桃太郎伝説(後編) | 南町のレトロゲームにっき

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今日は節分ですね(  ̄▽ ̄)

 

桃太郎伝説の後編です(。+・`ω・´)キリッ

 
前編では桃太郎伝説「さぬき説」を取り上げた(  ̄▽ ̄)ニャハー♪
 
 
↑こちらを読んでからこの記事読んでね♪
 
 
もう1つ説があるので簡単にご紹介。
 
 
 
なお、今回もたっぷり  脱糞  脱線する。
 
長い記事だし、まとまりもありませんよ(泣)
(本当に中途半端で終わってます・・・)
 
桃太郎伝説のモデルとなった話がある。
 
こちらのほうが有名。
 
 
吉備津彦の温羅討伐である。
 
温羅。 ←ウラと読む
 
日本最古の歴史書である「記紀(古事記と日本書紀)」に載っている話である。
 
国の歴史書に載っているのだ。
 
 
物語を簡単に述べると以下のとおり。
 
吉備の国(現在の岡山県)に、人々を困らせている【温羅】という鬼がいた。
 
その温羅は朝鮮半島から渡ってきた鬼で、強力な武器と権力を奮い民を牛耳っていた。
 
特に 【製鉄技術】 を持ってきたのは大きい。
 
 
民は困り果て、ヤマト朝廷に助けを求めた。
 
第10代崇神天皇は、四道将軍の【吉備津彦】を派遣することとした。
(吉備津彦の本名は、「ヒコイサセリヒコ」  だ。温羅退治によって「吉備津彦」と名乗ったのではないかなー?)
 
家来に、犬・猿・雉 の3人を連れて。
(正確に言うと、犬飼武命・楽々森彦命・留玉臣命)
 
温羅は鬼ノ城で吉備津彦を迎え討つ。
 
温羅は背が高く身体も大きく怪力で、赤い身体をしており大酒飲みだったようだ
 
振り落とす金棒は威力抜群で恐れられていた。
また空も飛べたらしい。
 
吉備津彦は鬼ノ城に陣取ってる温羅に向けて矢を1本ずつ放つが効果がない。 (現在・・・矢喰宮と呼ばれている)
 
 
そこで2本同時に放つと温羅の左目に突き刺さり、流れ出た血は川を赤く染めた。 (現在・・・血吸川と呼ばれている)
 
 
温羅は逃げようと 【雉】 に姿を変え飛び立ったが、吉備津彦は「鷹」に変身し地面に突き落とす。
 
そこで温羅は 【鯉】 に姿を変え川に逃げ込むも、吉備津彦も「鵜」に変身し鯉を呑み込んで捕まえることに成功した。
(現在・・・その場所は「鯉喰神社」となっている)
 
 
捕まった温羅は首を斬られ晒し首にされるも、生気は有り余り怨念を放ち続けるので釜で茹でて骨だけにした。
(現在・・・ ”首村” がその場所だ!)
 
それでもまだ生きていたという。その集落は温羅の血で赤く染まったと言い伝えが残っている。 (現在・・・赤浜と呼ばれている)
 
温羅退治を果たした吉備津彦は吉備津彦の名前をもらった。
 
平定された吉備の国の人々は喜んだという。
 
 
この「吉備津彦」が桃太郎のモデルである。
 
家来が昔話のお供にかわる。
 
「吉備」というのは「備後、備中、備前、美作」を指しており、かなり古い時代の呼び方になる。
(奈良時代にはすでの吉備という国はない)
 
また「秦氏」がたくさん住んでいた。
 
 
桃太郎の話はかなり古い。
 
400年代(5世紀)~500年代(6世紀)なのではないか?
 
 
 
これが 【鬼ノ城】 だ。
 
風俗嬢ではない( ̄□ ̄;)!!
 
 
名前のとおり、鬼の城跡である。
 
小高い山の上にぐるりと城郭を構え攻めるのには大変そう。
 
 
 
 
最近になり発掘調査が行われて城郭跡が保存されたり復元されたりしている。
 
 
 
 
 ここの鬼が
 
【温羅】だ!
 
