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【西日本豪雨災害の記録⑥】

【西日本豪雨災害の記録⑦】

 

私の実家に避難した祖父母。

一緒に避難したお隣さんは親戚の方がお迎えに来て、そちらに行かれました。

 

被災後1日目の話

 

 

 

 

保険証はすぐに再発行してもらえたそうです。

 

 

「初めて線路を歩いた。」と言っていました。

車が数台、線路上に流されていたので

電車は当然通れません。

 

祖父母の家は、線路よりも低い土地だった為まだ水が引いてなく、車も道に浮いている状態。

 

家に近づくことも出来ず

変わり果てた我が家を見て、どんな気持ちだったのか・・・

私には想像もできません。

 

この日は何も出来ず、帰ったそうです。

 

ちなみにこの翌日も、翌々日も

まだ水が引かず全く近付けない状態でした。

 

ようやく少しだけ

 

関東や中部に住む私の弟や、叔父が到着。

この頃ようやく水が引き

腰の高さまであった土砂が重機で掻き出され、家の近くまで行けたようです。

 

しかしまだ家の前までは近付けず・・・

隣のマンションに入れてもらい

様子を上から初めて確認できました。

 

庭には、よその家から流れてきた家具や瓦礫、土砂などでぐちゃぐちゃでした。

 

やっと敷地内へ

 

敷地に入るためにはまずは門を壊し、

中に入るためには窓を割り

ぐじゅぐじゅのヘドロの中を進むためには

ドアや家具を壊して下に敷く・・・。

 

私の弟は

「俺、窓を割ったり、ドアを壊したり・・・初めてしたよ」

と言っていました。

 


続きます。

【西日本豪雨災害の記録⑨】