新型コロナ&ワ〇チン情勢その6 オミクロン特集[ニコニコ⑥22年1月末]井上正康先生とのQ&A | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 感染力がこれまでになく異常に強いが、重症化の度合いはかなり低い、そんなオミクロン株に対して諸外国では経済社会活動は止めない方向で対応しているのに対し、日本は再び、マンボーを発動し、全国の大半の地域が行動規制(及び禁酒法?)の対象に入ってしまいました。

しかし、病態は私たち日本人が子どもの頃から罹ってきた普通の風邪。相変わらずのペスト並み2類対応には土台、無理があります。早速、社会の現場そのものが回らなくなり、政府も各自治体も、これも非科学的な弾力化措置へと五月雨式に追い込まれています。

井上正康・大阪市立大学名誉教授から多数のコメントをいただいている「オミクロン特集」、今回は1月30日配信の番組と、その中での井上先生とのQ&Aをご紹介いたします。

なお、本番組では参政党が公表したワクチン政策についてもご紹介しております。非接種者の自由と人権を守り、接種者にも安心を届けるための政策です。

 

◆松田学のニュース解説 新型コ〇〇最新情報~オミ〇ロンの正体6~前半 ~お注射救済の会について~

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<本編>

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https://www.nicovideo.jp/watch/so39963874

 

Q 発熱やのどの痛み、頭痛などを訴える患者が病院に検査に押し寄せているようですが、これは通常の風邪では説明できない患者数といえるのか、毎年の通常の風邪と同じ程度の数の患者が病院を訪れているのに過ぎないものなのか、いかがでしょうか?

自分が濃厚接触者ではないかと不安になる人まで検査に押し寄せているようですが、「オミクロンは普通の風邪なのだから心配するな」というメッセージを出さないと、病院ひっ迫は収まらないような気がします。そういうメッセージを出してしまったよいと思いますが、いかがでしょうか?

 

A 「感染力が強くなった軽症の喉型風邪」ですが、メディアが“物凄い感染力」と煽りまくっているので恐怖心から受信する軽度発症者が増えています。

⑴  心配な方々は無料のPCR検査は受けず、

⑵  風邪症状がある方はドラッグストアの風邪薬で対応し、

⑶  少し辛い方は近くの開業医を受信すれば十分です。

 

Q 専門家たちはもうオミクロンの本質が分かってきたのに、今や一般国民や、一般国民の反応を気にする為政者たちの認識不足がネックになっているということでしょうか?

 

A 専門家集団が「PCR検査せずに対応する」の項目を削除した事は決定的な失策です。メディアで煽られた国民の不安感やポピュリズムに陥っている行政の愚策がこれ以上続けば人災的な医療崩壊や経済崩壊につながり、日本は解決の出口を失うでしょう。

非科学的専門家集団を早急に解体してキチンとした科学者集団でキャビネットを再構築することが緊急課題です。

 

Q (当チャンネルの視聴者から寄せられた質問)無症状感染者からも感染するという事でPCR検査したい人や検査場も増えて来ました。テレビが不安を煽ると検査に行く人が増えて感染者の山が出来、その後に急激にピークアウトするのは集団免疫の為と思います。実際に無症状感染者から感染するのでしょうか⁉️

武漢の論文では「無症状感染者からの感染はゼロ」とされています。知らない間に感染して集団免疫が出来るなら 無症状のままでもウイルスは広がっている事になります。数多い無症状感染者の中で人によっては症状が出たり重症化したり、運悪く死亡に至る人も有ると言う認識で良いのでしょうか⁉️

 

A その通りですね。α~δ株のACE2標的型コロナの場合は血栓症で一定数が発症していましたが、糞口感染が主経路であり、文献的には無症候性感染する確率は7/1000人と報告されています。

オミクロンは喉に近い上気道粘膜の細胞にAPNを介して感染するので、この変異株は口から排泄されます。この事がオミクロンの感染力を激増させながら圧倒的多数が無症状であり、発症した場合でも軽症で経過する主因です。

従って、オミクロンでは無症候性感染が主体であり、無症状者からも感染し易くなっています。それが無症候性パンデミックとなった主因です。

しかし、感染経路の如何を問わず、ごく一部が発症しても大半が軽症なので喉型の風邪として開業医が治療すれば何の問題もありません。その為にも五類以下への格下げが不可欠です‼️

 

Q 抗原検査簡易キットを一般の人たちに配ることには意味があるのでしょうか?

 

A 「PCR検査も抗原検査も感染予防や発症予防には無意味」で有り、「無症状の市民には有害益無」です。「何か対応しないと批判される」との保身から過剰反応しているのでしょうね。

 

Q 「人流抑制よりも人数制限」という尾身さんの発言について、コメントいただければ幸いです。

 

A 尾身さんも「人流抑制一本槍が全く無意味であった事が国民の目にも明白になり、誰も従わなくなった事」に気がついた様ですが、専門家を自称しているので「何か言わなければメンツが立たない」との思いから「非科学的で馬鹿げた発言」をされておられるのでしょうね。この方は本当に医者なのでしょうかね?

