先日、iPS細胞で著名な山中伸弥教授に国会で質疑をさせていただいたことを速報としてご報告しました。今回、その後の多忙の中で遅くなってしまいましたが、その日に行われた4人の参考人質疑の全体について、ご報告いたします。
4月4日、内閣委員会で審議中だった健康・医療戦略推進法案と、この戦略を担う日本医療研究開発機構法案(日本版NIHとも言われた独立行政法人の新設)について、後記のように、山中伸弥教授始め4人の参考人(うち一人は、私の高校の同級生の末松・慶應義塾大学医学部長でした)が呼ばれ、それぞれの意見を聴取した際になされた質疑です。
当日はテレビカメラが入り、ニュースでも報道されていました。
そのご報告を、「松田まなぶの論点 医療イノベーションへ、日本版NIH」にまとめましたので、そちらをご覧ください。
当日の参考人は、次の4人でした。
大隅典子・東北大学大学院医学系研究科教授
末松誠・慶應義塾大学医学部長
竹中登一・公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団会長(アステラス製薬前会長)
山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長・教授
千葉県立千葉高校での私の同級生の末松参考人とは、意外な場での再会でした。
私も財務省時代から医療システムに関して、単に医療分野だけでなく、他のさまざまな縦割り分野に横串を通して健康というバリューをエンドユーザーに提供・保証する社会システムとして再設計する改革論の立場から、発信し、発言を続けてきましたが、末松参考人が、医療の縦割りに横串を通すなど、私と共通の問題意識で大活躍していることを知り、同級生として大変心強く感じました。その後、日本の医療改革について、メールで意見交換を続けております。
なお、先日もご案内しましたが、当日の松田まなぶの4人の参考人に対する質疑のやり取りの様子については、こちらから「松田学(日本維新の会)」をクリックして、動画でみることができます。