松田まなぶ 内閣委員会でマイナンバー制度について質問 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 よく、国民総背番号制という言葉を聞きますが、今通常国会での重要法案の一つに位置づけられているのが、国民全員に個人番号とカードを与えるマイナンバー法案です。それに関連する4法案が、私が理事をしております衆院内閣委員会で審議されています。

 4月3日から野党の質疑が始まり、松田まなぶが質問に立ちました。こちらから「松田学」を選択して動画をご覧ください。また、その質問内容をペーパーにまとめましたので、こちらもぜひ、ご覧ください。

 マイナンバー制で導入されるシステムは、日本のこれからの社会保障の重要なインフラとなっていくもので、経済社会全体に大きな影響を与えるものです。今回の法案で構築されるのは、税と社会保障と防災の3分野に限定された情報管理システムで、国や自治体にいくら税金を納めているか、年金や医療などの保険料負担給付はどうなっているかなどが、個人ごとに番号で特定されることになります。いずれ、マイポータルといって、各国民がインターネットによって、それらに関する自分の情報を完全に把握できるようになります。
 ただし、国の側では基本的に各々の制度ごとに担当官署が担当部分を把握するだけで、制度を超えて把握できるのは個人の側だけです。そして、3年後の見直しで、それが他の官や半官半民、あるいは民の分野での番号制度と接続される可能性があります。やりようによっては、全体としてきわめて利便性の高い電子情報社会が生まれる可能性を秘めています。もちろん、利便性が高まる分、個人情報の漏えいなどのリスク管理はしっかりしてもらわなければなりません。少なくとも、現時点ではさまざまな懸念が指摘されており、いかに、そうした懸念を拭い、国民に明るい未来への展望を示すことができるかが政府には問われています。

 日本維新の会は、単に問題点を指摘して政府を批判する政党ではありません。日本の未来の構築に向けて必要な提案を行い、改革を前に進める政党です。
 特に、マイナンバー制度は、個人や地方の自立、勤労世代を元気にするための世代間不公平是正など、同党が主張する考え方に即して日本の社会を前に進める上で、さまざまなメリットがあると考えられます。だからこそ、政府に未来への夢を描くことと、国民の懸念を払拭できる説明を求め、デメリットを極小化させる提案を行っています。

 この法案、質疑だけで23時間が予定され、徹底的な審議が行われています。審議の進展に応じて、改めてご報告します。

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