温羅は・・・
 
「朝鮮半島から製鉄技術を持ち込み」
 
「吉備の国を大いに繁栄させた」
 
という。
 
また、
 
「百済の王子」で、「戦争に敗れて日本にやってきた」という伝承もある。
 
ちなみに、温羅の弟がいるんだけど・・・名前がね・・・
 
王丹(オニ)w
 
まんまじゃねーか( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
 
 
諸説あるが、私はこの鬼は実在した人物だと思う。
 
渡来人、つまり外国人だと考えている。
 
いくつもの書物や言い伝えに朝鮮からやってきたとあるので間違いなく外国人だろう。
 
 
学校でこう習った。
 
「渡来人とは朝鮮半島から渡ってきた人たち」
 
これは教え方が悪い!!
 
僕だったらこう教える。
 
「渡来人とは朝鮮半島を経由して
日本にやってきた外国人で、
朝鮮人や中国人以外も含まれます」
 
私は大人になるまで渡来人とは朝鮮人か中国人だと思っていた。
 
稲作や製鉄技術は(朝鮮半島を経由して)大陸から伝わったのは間違いないと思う。
 
インドやギリシャ文化も流入していたが、それは朝鮮や中国の人が伝えたと思っていたのだ。
 
 
イエス・キリストが青森にやってきた伝説や、ユダヤ人の同化(失われた10士族)説など、
 
西洋人が日本に来ていたという伝説や伝承も多い。
 
アジア圏の民族以外の外国人もたくさん来ていたと思う。
 
 
西洋人には申し訳ないけど、勝手に西洋人のイメージを述べる。
 
 
・肌の色が白い
・背が高い
・頑強な身体、力が強い
・赤ら顔
・天パーが多い
・大酒飲み
 
日本人から見て色白以外は
 

鬼。

 
赤鬼だよ、赤鬼。
 
朝鮮半島からやってきた  =  朝鮮人  ではなく、
 
全ての外国人が当てはまるはずだ。
 
 
太古の昔、人の祖先は歩いてアフリカからロシアを経由し南米までたどり着いたと言われる。
 
それなら時代が下れば日本にやってくることだって十分考えられる。
 
 
 
 
例えば天狗。
 
どうみてもヨーロッパのお爺さんだよー。
 
2017/10/14 失われた10部族?イスラエルと日本の記事>>>
 
レトロンは古代日本の支配階級(天皇家やそれに近い階級の人たち)や天狗(または山伏)ってユダヤ人だと考えている。
 
空を飛べるところも温羅と共通してるね!
 
 
 
鼻が高い のはヨーロッパ人の特徴。
 
赤ら顔になるのもそうだよね!
 
天狗って背が高いのが一般的で妖術を使うこともあるし空も飛ぶ。
 
山にいるイメージは、外見が異なるから里では生活できずに山で生活していたのかもしれない。
 
ヨーロッパではそれが「森」にあたる。
 
白人の大男が鬼だったんだろうなぁ。。。
 
 
 
たまたままたまた 脱糞 するね(´∀`)
 
 
 
【酒吞童子】 を知っているだろうか?
 
「しゅてんどうじ」 と読む。
 
平安時代(10世紀末)に存在した 鬼の棟梁 である。
 
京都の山奥に住んでいた「盗賊(山賊)」だと言われている。
 
「盗賊」と記してる時点で・・・
 
人間だと思うのだがww
 
 
 
多くの鬼(部下)を従え悪行をはたらいた。
 
女を誘拐し、人肉を喰らい、生き血をすすったとある。
 
また大の酒好きであることから、「酒を呑む」という字があてられたのかもしれない。
 
レトロンは思った・・・
 
シュテンドージ?
 
平安時代のネーミングにしては変な名前だよなぁ。
 
 
 
酒呑童子は、酒を呑むのが大好きで赤い顔している。
 
生き血を飲んで人肉を喰らう。
 
 
ドイツ人じゃね? (ドイツの人、ゴメン!!)
 
 
生き血は・・・赤ワインかも?
人肉は・・・骨付きの鹿や猪?(当時の日本人は食べなかった)
 
酒呑・・・しゅてん・・・シュテン・・・
 
シュテンさん?
シュタインさん?
スタインさん?
ステファンさん?
 
フランケンシュタインさん!?
 
 
ドイツ語圏からやってきた白人の大男が京都近くの山賊の棟梁になって暴れまくった。
 
酒が大好きだったけど、故郷のワインも嗜んでいた。
 
生き血のごとき赤ワインを飲むと赤ら顔になって暴れた。
 
もしかしたら金髪だったかも知れない。
 
当時の日本人がみたらどう思うのか・・・?
 
