Q 29歳、AMH 0.1台
刺激をかけても卵胞数は毎回1〜3個です。
過去にリプロで行った2回の採卵は、
1 排卵済み1個+過熟2個
2 未成熟GV1個
2回目の採卵は医師の指示で通院スパンを短くし、その都度血液検査をしておりましたが、AMHが低いことから明らかであるように常に高FSH高LHの為あまり意義を感じませんでした。また、2回目はトリガーをかける日にセトロタイド半量を打つように変更しました。
①過去の質問で排卵済みの対策として刺激法の変更を提案されていたと思いますが、AMHが極めて低い場合でも刺激法を変更すべきですか。
②その他に成熟卵を獲得するいい方法は無いでしょうか。
③このような状態でも体外受精を継続すべきでしょうか(採卵が失敗するので下手にタイミングを取るよりも状況が悪化しているように感じられてしまいます)。
A
①刺激法というのは排卵抑制法のことだと思います。現在はセトロタイドを用いているのでアンタゴニスト法ですが、高FSH高LHの場合の方の排卵済みの対策としては、GnRHa製剤を用いるショート法をお勧めします(FSH、LHともに下がります)。
②ショート法での成熟率の改善策としては、トリガー時間を1〜2時間早くする、トリガーの量を増やす、採卵日を遅くする、トリガー翌日の再トリガーとしてブースターを使う方法があります。また、イノシトールのサプリも良いでしょう。
③ 29歳でしたら、AMH 0.1台でも、採卵し胚凍結が出来れば、妊娠の可能性は高いと思います。
なお、このQ&Aは、約2ヶ月前の質問にお答えしております。