嬉しい報告:42歳、リプロの刺激周期で採卵、初回移植で出産 | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

おかげさまで、2020年1月に42歳で元気な第2子を出産することができました。本当にありがとうございました!!

第1子は、近医での治療により授かることができたのですが、出産を経て体質が変わった(AMHの大幅減少や採卵前に排卵など)感じがあり、中心部にある高齢での実績もある有名な不妊治療専門クリニックに行きました。しかし、紋切り型で「40歳以上は、低刺激」とされ「FSHが高いからキャンセル」「卵胞が1個だけ大きくなってしまったのでキャンセル」など3回ほどキャンセルになり、対応策について質問すると「卵子の老化のせいだから仕方がない」と言われました。「不妊治療専門なのに、これが普通なのだろうか?」と疑問に思っているところに、先生のブログに出会いました。その中で「FSH調整法なるものを行っていらっしゃること」や「卵子のせいにするだけなのは怠慢で、やるべき検査と対策をすべて行い、個人個人の必勝法を模索するべき」といったお話を拝見し、治療の終了も視野に入れていた私たち夫婦は「この先生のクリニックであれば、納得がいく治療と、終了方法に出会える」と確信し通院を決めました。

通院を始めてからは、どの先生に診ていただいき、様々な質問をしても、丁寧に説明をしていただけるにもかかわらず、待ち時間も格段に短く、驚きと感動を覚えました。毎回とても清々しい気持ちで、100%信用して通えたため、ストレスフリーで、採卵に挑めました。結局、FSHも一度も高値にならず、初回の採卵で、史上最も多い採卵数&胚盤胞数になり、その胚盤胞の初回移植で妊娠&出産までいくことができました。妊娠中は、ヘパリンとバイアスピリンの服用を指示していただいたおかげか、第1子の時にあった妊娠初期の出血も全くなく、35週の産休までフルに働き、極めて順調な妊婦生活を送ることができました。第1子の時より、年齢が上がっているにもかかわらず、採卵〜移植、妊娠〜出産まで、すべてのフェーズでよりスムーズ行けたのは、松林先生率いるリプロダクションクリニックのお陰です。本当にありがとうございました!
 

また、リプロダクションクリニックに通ったことで、第2子を授かることができた以外にも、医療行為の質や満足度の違い、医師と患者の関係、治療情報について等、様々なことに違いがあるということも気づかせていただきました。今後の人生においてとてもプラスになると思いありがたく感じております。最後になりましたが、リプロの皆様は大変ご多忙のことと存じます。私のような患者のためにも、どうかご自愛くださいませ。

コメント:感動的なとても素晴しい嬉しい報告をありがとうございます。私たちリプロのスタッフの総合力が実を結んだものと考えます。妊娠治療にはスピード感が最重要であるとともに、最先端の知識とその実行が必要です。「最高の治療で最短で結果を出す」ことをこれからも続けて行きたいと思います。