松田まなぶ 甘利大臣への内閣委員会集中質疑にて経済運営とTPPにつき質問に立つ | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 3月5日の衆院内閣委員会では甘利明・経済財政担当大臣に対し、アベノミクスの限界や政府の経済運営の甘さを質し、話題のTPPについては、その本質的な意味を国民にアピールすべきとして大臣を励ます質疑を行いました。今回は少し、経済の専門的な内容にも踏み込んで問題意識をぶつけてみました。
 質疑の模様の動画はこちらから「松田学」を選択してご覧ください。
 


 内閣委員会の所管大臣は7人もいます。近年、各省庁を横断する事項が増えて内閣官房や内閣府が肥大化しています。おかげさまで?内閣委員会所属議員は事実上、国政万般について幅広く審議するチャンスに恵まれています。すでに2月19日に7大臣の所信表明、21日に所信に対する質疑が行われ、そこでの私の安全保障問題を中心とする質疑についてはここでもご報告いたしました。ただ、21日は甘利大臣がシンガポールにてTPP交渉で不在なため、私たち与野党理事間で協議し、帰国後、速やかに、専ら甘利大臣に対する質疑の時間を確保することになり、3月5日、そのための内閣委員会が開催され、私は45分の質疑に立ちました。
 おかげさまで、他党の議員からも「勉強になった」とのご反応をいただきました。質問の内容については、「アベノミクスは持続可能か、TPPで日本の国益実現を」としてまとめました。こちらもぜひ、ご覧ください。



 なお、甘利大臣の帰国後すぐに、衆院予算委員会ではTPP・エネルギーに関する集中審議がテレビ入りで行われ、2年前に「TPP興国論」(kkロングセラーズ新書)を世に出して、日本の交渉参加とTPPが実現する国益を主張した私としては、その場で、広く一般国民に、その意味をアピールできればと思ったのですが、残念ながら予算委員会ではその機会を得られなかったため、TPPについては、内閣委員会で大臣への応援をすることをもって、これに代えることといたしました。
 アベノミクスが持続可能な成長につながる道は、容易なことではありません。次の機会には、財政問題にも踏み込んでみたいと思っています。