ついついがんばってしまうことをやめようとがんばることをがんばろう!とか自己言及命題のようなことを言いたくなる今日このごろです。
ポイントとなるのは2つです。
「がんばってしまう」ことはやめていきましょう。
ただ、すぐに「がんばること」を辞めることは難しいので、「がんばっているな〜」と思ったら、少し肩の力を抜いて、がんばるのをやめることをがんばりましょう(←だからわかりにくいって)。
T理論ではそれを「努力はいらない」と言います。
自分が熱心にCrazyに取り組んでいることを「努力」とも「がんばっている」とも言いません。楽しくて楽しくて仕方ないし、やりたくてやりたくて仕方ないことだからです。T理論においては、テレビゲームを徹夜でやる子供に対して「よく努力しているね」とは言わない、と定式化しています。
MATLASやBodyDesign4期でも取り上げていくことになりますが、「がんばってしまっている」細胞というか、「がんばってしまっている」筋繊維というのは非常に厄介なお荷物になってしまうのです。
「自分のがんばりがこの会社(肉体)を支えているんだ!」と力まれても、困るのです。
実はそのがんばりが壊滅的な結果をもたらしているのです。なかなか気づきにくいのですが。
(非情な某優秀なセラピストをその頑張りをテロリズム、そうやってがんばっている筋繊維くんや細胞くんをテロリストと呼んでいます)
頑張るよりはちゃんとリラックスして、俯瞰してみて、自分のポテンシャルを最大限に活かしてくれたほうが会社にとっても、肉体にとっても良いのです。
もう1つが「できない約束はしない」という話しです(笑)
「できない約束はしない」というと思い出すのは斉藤由貴さんです。
♬守れそうにない約束は
しない方がいいごめんね♬(斉藤由貴『卒業』)
斉藤由貴さんの「卒業」は卒業ソングとしても有名です。
離れても電話するよと
小指差し出して言うけど
守れそうにない約束は
しない方がいいごめんね(斉藤由貴)
味わい深い歌詞です。
離れてもするという電話と同じく、守れそうにない約束はしない方が良いのです。
「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」ではないのです。
♬本当に本当に
君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて
言わないよ絶対♬
「もう恋なんてしないなんて言わないようにするけど、絶対はない」のです。
次に堕ちたときは、もっと素早く回復するね、で良いのです。
なるべく早く気付いて、苦い経験を活かすべく、回復するようにするね、で良いのです。
もちろん「二度と繰り返しません」と誓うことが悪いとは言えません。
でも、守れそうにない約束はしない方が良いのです(システマチックに考えると、できない約束を破り続けると、自身に対する信頼が下がります)(確率論的に考えて、そうなるのであれば、避けておくのが無難)。
それよりももっと現実的に、次に転んだときはもっと素早く立ち上がるね、で良いと思います。
【動画紹介】
変わらず魅力的な斉藤由貴さん!!