嬉しい報告:原因不明不育症で諦めていました | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

心拍確認後の初期流産を5回繰り返していて、不育症の検査をするも原因不明。もう子供は諦めないといけないかもしれないと思っていましたが、リプロで体外受精をして1回で着床し、6週から免疫グロブリン点滴を3回おこないました。いつも9週の壁を越えられなかったのですが、はじめて妊娠を継続し、昨年末に帝王切開で男の子を出産しました。妊娠中は妊娠高血圧にもなり大変でしたが、我が子を出産できたのはリプロの先生方のお陰だと思っております。本当にありがとうございました。まだ受精卵も残っていますので、第2子の際もよろしくお願いいたします。

 

コメント:原因不明不育症の治療方針は定まっておりませんが、当院の治療が1回で上手くいき、嬉しい限りです。