MATLASスクールで「コツは骨」と痛いほどに分かったら、結局は整体のコツとは「骨で骨を触ること」につきる、ただし骨を正しいニュートラルポジション(解剖学的肢位)に戻すとか、近づけるというだけではなく(というか、そういうことですらなく)、その骨の圧倒的な臨場感のみが大事ということです。
骨というか関節の矯正ですか?と言われると、ちょっと違うのです。
解剖学的肢位(中位、正位)に近づけるのかと言われれば、そのとおりなのですが、それがプロクルーステースのベッドにならないようにしないといけません。骨の位置はあくまでも物理空間に属します。
プロクルーステースはエレウシースの外側の丘にアジトを持っていた。そこには、鉄の寝台があり、通りかかった人々に「休ませてやろう」と声をかけ、隠れ家に連れて行き、寝台に寝かせた。もし相手の体が寝台からはみ出したら、その部分を切断し、逆に、寝台の長さに足りなかったら、サイズが合うまで、体を引き伸ばす拷問にかけた。寝台にぴったりのサイズの人間がいなかったのは、寝台の長さが調節可能だったからである。プロクルーステースは遠くから相手の背丈を目測して、寝台を伸ばしたり縮めたりしていた。
たとえば、骨の位置が正しいところからズレていると、その骨を押すと痛いのはおそらく事実です(麻痺している人もいます)。普通にしているときは感じないのですが、正確に押されると痛いのです。同じ強さでも、骨の位置が正しい場合は痛くありません。
そしたら、その骨の位置を直してあげると考えるのではなく、骨に触れてあげて、クライアントの意識にあげてあげるのです。それだけが重要です。
そのとき骨に「♬有無を言わせない圧倒的な手触り♬」があればOKなのです。
そうするとまず筋肉がふわふわにゆるんでしまい、そして骨が正しい位置に動きます(順不同です)。
どちらが原因でどちらが結果ではなく(この列にはFasciaも並びます。Fasciaに特権的な地位を与える必要がないというのがMATLASです)、全部いっぺんに移動するのです。どこを移動するのかと言えば、情報場を移動します。
その圧倒的な結果はMATLASスクールで何度も何度も見たとおりです。
奇跡的な結果が次々と出てきます。
今後はMATLAS整体をガンガン広めていくことで、その圧倒的な結果を見てもらって、皆様に判断を委ねるしかないと思っています。
骨が原因ではないということで言えば、筋肉もFasciaも原因ではありませんし、神経も原因ではありません。その意味では、常在菌もホルモンも同じです。細胞を菌のレベルで観る視点でも同様です。
どれかが牽引してくれるように見えることはありますし、その視点であえてセミナーをすることも多いのですが、本質的には、場の移動があり、そして物理空間に表現型が降りてきます。
「骨で骨を触ること」については、BodyDesign3期の最終回で取り上げる予定ですが(最終回では、シン・フェイシャルとMATLASについて、そのエッセンスをイントロダクション的に取り上げます)、話しはシンプルです。
大概触れるのは手の指です。
手の指と考えずに、「指骨」と考えます。
指の骨と書いて「指骨(しこつ)」。
この指骨をしっかりと触っておきます。事前にしっかりと反対側の手の指骨で、指骨に触れておきます(このとき昨年冬に発表した「シン・気功整体の終焉」セミナー付近での「指サック」という技術もかなり有効です。指サックを外すように、指の緊張を脱がせていきます)。
指骨の圧倒的な臨場感を感じておきます。
指骨が痛いときは、アライメントが狂っていると考えて、アライメントの調整をすると、痛みがすぐに抜けたりします(セミナーでは、ガンガーを使いましたが、浄化で十分です)。
そうやって指骨の臨場感をあげておくと、指が指ではなく、骨になります。指骨がむき出しのような感じになります。
*これは宿儺の指(食べるのは厳禁)
その指骨の骨で、身体の骨に触ることを「骨で骨を触る」と言っています。
(決して「骨で骨を洗う」わけではありません。それは血で血を)
そのときに単に触るのではなく、コツンと当たるまで触るのです。
骨(コツ)にコツンと当たるまでコツコツと当てるのです!!( ー`дー´)キリッ
この「コツン」とか「ガチャ」などという噛み合っている感じまでしっかり追い込むのがポイントであり、その感触と圧倒的な手触りを会得するのに、我々は膨大な時間とエネルギーを費やしました!( ー`дー´)キリッ(多分!)
でも、分かってしまえば、もう怖いもの無しです。あとはひたすら楽しそうに触れるだけです。
ミダス王のように触れるだけで、圧倒的な結果が出始めるのです。お楽しみに!!!
(と、ここで明るく終わっても良いのですが、、、MATLASはT理論に基づいているために(MATLAS by T理論)、スコトーマの原理という身も蓋も無い原理が発動します)。
骨に触ろうにも、骨が見つからないのです。
術者が一生懸命に骨に触ろうとしても、クライアント側に骨が無いのです。
術者の身体の限界が施術の限界となるのです。
すなわち、自分の身体を開発しておかないと、クライアントの身体には触れても、本当の意味では触れない(Rゆらぎにならない)のです。
パーティーで楽しもうと思っても、名前は知っているけれど、顔を知らなければ、誰が誰だか分かりません。解剖学を紙で覚えてしまうと、「名前は知っているけど、顔を知らない」友達が大勢いるパーティーに参加するようなものです。
*パーティーと言えば、Siaの「シャンデリア」ですね!
パーティーというか、ランチを頂いていたら、窓の外にいらっしゃったのがハヌマーン。
ずっとポーズを取ってくださっていました!
ハヌマーンと言えば、全俺が号泣の感動的なインド映画『パジュランジおじさんと小さな迷子』はいま、リバイバル上映中!!
映画館で観たい映画です!!
MATLASスクールに続くスクールを開催することを決めました!
ⅡとⅢを開催します!
(Ⅰの追加開催はありません!)
MATLASⅡスクール『イデア編(解剖学加速学習編)』
5/12(日)14時〜19時
5/13(月)13時〜18時
【受講料】38万円
MATLASⅢスクール『オカルト編(密教ヒーリング編)』
6/4(火)14時〜19時
6/5(水)13時〜18時
【受講料】38万円
【受講資格】MATLASⅠスクール修了生
*どちらも「MATLASスクールⅠ」の受講を前提とします!
(ヴァーチャル受講には希望される方は本家主宰によるセッションが2時間つきます!)
お申し込みはこちら!