新型コロナ&ワ〇チン情勢その8 オミクロン特集[ニコニコ⑧22年2月中旬]井上正康先生とのQ&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 一日100万回。長期的な後遺症の懸念のあるお注射の3回目接種を与野党からの要請を受けて、岸田総理が表明しました。イスラエルではブースター接種後に感染者や重症者が増えているという事実に、どうしてもっと着目しないのでしょうか。これが世界な狂気の沙汰だとすれば、日本がさらにクレージーなのは、他国に例をみない「鎖国」。ついに「sakoku」として知られるようになりました。

 130年前のロシア風邪以降、東アジアに定着していたコロナ風邪、今回多数の死者を出した欧米とは異なり、毎年のコロナウイルスへの曝露や感染で免疫訓練がなされてきたのが日本人、その日本が世界一の鎖国…。新型コロナがオミクロンへと変異した結果、日常の普通のコロナ風邪へと病態が変わってくれて、各国が行動規制の緩和・撤廃に動き出しているのに、日本は「まんぼう」の延長を決定。やはり、何かが狂っています。

特に子どもたちのことが心配です。オミクロンへの感染ではありません。子ども世代の頃に大切なのは、ウイルスに曝露して免疫力を強化すること。かわいそうなのは、第一に、3月から子どもたちにもワクチン接種が始まること。長期的に懸念されるのがワクチン後遺症。生殖機能や脳への影響が心配されるワクチンは子どもたちには打ってはいけません。

第二に、マスク。これは脳の発達だけでなく、情緒面でも大きな問題になる可能性があります。楽しくおしゃべりしながら食事をしたことのない子どもたち。お互い距離をとりながらでないと遊べない子どもたち。マスクで人間の表情の微妙な変化からいろいろなことを感じ取ることを身に着けるべき時期に、無表情な顔に囲まれて育っている子どもたち…。

第三に、学力。休校、学級閉鎖により、学ぶ機会が奪われている子どもたち。世界銀行が長期的な世界経済の損失について莫大な試算値を出しましたが、これは経済面だけにとどまるものではないでしょう。

第四に、保育園や幼稚園などの現場がもたなくなっていること。いよいよ悲鳴が上がり始めました。親たちも仕事に出られません。今回は、実際の現場からのナマの声を紹介しています。「普通の風邪なのだから、岸田総理はきちんとしたメッセージを出してほしい…!!」

井上正康・大阪市立大学名誉教授から多数のコメントをいただいている「オミクロン特集」、今回は2月12日配信の番組と、その中での井上先生とのQ&Aをご紹介いたします。

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体8~前半

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[本編]

  ↓↓↓

https://www.nicovideo.jp/watch/so40029854

 

Q  アベノマスクは布マスクであり、不織布マスクより効能が低いので、コロナが落ち着いてから給食の配膳時に使うということは、そもそもアベノマスクは何だったのか?ということになりますね。しかし、不織布マスクとて、自分が咳やくしゃみをして飛沫を飛ばしている人が着用するのは分かるとしても、オミクロンの空気感染を防御する意味はない、穴の大きさはウイルスの50倍だと言い切ってよろしいでしょうか?

 

・小中の給食配膳用に活用」布マスク50万枚を申請…数百万円の経費削減

 

A 「オミクロンのみならず、新型コロナやナノ粒子の大きさはマスクの穴の大きさよりも50倍以上大きい」ので、基本的に空気中に漂っている粒子を十分にトラップする事は無理です。

血管内皮細胞のACE2を介して腸組織細胞に多く感染するα~δ株までの主要な体外排泄ルートは便であり、主感染ルートはトイレの便座やドアノブを介する糞口感染です。冬季にはスマホなどの表面で2週間以上も感染力が維持されることが報告されています(NEJM)。富岳によるミストの映像が空気感染との誤解を与えており、人流抑制やステイホームが逆に感染を増加させたのは糞口感染ルートを理解できていない事が主因です。SARSウイルスが糞口感染することは19年前のSARSの 際にも確立されていた周知の事実です。

尚、オミクロンの感染部位は従来型の株と異なり喉の粘膜組織が主体であり、体外へは唾液の飛沫として排泄されるルートが主体になります。その為に咳やクシャミの有る発症者がマスクをすることには一定の予防効果があると思われます。

しかし、プラス荷電が7個も増加したオミクロン株は従来株以上に物の表面に結合しやすく、モノの表面に付着した飛沫を介する接触感染も重要と考えられます。

尚、無症候性感染が主体であるオミクロンは発症しても『典型的な風邪症状』なので、通常の風邪の治療法で治療可能であり、過度に恐れる必要はありません。

 

Q オミクロン株は私たちが子どもの頃からかかってきた普通のコロナ風邪と類似しており、マスクでは防げないならば、普通の風邪もマスクで予防するのは無駄と言えるでしょうか?