 

Q このところ急にマスクが叫ばれていますが、マスクでオミクロンを防ぐ効果はあるのでしょうか?確か、マスクの穴は新型コロナウイルスの大きさの50倍あると聞いていますが。

 

A α~δ株までの新型コロナは糞口感染が主経路なのでマスクは全く無意味でしたが、オミクロンは上気道粘膜のAPNに感染する変位株なので感染者からの出口は口が主体となります。しかし、インフルエンザとは異なりマスクの穴は新型コロナウイルスよりも遥かに大きいので、マスクでは感染を予防できません。

但し、インフルエンザと同様に、くしゃみをしている発症者の場合はマスクも少しは有効かもしれませんが、健常者がマスクすることは害有って益無しです。特に子供には脳科学的にもマスクの弊害が大きいのでマスクをさせてはいけません。

 

Q (当チャンネル七曜者からの質問)mRNAや産生されたスパイク蛋白がどうなるのかを井上先生のご意見を是非お聞きしたいと思います。

 

A ⑴遺伝子のウラシル(U)部分がメチル化されたmRNAワクチンは極めて分解されにくく、体内で長期間安定にスパイクを産生し続けます。

また、⑵表面をポリエチレングリコール(PEG)でマスクされたワクチン粒子の大半(~85%)は肩筋肉のポンプ作用で速やかに左側腋窩(脇の下)リンパ節を経由して左側頸静脈に流入して全身に分布します。

⑶そのピークが約30分であり、この時期にPEGがアナフィラキシーショックを誘発します。⑷血流に入ったワクチン粒子は極めて長期間血中を循環し続けます。ネズミでの実験では血中半減期(組織へ取り込まれたり排泄されるβ相)は約一週間(厚労省資料)であり、⑸人では約10倍以上(1ヶ月~)血中を循環しながら、⑹異物を分解処理する肝臓や脾臓(~数十%)のみならず骨髄や⑺ホルモン代謝の要である副腎、卵巣、精巣上体などにも高濃度に取り込まれます。⑻これらの臓器に取り込まれたワクチンのmRNAがスパイク蛋白を産生して細胞表面に露出させ、⑼その相当部分が血中に流入し、⑽血管壁細胞のACE2分子に結合し、血管壁の内皮細胞を障害して全身に血栓を撒き散らします。ヒトではそのピークが接種後2日目(接種後の死者のピーク時期)であり、約一週間程度すると取り込まれたmRNAがユックリ分解される(臓器毎に分解処理速度が異なる:相対的分解速度:肝臓>脾臓>>>副腎・卵巣・精巣上体)と推測されます。「ヒトの血中で投与1ヶ月後でもスパイクが検出された」との論文が昨年に報告されています。

 

Q ワクチンがオミクロン株にも有効であることを示す記事が出ていますが、いかがでしょうか?

 

A 米CDCは当初から「ファイザー社のワクチンが感染や重症化の予防に95%以上有効である」と報道していましたが、直ぐにブレイクスルー感染が起こり、ブースター接種直後には世界中で感染爆発を起こしています。

その後は「感染は抑制できないが、重症化を防ぐ」と主張しましたが、現時点では「頻回接種者の方が重症化している事実」が判明しており、CDCの記事も信頼性に欠けます。

ファイザー社は過去にもデータ改ざんなどで裁判所から有罪判決を受けており、この会社が提供する情報も第3者的機関がチェックしなければ厚労省と同様に信用できません。

 

Q 中国では武漢騒ぎのあと、「感染者」が極めて少ない状況で2年間推移してきましたが、なぜでしょうか?実際には感染していて免疫訓練は行われているというコメントを先日、先生からいただきましたが、そうであれば、感染者数もそれなりの数字で出てくるはずです。

 

A オリンピックを控えた現在の中国は以上に神経を尖らせて過剰反応と極端な情報統制を徹底しており、中国政府の情報の信憑性は不明です。オミクロンの変異特性や臨床特性から既に中国全土にオミクロンが感染拡大していると思われます。北京周辺では一人の感染者でもビルごと閉鎖するような過剰対応がなされており、この過剰対応はオリンピック終了まで続くと思われます。

尚、中国内での経済格差や医療格差は極めて大きいので、栄養状態の悪い貧困層には普通の風邪でもリスクは高くなります。

 

Q 5類への引下げができない理由として、インフルエンザのような治療薬がないことがよく挙げられていますが、それは正しい判断なのでしょうか?インフルとて治療薬はないといえないでしょうか?

 

A 季節性インフルエンザの特効薬と言われているタミフルやリレンザも症状の軽減を数日程度早める効果しかなく、特効薬と呼べる代物ではありません。

インフルエンザ最も危険度が低い「5類」の分類ですが、オミクロンは大半が無症状であり、発症しても臨床症状はインフルエンザより遥かに軽いものであり、通常の風邪の治療で十分です。

 

Q そもそも濃厚接触者を10日間隔離することが「感染拡大」を抑える効果は本当にあるといえるのでしょうか?

 

A 「濃厚接触者を10日間隔離して感染拡大を抑える事」は不可能であり、医学的にも無意味な過剰反応です。菅前首相の失政から重要なことを学び損なった岸田政権が支持率向上のパフォーマンスとして「熱さに懲りて膾を吹く過剰反応」を繰り返している愚策に過ぎません。