Q 2021.7.22「Q&A2998 38歳、採卵4回、移植5回、流産1回」、2022.7.4「Q&A3347 採卵前後の体調不良は普通なのでしょうか」でお世話になった者です。
アドバイス通り、低刺激周期を試しました。使用するホルモン剤少ないので以前相談した様な体調不良にもならず、穿刺数も少ないので痛みにも悩まされず、OHSS予防のカバサールも内服しないので採卵後の体調不良も起きず、私には合っているようで、これなら妊活を続けられる手応えです。アドバイスありがとうございました。助成金ない状態でのリプロの採卵は金銭的に厳しく、保険診療のできるクリニックに転院して低刺激採卵を受けました。また、混合診療になってはいけないので、保険採卵受ける前月にリプロでBCE陰性を確認をして転院しました。
採卵1 プレドニン5ミリ+クロミッド+ボルタレン座薬ブレーキ+ブセレリン点鼻→採卵3個。空砲1、変性卵1、成熟卵1、先進医療タイムプラス、IMSI付けて1個受精。2日目5細胞、5日目コンパクション、6日目発育停止。
採卵2 プレドニン5ミリ+クロミッド+ゴナール150単位(D9.D11)+ボルタレン座薬+ブセレリン点鼻→採卵2個。2個とも成熟卵。タイムプラス、IMSIで2個受精。2個とも5日目コンパクション、6日目発育停止。
抗セントロメア抗体対策のプレドニンですが、採卵保険診療内では処方できず、持病シェーグレン診療内の関節痛で処方分を採卵周期にこっそり5ミリ飲んだ次第です。受精も紡錘体確認してもらって施行。卵子活性のカルシウムイオノフォアは付けてないけど、この結果からは必要ないと培養士から説明あり。またリプロで胚盤胞到達した時は後半メディウムチェンジしたのですが、今のクリニックではメディウムチェンジは対応してないとのこと。
「Q&A2998 38歳、採卵4回、移植5回、流産1回」で相談してた様に、胚盤胞にはなかなかならないので、リプロでは初期胚メインに貯胚してました。転院先を選ぶ時も初期胚移植をやってるクリニックを選んだのですが、私の経過からは「胚盤胞を目指してないから妊娠できない」みたいな治療方針になっており、胚盤胞ができるまで移植にならないようです(保険診療的にもそうなってしまうのか)。新しい所に行ったら郷に従え…的な感じでこれまで2回採卵しましたが、コンパクションまでいくが、やはり胚盤胞にはならず、悔しい思いをしております。この先、どうしたら良いのか悩み、また松林先生にご相談したくメールしました。
①40歳で胚盤胞到達率50%ならば、この成績は妥当と考え、低刺激なら体調不良にもならず頑張れるので、このまま保険診療で、胚盤胞できるまで頑張ってみる。
②初期胚移植してくれる保険診療のクリニックを探してみる。
③BCE検査を受けたのが7月なので、間が空かないうちに、リプロに戻り、貯胚しておいた初期胚6個あるので移植周期にトライしてみる(今年度はまだ自費診療移植でも助成金適応なので年度内に一度は移植したいと思っていた)。
④DHEAやイノシトール、ビタミンD、インターパンチなどリプロで推奨されてるサプリは飲んでます他、松林先生のアドバイスありますでしょうか。
A
①現在のクリニックで、保険診療で、胚盤胞できるまで頑張ってみる。
②初期胚移植してくれる保険診療のクリニックを探してみる。
③妊娠した時の方法(自然周期+人工受精+初期胚3個)で移植してみる。
上記のどれもありだと思います。助成金の関係からは早めに③をお勧めします。なお、追加のサプリやアドバイスは特にありません。
なお、このQ&Aは、約4週間前の質問にお答えしております。