 

A-1 通常の風邪は飛沫感染が主体と考えられてきましたが、新型コロナでは接触感染も重要であることが判明し、両ルートが関与すると考えられる。通常の風邪ウイルス、オミクロン、及びインフルエンザの比較では、咳やクシャミの程度に応じてマスクの有効性も異なると考えられる。

 

A-2 マスクの弊害が深刻化しつつあり、特に子供では脳科学的に深刻な悪影響を与えつつある。大人も表情筋や顎関節運動の廃用性萎縮でメンタルや免疫系に異常が起こりつつある。

自称専門家は“ただの風邪”と表現する者を否定しているが、正しくは“典型的な風邪”である。風邪患者を診察した事のない“蛸壺専門家”は基本的な勉強をやり直せ!

 

Q 私たちが子どもの頃からコロナ風邪に罹っていたことが「ファクターX」の一つだとすれば、今回の軽症オミクロン風邪であれば、子どもたちはむしろ感染したほうが免疫力の強化になって望ましいということは言えるでしょうか?インフルエンザは子供でも死者がたくさん出ているので、子どもも感染しない方がいいとしても、コロナ風邪ならこういうことはいえないでしょうか?

・保育園児にマスク着用推奨 至近距離の合唱・運動回避を―オミクロン株に対処・政府分科会

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020400964&g=soc

 

A “風邪は万病の源”なので子供も発熱するために罹らないに越した事はない。しかし、子供の風邪を人為的に根絶する事は不可能であり、「口腔ケア、手洗い、ウガイ」などの基本的感染予防をしながら、「緩やかに暴露し続けて免疫力を強化していくこと」がベターな対処法である。

 

Q 脳への酸素供給低下が起こるので「園児たちにはマスクをつけさせない方が良い、マスクはやめさけるべきだ」と言って良いでしょうか?

・換気、衛生管理…「これ以上何を」 休園相次ぐ保育園、苦悩の現場

https://news.yahoo.co.jp/articles/884907fe0e83bfc3ef9e8846ebf6fe339f984efd

 

A これは間違いなく早急にやめさせるべきです。小児の生物学的速度は大人の数倍速く、「子供の1年は大人の10年に相当し、その脳科学的影響の深刻さ」を再認識すべきである‼️

 

Q 最近のイスラエルで重症者が増えている理由を、①オミクロン流行時に防疫政策を緩和したこと、②ワクチン接種者の入国を全面許可し、非接種者の行動範囲を広げたこと、③ブースター接種の効果が落ちていることのいずれかに求めていますが、そうではなく、ADE抗体の問題や自然免疫力低下が原因ですね?

なぜ、こうした研究成果が出てきているのに、こんな解説が横行してしまっているのでしょうか?

・新型コロナ「ワクチン模範国」イスラエルで重症者・死亡者急増=韓国報道

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cbbd28930a5233858b6dfef2fffd2331849a468

 

A 「最近イスラエルで重症患者が増えている理由」として①②③は全て誤りであり、その真の理由は遺伝子ワクチンの薬害である。最近の国際論文でも「特殊なmRNA(化学修飾シュードウリジンUを含有)を含む遺伝子ワクチンは、皮下組織や粘膜での自然免疫系を回避してイキナリ体内で異種スパイク蛋白を産生させる事により『自然免疫系の抑制と免疫リンパ球の減少」を誘発させる事が報告された。実際の臨床現場でも『真菌症やヘルペスなどの日和見的感染疾やリンパ系癌』が増えている。

遺伝子ワクチンはノーベル賞級の研究であると賞賛した免疫学者もいるが、「遺伝子ワクチン自体が免疫バランスを破壊する基本戦略的大誤算であった事実」が明らかになりつつある。

 

Q スウェーデンが行動規制の撤廃を打ち出した背景として同国政府は3回目のブースター接種を挙げていますが、同国では「もはや大きなリスクでない状態になったのは、ワクチン接種よりも同国の集団免疫政策で国民の免疫力が強まっていたため」と言ってよいでしょうか?

