松田まなぶの政策提言、ツイストオペレーションで経済と財政を両立、「新政界往来」誌8月号に掲載。 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 どうも、日本の経済政策には「ごった煮」が随所にみられます。だから効果が出ない。少し論理整合的に整理する必要がありそうです。例えば財政ですが、赤字国債が日本独特の「60年償還ルール」の対象になっていることがおかしいということに気付いている人は決して多くありません。これは実は、日本財政の行き詰まりの根本原因です。バランスシートから発想すれば、赤字国債と建設国債は根本的に違います。財政規律については、赤字国債に照準を当てる、他方で、経済成長については、資産形成とそれに見合うファイナンスを能動的に展開する。こうした使い分けをして「ツイストオペレーション」を仕組めば、景気と財政再建は両立するという主張をしてきた人は、残念ながら私だけでしょうか。言葉は良くないですが、何事も「ミソもクソも一緒」の発想をしているから、悪いものに引きずられて良きものの芽が潰されている事例は、日本のどの世界にも数多くみられます。経済財政政策も、ちょっと発想を変えてみたいと思います。
 松田まなぶが「新政界往来」誌に連載している国力倍増論、第二弾でこの点を論じてみました。2015年8月号です。

日本新秩序へ~松田まなぶの国力倍増論~第二回 財政と経済成長の二兎を追う「第三の道」   記事の本文は、こちらをご覧ください。



 さて、今回の本誌の表紙の写真、岸田外務大臣なのですが…、ご夫人からも不評を買ったそうで、もう少し良い写真がなかったものか…。余談まで。
 松田まなぶは、これからも政策提言の連載を続けていきます。

【バックナンバー】前号の6月号は、「保守政治の経済政策とアベノミクス」でした。  こちらです。