが激減したり廃人同様になった例を多く見ており』、今後は接種選手が様々なハンディを背負うことになり、トップレベルの試合には出場できなくなるからである。日本でも野球選手が死亡したり、多くの副反応が起こっており、超過死亡数の激増からも隠しきれなくなっている。今、ワクチン副作用の訴訟が世界中で激増しつつある!

 

変異株の「毒性」や「病原性」について専門家たちは、「あとで外れた場合を恐れてなかなかリスク評価しない」(橋下徹氏)との見方がありますが、どちらかといえば、リスクが高いというバイアスのかかった評価には積極的で、リスクは低いという評価は出したがらない傾向があるように思いますが、いかがでしょうか。皆さん、自分が国民を安心させたことで感染を拡大させたと言われることを恐れているのでしょうか?

 

その通りですね。次々と変異株が出現する状況では多くの専門家も正確に予想することは困難な事が多いものです。特に「日本人は失敗することを嫌う民族」なので、今回の様なパンでミックでは無理もないことですね。

しかし、感染症も生命科学の一部なので論理的に解析する事が可能です。「医学でも実際に現れている様々な現象を俯瞰的に捉えて原理原則に基づいて解析すれば、高い確率で相当部分を科学的に推測する事が可能です。

科学論文の執筆や解読に関しても「①生のデーターを組み合わせて分析し、②そこから科学的に導き出せるな結論があり、③その論理の正しさを俯瞰的に考察するプロセス」が必要です。

私は半世紀に渡ってその様な視点で医学研究をしてきましたので、これまで「新型コロナに関してもかなり正確に事態の推移を予想する事が可能」でした。数学や物理化学と異なり、医学や生物学の場合は「経験に基づく思考力が重要」です。

 

ワクチンハラスメント救済センターの代表理事に就任するに当たり、当社団の趣旨やこれからの対策など簡単なメッセージをいただけないでしょうか。

 

健康な方が自分の意思で決めるべきワクチン接種に関して、今回は「安全性に関する説明を一切せずに、同調圧を利用して無理やり摂取させる方法」が採用されました。

河野ワクチン担当大臣が導入した「職域接種」などはその典型的な例であり、これにより様々な人権侵害が深刻化しています。

仕事を継続するためには接種が不可欠! 修学のためには必要! 入社のためには必要!… など、様々な分野で憲法違反が横行しており、この様な加害者と被害者に「正確な情報を届け、国民の権利を守る支援活動」が重要になってきます。

さらに、今後は多数の「副作用被害者」が激増してきますので、その方々を救済できる様な支援活動も視野に入れた救済センターが必要になると思います。

 

子どもに対するワクチン接種が「努力義務」でなくなった背景には、何があるのでしょうか。医療関係者たちから副作用に対する懸念が表明されているということがあるのでしょうか?

 

多くの医師達のみならず、政治家達も今回のワクチンで様々な副作用が生じ、かなりの人数が死んでいることは薄々気が付いています。しかし、「ワクチンに関してはヒステリー状態に陥っているので、誰もそのことを指摘できない状態」に陥っています。フレキシブルに考えることを放棄して「ワクチン一本足打法」に猛進してきた菅政権やそれに負けまいとする岸田政権の人気取り政策で「完全に裸の王様状態」に陥っています。

 

「呼吸器などに基礎疾患がある子どもは重症化リスクが高いことから接種を受けてほしいとしています。」ということですが、そもそもオミクロンで子どもが重症化している事例はあるのでしょうか?基礎疾患のある子どもの場合、ワクチンがかえって重症化を引き起こす懸念はないでしょうか?

 

通常の感染症のワクチンではその様な医学常識が通用します。しかし、今回は「遺伝子ワクチンで産生されるスパイク自体が血管の壁を傷害して血栓症を誘発させることが国際論文で証明されており、逆に基礎疾患のある者は大人も子供も大きなリスク」になります。大半の医療関係者はこの事実を知らずに盲目的に推進しており、深刻な薬害に発展すると思います。

 

ステルスオミクロンBA.2はPCR検査で判別しづらいとされ、変異株も2つの特性が見えてきました。オミクロンBA.1よりもBA.2の方が流行しやすいこと、および病原性が高くて重症化しやすい可能性です。ステルスオミクロンをめぐっては先週、東京都で初めて市中感染が確認されたばかりです。BA.2が市中に広がってる可能性は?

 

都内だけでなく、全国的に広がりつつあります。オミクロン株BA.1よりBA.2が約1.4倍感染力が強いので置き換わっていきます。世界的にもBA.2に置き換わりつつある国が大半で、日本国内でも遅かれ早かれBA.2に置き換わります。

ウイルス感染では感染力が強いものが旧株を上書きしていきます。しかし、現時点では「オミクロンBA2株がBA1より重症化しやすい」との事実は世界的に確認されていません。

 

オミクロン株とステルスオミクロンはかなり異なるウイルス? BA.1とBA.2を同じ名前で呼んでいること自体がちょっと不自然な気がしますが?

 

遺伝子の配列もかなり違い、実験室的にはBA.1とBA.2の性質も異なります。しかし、遺伝的系統樹から見るとBA.1とBA.2をオミクロン株と呼ぶことに問題はありません。

昨年までの「δ株も共通の変異部位に加え、多くの異なる部位に変異を有する亜株の集団」を呼んでいます。それはオミクロンでも同じですが、感染した際の臨床的特徴が異なれば新たな名前で呼ぶ事になります。

 

オミクロンの感染状況、およびBA.1とBA.2でワクチンの効果に違いは?

 

オミクロン株の陽性率は東京都で4割を超えており、既に検査が全く追いついていません。その為に「右肩上がりの山がフラットになり頭打ちで富士山型になっており、これ以上測定しても無意味な状態になっています。

尚、ワクチンに対する反応は両者でほとんど同じです。しかし、喉の粘膜に限局性に感染し、大半が無症候性であるオミクロン株にワクチンは不要であり、逆にADE抗体を誘導する可能性が高いので有害です。