・北欧、コロナ規制ほぼ解除へ ワクチン接種で死者増えず

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020500399&g=int

 

A その通りです。当初はスウェーデンもワクチンの意義を認めていましたが、同国で接種し始めた直後から感染爆発が起こりだしたので、ブースター接種が逆効果だったと反省されています。

 

Q 子どもへのワクチン接種のメリットと副反応リスクについて、よりきめ細かい情報提供が求められると記事に書かれています。特に、子どもの場合の副反応、後遺症リスクについて、世の中のお母さん方に訴えるべきアピールポイントは何でしょうか?また、そもそもメリットなどあるのでしょうか?

・小児ワクチン、準備急ぐ 自治体「間違い許されぬ」―3月にも開始・新型コロナhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2022020500343&g=soc

 

A これまでに『新型コロナで重症化~死亡した幼児は皆無であり、“典型的な風邪ウイルス”となったオミクロンも圧倒的多数が無症候性である事実』をお母さんや教師(特に校長や園長)に理解していただく事が最も重要です。オミクロンにより『従来のように軽度の風邪症状を示す子供が初めて出てきた医学的事実』を伝える事も大切です。

結論は“大人にも子供にも遺伝子ワクチンは『害あって益なし』である。

 

Q 国内では実用化済みの米メルクの『モルヌピラビル』に加え、米ファイザー製も承認されますが、塩野義も飲み薬を開発中だそうです。そもそも有効な薬なのでしょうか?新型コロナの薬について「条件付き早期承認」をするとしても、春になってようやく認可ですと、時すでに遅しで意味がないのではないでしょうか?その時の変異株にも有効なのでしょうか?

・塩野義の飲み薬 政府が「条件付き早期承認」を検討 今春実用化も

https://news.yahoo.co.jp/articles/6f3d64f0747da257a3b19226bce837b178b5799f

 

A モルヌピラビルはアビガンと類似の核酸RNA代謝阻害剤であり、圧倒的に無症候のオミクロン感染者では正常の代謝系が阻害され、特に妊婦などでは深刻な副作用が予想され、メルク社自体も妊婦などでのリスクが高いので生殖世代などでは認めていない。アビガンの新型コロナへの適用承認が見送られたのもこの為であり、国民に対して使用させてはならない。

尚、同社のイベルメクチンは特許切れで無利益であるが、モルヌピラビルは約8万円と極めて高額であり利益率が高い。百歩譲ってモルヌピラビルを承認するぐらいなら国産のアビガンを使うべきであるが、「オミクロンには両者とも使用してはならない」がマトモな医学的結論である。

 

Q 「ワクチン非接種者の重症化率は接種者より低い」との記事ですが、これは一時的な効果に過ぎず、オミクロンのような新変異株にはあてはまらず、逆にADE抗体の問題や自然免疫力の低下で『ワクチン接種者の方が重症化率は高くなる』のでしょうか?

・オミクロン株の「第6波」 「第5波」より重症化率、致死率低下

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fe5ee363d75247ffbdf96fb3fa3590dda62bb7f

 

A 無症候性感染するオミクロンでは重症化は極めて稀である。しかし、ワクチン接種者では自然免疫系が抑制されるのでオミクロンのみならず様々な感染症に罹患しやすくなる可能性が明らかになりつつある。将来的には『ワクチン接種者の方が重症化率は高くなる』との報告が世界中で報告され始めています

 

Q ようやくまともな発言が出てきたようですが、この記事に対するコメントはありますか?これは臨床現場の優秀な医者なら、誰もが抱いている見方なのでしょうか?

・オミクロン株「若い人には風邪」コロナ戦略の転換訴える救急医

https://mainichi.jp/articles/20220203/k00/00m/040/068000c

 

A 「神奈川県新型コロナ対策医療危機対策統括官・阿南英明医師」の発言は風邪の患者を診察してきた開業医の常識です。メディアに出る蛸壺専門家達は「オミクロンは“ただの風邪ではない”と繰り返し煽っていますが、この方の発言は実に正しい‼️

 本当は“オミクロンは感染力が強い無症候性ウイルスであり、発症しても典型的な風邪として経過するので心配しないで良い”と医師は丁寧に説明すべきです。