赤ら顔の大男が暴れまくっている。
 
オニだ!!
 
↑ペリー。鬼のような容姿だと伝えている。
 
幕末にアメリカ人がやってきたときですらオニだ!と呼ばれていたんだから、さらに1000年前だったら100%オニだと思ったのも納得できる。
 
酒呑童子は自分で
 
「ワタシ ノ ナマエハ シュタイン デース!」
 
などと名乗っていたら「シュテン」のドージと呼ばれた可能性もある。
 
ドイツ人説のほかにも考えられるのが、
 
 
ヴァイキング!!
 
ツノが生えてるでしょヽ(;´ω`)ノ
 
平安時代より以前、アメリカ大陸に渡っていたと言われてるヴァイキング。
 
うっかり日本まで来ていてもおかしくはない。
 
いやぁ~、現代より情報がない時代、こんなのみたらオニだと思っちゃうよなぁ( ´_ゝ`)ノボンジュール♪
 
怪力の大男でツノが生えてるんだもんw
 
 
でっ。
 
西暦995年、ときの天皇が「源頼光」に討伐を命じた。
 
源頼光は家来4人(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)を連れて酒呑童子の根城に乗り込む。
 
この家来4人を「頼光四天王」という。
 
伝承では、源頼光一行は酒呑童子たちと”酒盛り”をし、
 
隙をみて「毒の酒」を飲ませて眠らせ、寝首を掻き切ったという。
 
討伐っていうけど、全然正々堂々ぢゃない(o_ _)ノ彡☆ポムポム
 
だまし討ちじゃねーか( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
 
隙をみて毒酒を混入させて眠らせる???
 
 
 
こん睡強盗か。(;°皿°)
 
声優のアイコもびっくりだ(・∀・)/
 
 
ここでも証拠品の首はいろいろとトラブルを起こし、酒呑童子由来の「首」にまつわる地名や神社などがある。
 
 
ところで、頼光四天王の1人、
 
坂田金時。
 
 
皆さんは絶対に知っている人物なのだ(。+・`ω・´)キリッ
 
誰かって?
 
 
 
金太郎ですよ!
 
金太郎は、箱根の山(足柄)で熊と相撲をとっていたとき、
 
たまたま通りかかった源頼光に見初められ家来になったそう。
 
 
 
昔話に登場する「金太郎」は実在の人物だったのです。
 
本当に幼少時代から強かったのか、
 
それとも強かった坂田金時から幼少期の物語を創ったのか、
 
レトロンは前者であってほしいと願ってますヾ( ´ー`)
 
 
 
また、「きんぴらごぼう」 という料理があります。
 
ごぼう(牛蒡)はわかるけど、「きんぴら」って何よ?
 
 
諸説ありますが、坂田金時の息子が
 
【坂田金平】
 
この金平(かねひら)は父親に似て怪力の持ち主だったことから、精のつくこの料理に「きんぴらごぼう」と名付けたとか。
 
金太郎が実在の人物だというだけで驚きだったけど、
 
きんぴらごぼうまで金太郎が関わってるなんて本当に面白いと思う!
 
 
また機会があったら記事にしようと思っているのですが、金太郎や金平は中国か朝鮮の人という可能性があります。
 
 
 
ということで、
鬼 = 外国人(白人) という可能性があります。
 
見たことのない容姿の人間が現れて、便利な技術や知識を持ってて、とんでもなく怪力だったならば、
 
無知でひ弱なヤマト国民は鬼だ!妖怪だ!と騒ぎ立ててもおかしくないと推察します(°Д°)!
 
 
 
その他にも、妖怪だ!鬼だ!バケモノだ!とされた部族や国はたくさんあると思います。
 
【土蜘蛛】の退治もこの温羅退治と似てると思いますねー。
 
 
現在残っている記録(歴史)は全て勝者の歴史。
 
そんなのは全く信用できません(怒)
 
出雲、吉備、熊襲、隼人、筑紫・・・
 
 
この5つの王国はヤマト朝廷に滅ぼされたとみるべきで、それも
 
一方的な征服(侵略)。
 
豊かな土地(食べ物)と
 
鉄(製鉄技術)
 
が欲しかったから奪った、と考えられます。
 
 
特に出雲と吉備は製鉄産業で栄えていたので、この温羅退治の話は製鉄技術を手に入れようとした侵略戦争だと思います。
 
東北地方に住んでいた人たちを「蝦夷」と呼んで蔑んでいました。
 
中央政権からみて、自分たちと「異なる風習・文化を持つ人たち」や「都合の悪い人たち」を 妖怪とか鬼として扱い、それを退治したのだ!という理論。
 
全然悪いことをしてないのに、ワルモノにされる恨みは強いぞ!
 
