赤髭先生
往診をしていると 一人暮らしの お爺ちゃんやお婆ちゃんの 往診を ときどき 頼まれます。中には ほとんど寝たきりの患者さんもいます、○さんは直腸ガンの手術をして 人工肛門をつけています。ガンが再発しています。食べれない 下痢 ですが 入院はしたくない。で 一人暮らし。食事は 近くの娘さんが運んできます。が ほとんど風呂もはいることがてきず 人工肛門からの下痢の処理もままならず 部屋は ちらかりほうだい 異様な 匂い です。さすがに 往診の日は 気をつかってくれて消臭剤をシュッとしてくれるのです 往くたびに入院を勧めるのですが がんとして拒否されます。で どうしようもなく 点滴だけして帰ります。 樺太生まれで (たしかカルーセル麻紀さんも?)海にもぐって 海老や魚を捕った話をなつかしそうにします 泣きながら 樺太に帰りたい 樺太にいた頃はよかったと言います。 わずかな年金でアパートの家賃を払えば 残りわずか でしょう 食べることも ままならず 自分で動くこともままならず で 毎年 この時期になると思い出します 税務署は この患者さんからも 診察代をとりなさい 未収は みとめません と。 で 喧嘩しました 税務署員に お前が いって 診察代が未収ですから 払え と 言ってこい この患者さん目の前にしてお金 払えとは よういわん お前が 言えるのなら言ってこい と しばらくして ○さん 亡くなりました 未収金も収入とみなされて税金かかるのをその時知りました。 赤髭先生 現代では無理じゃん て 思いました
もうすぐ春ですね
今年はインフルエンザの大流行はありませんでした、よかったですねー。 花粉は2月初旬から 症状が出始めています。 今の花粉症の内服薬は予防と考えた方がいいので 1月中旬から 内服をすすめています つまり 花粉を認識する体の部分を花粉より先に薬でブロックしてしまう ということです。が 症状が無いうちから 薬をのむ というのがなかなか むつかしい。 1月から薬をのむと 楽、 て気が付いた患者さんは さすがに 毎年 2月初めには薬を とりにきはります。 が たいていは 鼻汁ズルズル 鼻詰まり 目 カイカイ になって 受診されます。 こうなると 抗ヒスタミン作用の強い薬やひどい場合はステロイドを含む薬が必要になります、 眠くなります 喉が渇きます 1日頭がボーッとします 花粉症もつらいですが この薬の副作用もつらい。 花粉症のみなさん 来年は 早めに 症状がでる前に薬を始めましょう。花粉症は 予防 が大事。 もうすぐ 梅 ですねー 桜もいいけど 梅もすてがたい 今年は 梅 観にいけるかなー
うつ状態
普通のクリニックにも うつ状態やろな という患者さんはたくさんいます。 肩凝りや体のだるさ、不眠、傾眠、意欲減退、過食、拒食 さまざまな訴えがあります。仮面鬱病といってた症状でしょう。 まず そんな患者さんは内科や整形外科 を まず受診する場合が 多いでしょう、やっぱりまだいきなり精神科や心療内科にはいきにくいですもんね。 で 内科や整形の医者は いろんな検査をして 異常がない といいます。 問題はこの後です。異常がないから病院にくる必要はない と 突き放す か うつ状態と診断して 睡眠薬や抗不安薬 や抗うつ剤を 投与 する。の2つの、どちらかの場合が多いのではないでしょうか。 前者の場合 患者さんは 病院を転々とします こんなにしんどいのに なにもないはずはない。 それぞれの病院で同じような検査をし おなじように 異常は無い と いわれ 何軒目かでやっと 精神科を紹介されるか 抗うつ剤などを処方されます。 患者さんの中には 精神病=キチガイと違うから 精神科にはいかない。と 言う人もたくさんいます、 で 生半可な知識で精神科以外の医者が とりあえず つまり とりあえず 抗不安薬や 眠剤や 抗うつ剤を 処方します。 たまたま運よく効果があればいいのですが たまたまがなければ 悪化させてしまいます、症状を複雑にしてしまいます。 医師であればどんな薬も処方できますから。 じっさい うつ状態 の患者さんは 多い、非常に多い。これらの患者さんがすべて 精神科を受診したら たちまち 精神科医不足 になってしまいます。 われわれ精神科医でない医者は どこまで 患者さんをフォローしたらいいんでしょう? むつかしい。