松田まなぶ テレビで語る公共投資と道路と神奈川 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 私の番組で今回は、公共投資を取り上げ、神奈川県にとっての道路投資の重要性を解説してみました。アベノミクスでは「第二の矢」とされているのが機動的な財政政策。その柱が公共投資ですが、日本の巨額な国債発行残高に鑑みると、公共投資を増やしても財政は大丈夫なのか、この辺りの解説から始めました。



 テレビ神奈川の毎週水曜日午前9時~9時半の時間帯の中のコーナー番組「松田まなぶのカナガワ未来レポート」です。9月24日に放映されました。

 その動画です。こちらをご覧下さい。

 同じ国債でも「建設国債」は次世代に資産を残す借金ですから、財政法でも許されています。問題は、景気対策でムダな公共投資を積み上げることただ、最近ではインフラ老朽化問題も出てきました。日本の未来にとって本当に必要な公共投資は進めなければなりません。大事なのは、計画的、段階的、戦略的に実施していくこと番組では、ドイツの高速道路、アウトバーンの事例も取り上げました。
 特に、道路については、神奈川県は投資効果の高い地域です。東北6県を合わせたのとほぼ同じ約900万人という人口を擁する神奈川県では、意外と道路が不足しています。このような集積地の潜在力を引き出す上でも、道路ネットワークの構築には重要な意味があります最近、県内では圏央道が通じ、東名、中央、関越がつながりました。東京周辺に環状で高速がつながることは、渋滞緩和の上でも大きな効果があります。神奈川県にとっては観光の振興だけでなく、例えば、いざというときにドクターヘリを補う「命をつなぐ道」としての意義もあります。
 地域経済が公共投資に依存するようになってはいけませんが、地域の自立を支えるためのインフラ投資なら進めるべきです。特に神奈川は道路投資の意味が大きいといえます。同県が日本の課題に応える最先進県となる上でも、選択と集中を神奈川へ。この番組では今後も、神奈川のチャレンジを次々と取り上げてまいります。