松田まなぶ 菅義偉・官房長官への質疑で国家の重要事項について議論 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 内閣委員会は「ミニ予算委員会」とも呼ばれています。普通の委員会とは異なり、担当大臣は7人もいて、所管も事実上、国政のほぼ全般に及びます。今回、私は、答弁席にズラリと大臣に並んでいただくことはせず、もっぱら菅・内閣官房長官お一人に対し、歴史認識や集団的自衛権なども含む国家の重要事項について質問しました。3月19日の衆院内閣委員会の一般質疑です。

 その模様については、衆議院インターネット審議中継をご覧下さい。
  ↑こちらの衆議院インターネット審議中継のページの「カレンダー検索」から「2014年3月19日」→「内閣委員会」→「松田学(日本維新の会)」の順でクリックしてください。
 


 菅官房長官に対して、私はまず、この内閣委員会で長時間審議し、可決させたばかりの国家公務員制度改革に関する問題を取り上げました。公務員が「身分」ではなく「職業」へと改革する趣旨を徹底するために、本人の実力による再就職は「天下り」とは異なるものとして明確に区別し、国民に発信せよと迫りました。ただ、日本郵政の坂・前社長の人事にも触れたくだりについて、菅・官房長官の答弁が、私の趣旨とは異なる、心ない内容で新聞報道されてしまいました。
 次に、従軍慰安婦問題に関する河野談話について、その見直しをしないなら、そもそも検証は何のためにするのかと質しました。次に、歴史認識問題を取り上げ、政権はここから逃げてはいけないと釘をさしました。
 そして、集団的自衛権の問題について、これまでの政府の憲法解釈が、きちんとした組み立てになっていない非論理的なものであることを指摘しつつ、国会で十分な審議の機会を持てるようにすることを約束させました。



 私の質問や議論については、「松田まなぶの論点 国家としての人材登用、河野談話、歴史認識、集団的自衛権に関する基本論点を菅・官房長官に質す」にまとめました。そちらもご覧ください。
 
 また、この質疑に朝日新聞と神奈川新聞に報道されました。
 朝日新聞での報道発はこちらです。
 神奈川新聞では3月20日の朝刊第2面に載りましたが、インターネットでの掲載はまだないようです。

 

 菅長官の答弁は私の議論の次元に及ぶものではありませんでした。国会答弁とは、そういうものです。私も役人時代は論点をはぐらかす想定問答を書く立場でしたから、よくわかっています。しかし、それでは国民に大事な論点が共有されません
 今後さらに、国家の重要事項について次々と取り上げ、国民の前で本質的な議論がなされるよう、追及を続けさせていただきます。