松田まなぶ台湾を訪問。漁業問題で交渉、学生デモのピークを現場体験

　日本維新の会国会議員団有志で、3月30日～31日、台湾を訪れ、議員交流と、日台漁業取決をめぐる関係者との意見交換を行ってまいりました。私は、党・沖縄PT座長として、2月初めに石垣島を訪れた際に寄せられた日本側の漁業関係者の声を台湾当局などに伝え、相互に良い関係を維持発展させられるよう、この訪問に参加しました。いわゆる「外交交渉」とまでは言いませんが、両国の親善を図る議員外交活動の一環です。
　たまたま、30日当日の夕刻は、台湾の学生たちが国会(立法院)を占拠したデモのピークで、全国各地からもバスで台北市中心部の立法院周辺に市民が続々集まり、参加人数は11万人超(当局発表)～35万人(学生側主張)という数字もあります。そのまさに現場で人垣をかきわけながら、この滅多にないデモ現場体験をいたしました。

　30日の朝から31日の夕刻まで、丸2日、漁業関係当局との会談のほか、立法院の議員などとの交流、台北慈済病院視察など、強行軍の日程でしたが、大変収穫の多い台湾訪問となりました。

　台湾の印象は、一言でいえば「豊かな成熟社会」です。私たち日本人よりも平均的に豊かな生活をしていますし、今回の学生デモや、面談した人々からも、社会の成熟度や民度の高さがうかがわれます。
親日の度合いは想像以上で、日本として大切にしなければならない関係であることを痛感しました。

　今回は、日本維新の会の国際局長である阪口直人・衆議院議員をヘッドとして、沖縄PTから私と百瀬智之・衆議院議員という3名による訪問でした。
　詳細につきましては、ぜひ、こちらをご覧ください。デモの様子も含め、写真満載です。

　日本維新の会は、日台関係では日本側大御所の平沼赳夫先生、藤井孝男先生のもと、台湾とは日頃から緊密な関係にあります。今回も、両先生のご指導のもとに親善の強化を図る中での意見交換であり、現地体験でした。
　また、近いうちに訪れたいと思っております。