こんばんは。
日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた上沢直之。
タンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだことが発表されました
2月のスプリングトレーニングには招待選手として参加します。
45日間の交渉期限は日本時間12日午前7時まで。
ギリギリになることはよくあることだけど、時間を過ぎても発表が何もなかったので、まとまらなかったのだと思っていました
山本由伸や今永昇太と比べても、契約内容の違いは明らか。
それでも、北海道で今日行った会見では、メジャー契約のオファーもあった中で、あえてレイズとのマイナー契約を選んだ理由をこう語っていました。
「球団全体に投手へ対するプライド、そこで勝つんだという強い思いを感じた」
メジャーリーグでレベルアップするためにレイズに決めたそうです
レイズはアメリカン・リーグ東部地区に所属するチーム
昨年はメジャータイ記録となる開幕13連勝を記録し、地区2位でポストシーズンにも進出
リリーフ投手を先発させるオープナーを採用した先駆者でもあります。
資金力があるわけでもなく、若い選手も多いチーム。
ハングリー精神を持っていれば、メジャーの舞台に立てる可能性は十分にあると思います
意外とね、こういう選手の方が活躍することもあるから
もしかしたら、ワールドシリーズでドジャースと対戦して、大谷翔平を打ち取り、山本由伸に投げ勝つ姿が見られるかもよ
余談ですが、レイズは1998年に創設された新しいチーム。
ドン・ジマーさんの背番号66は永久欠番になっています。
そのドン・ジマーさんは、ヤンキースでもコーチを務めていて、プロ入りからの年数を背番号にしていました。
毎年数字がひとつずつ増えていき、2003年は55年目でしたが、松井秀喜さんに背番号55を譲ってくれたエピソードがあります
マイナー契約なので、年俸は22万5000ドル(およそ3260万円)。
スプリット契約で、メジャーに昇格すれば250万ドル(およそ3億6300万円)は保証されるようです
日本ハムへの譲渡金は6250ドルで、およそ91万円。
ここまでケタが変わるのかと思っちゃいますね
メジャーに昇格できれば、この金額も上がるので、日ハムとしても頑張ってほしいと考えているでしょう
ちなみに、ポスティングシステムからマイナー契約を結んだのは、大谷翔平以来。
当時の労使協定で、25歳未満の海外選手と契約できる金額は500万ドル決められていて、なおかつマイナー契約しか結べなかったので…
佐々木朗希がポスティングを利用するとしたら、ロッテとしても25歳までは待ちたいでしょうね。
山本由伸のように…
これで、メジャー移籍を目指した松井裕樹、山本由伸、今永昇太、上沢直之の4選手は、無事に契約を結べました
次は、憧れの舞台で活躍する姿を見せてほしいと思います