次世代の党、神奈川県連を設立、松田まなぶが記者会見、野党間協力「神奈川モデル」へ。 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 私、松田まなぶは次世代の党の神奈川県連の会長に就任することとなりました。わが党では道府県単位の地方組織を「支部連合会」、神奈川県の場合は略称「神奈川県連」と称します。日本維新の会の分党に伴い、かつての神奈川県総支部の拡大役員会メンバーの大半(6名)が次世代の党を選択しました。そして、新たな県組織の準備を進めてきましたが、人事体制などが決まりましたので、9月22日、神奈川県庁の記者クラブにて、私と横田光弘・支部長(神奈川1区)とで、記者会見を行いました。人事体制は後記のとおりですが、神奈川県でもう一人の現職国会議員である中田宏・国会対策委員長には、党本部の幹部でもありますので、県連では顧問に就任していただきました。この日、同時に、来年4月の統一地方選の県内公認候補4名も併せて発表しました。



 記者の皆さんからは色々な質問が出ましたが、やはり関心が高かったのが、統一地方選に向けた野党間協力の方針。次世代の党としては、これからも次々と公認を出して、できるだけ多くの候補者を各選挙区で立てたいと考えていますが、野党同士が不毛なつぶし合いをするようでは「一強多弱」を強めるだけです。旧維新と結いの党が合流した維新の党、みんなの党、そして民主党との間で、どこまで協力関係を築くことができるか、全国的にみても、みんなの党と旧・結いの党の両党の牙城のような地域である神奈川は、特に複雑です。ここでどのような連携を築くことができるのか。日本の政界再編に向けた意味ある一歩を築く上でも、大きなチャレンジになる可能性があります。

神奈川新聞では、このような↓取り上げ方となりました。

                   
 「神奈川で政界再編のモデルができる」という報道ぶりになりましたが、国家観や安全保障を始めとする国政レベルの分野では理念や政策に差異があるこれら野党も、住民に身近な福祉や経済などの分野では共通するところはかなり多いと思います。まずは統一地方選で連携関係を構築していくことが、次の展望につながると考えております。
 その中で、次世代の党ならではの独自性は何かという質問が出ましたが、「次世代」を掲げる私たちとしては、やはり、住民に身近なところで次の世代、つまり、子どもたちや若者たちの立場に立った具体的な政策を打ち出していくということだろうと思います。将来世代を生み出していくために、子どもを生み育てやすい環境を地域から創っていくことも柱になります。そのための日本型のソリューションとして、戦後の核家族から旧来の日本型の大家族を取り戻し、子育てを家族が支えられる環境の中で女性が安心して活躍できるようにする。そうして仕事と子育ての両立を図りやすくする。そのために三世代同居住宅を支援することは、党全体でもすでに基本政策として打ち出しているところです。
 また、歴史教育の推進、挑戦者や再チャレンジを応援する中小企業対策、医療と福祉をシームレスに連携させた地域づくりなどにも言及いたしました。「次世代」を前面に出しているからと言って、決して高齢世代に対して冷たい政党になるわけではありません。高齢者か若者かというゼロサムの考え方ではないと申し上げました。若者たちに夢を生み、若年世代がイキイキしてこそ、超高齢化社会を支える活力が生まれます。次世代の党の基本理念の一つが「自立」です。高齢世代が年齢に関わらず社会参加できる仕組みを地域に創ることこそが、超高齢化社会の最大の課題です。若年世代と高齢世代を対立関係ではなく、良循環の関係で捉え、プラスサムの考え方で社会保障の課題解決を組み立て、神奈川の物語を創っていきたいと申し上げました。



 いずれにしても、次世代の党が掲げる神奈川の政策を近いうちにとりまとめ、公表したていと考えています。神奈川県連、これから本格始動します。何卒よろしくお願い申し上げます。

<次世代の党神奈川県連役員>(敬称略)
顧問   中田宏 (衆議院議員、党・国会対策委員長、神奈川県第18支部長)
会長   松田学 (衆議院議員、党・政調会長代理、同第7支部長)
副会長  中本太衛 (元衆議院議員、同第14支部長)
幹事長  山田桂一郎(横浜市会議員)
幹事(幹事長代理)  横田光弘 (元神奈川県議会議員、同第1支部長)
幹事  甘粕和彦 (支部長、同第12支部長)