ちなみに、【ヤマタノオロチ】伝説も、「鉄」に関するお話という説が有力。
 
後日記事にしようかと思います。
 
 
 
まさくし鬼ですな(笑)
 
くいこみがハンパないww
 
 
鉄つながりで・・・
 
 
ひょっとこ!!
 
鼻毛が出ていて変な顔ですよね~(笑)
 
でも、これは間違っているような気がします。
 
口の向きが逆なんじゃないかなー?
 
ひょっとこを漢字で書くとこうなると思います(たぶん)
 
火男(ひおとこ)。
 
多分です ← 調べたことはない。
 
 
 
昔は火を炊くときはこのように息を送って火力をあげました。
 
レトロンの祖母宅の風呂は2つあって、1つはコレでした。
 
竈の火でお風呂に入るんですよ。
 
やってみたらわかるんですけどね・・・
 
 
めっちゃ熱い( °д°)
 
なるべく火から顔を遠ざけたくなります。
 
でも遠ざかると息が送り込めない。
 
なので、横向きになり火があたる面積を少なくします。
 
横を向くと「ひょっとこ」のように口をひんまげて竹筒をくわえないと息を送ることができません。
 
そして熱いから片目はつぶります。
 
 
片目をつぶっている方向に口をすぼめてないとおかしいのです。
 
やってみれば必ずそういう顔になりますよ(*。◇。)ハッ!
 
 
 
こういった製鉄技術は海外から入ってきました。
 
当時の日本人にはこんな知識なかったはずです。
 
石や砂から鉄の原料を取り出し、それを鉄にしてしまう技術・・・
 
まるで魔法のようですね!
 
権力者は欲しかったのでしょう。
 
力づくで奪うために、汚名を着せられ殺された・・・
 
恐らくこれが正解なのでは?
 
 
 
 
 
オニのすべてが外国人ではないとは思っています。
 
時の権力者に逆らう者、
 
不都合な存在はすべて鬼や妖怪とされたと
 
考えるのが普通だと思います
 
オニは悪いことをしていない。
 
その土地の善良な有力者であった可能性はとても高いと思います。
 
権力者はその土地や技術が欲しい。
 
大義名分ないまま分捕ったら評判が悪いなる。
 
いまも昔もレピュテーションリスク(風評被害)というのは気にするんだと思うww
 
なので、悪い奴をやっつけてあげた、ということにしたのだろう。
 
まさしく
 
勝てば官軍、負ければ雑軍だ。(;°皿°)
 
 
今回ネットで調べてるときに知ったことなんですが、岡山には
 
 

 

「うらじゃ祭り」 というのがあるようです。

 

当然 「温羅」 のことを指しています!!

 

オニとして退治された「温羅」だけど、地元岡山の人にとっては英雄なのです。

 

だって岡山を豊かにしてくれたんだから。

 

出雲も同じですよね?

 

「大国主命(オオクニヌシ)」は今でも愛されてる。

 

地元のヒーローだったけど、より強い権力者に敗れてしまっただけ。

 

 

 

群馬における 【国定忠治】 みたいなもんですよ。

 

 

 

 

ブレイブハートの主人公「ウィリアム・ウォレス」はイングランドに敗れ、

 

(味方のスコットランド貴族の裏切りに遭い)処刑(しかも残虐刑!)されてしまうんだけど、

 

勝者であるイングランドの立場からすれば、ウォレスは鬼。

 

でも、負けたスコットランド側からすると英雄なんですよね!

 

スコットランドでの人気は絶大です(たぶん)。

 

 

 

 

桃太郎伝説を考えていくと、鬼からはじまり「鉄」や「渡来人(外国人)」などどんどん広がっていってしまいますね・・・Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!

 

 

なんだかまとまりがなかったけど、これにて終わります(眠い)

 

( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

 

 

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