最後にようやく乳母は、すべてのことが生まれたほんとうの原因、つまりピンを見つけるのである。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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物理空間に時間差で現れるとしても、その原因がグラウンド・ゼロにあることは事実でしょう。

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火のない所に煙は立たず、(雷でも原爆でも水爆でも)光と音と爆風は同時にスタートし、しかしうさぎと亀のように(どちらが早いかは別として)速度の差によって、観測者にとっては時間差で現れます。

 

 

この時間差でのイベントを見ているうちに、全く違う原因を探ってしまいます。

(↑わかりにくい)
平たく言えば、ピカッと光って、ゴロゴロと鳴るときに、ピカッが原因と思ってしまうような感じです。

地震において、P波が来てから、S波が来るので、P波が原因と思ってしまうような感覚です。

 

そしてその解釈をそのような後知恵でやる限りは永遠にそれらしい議論が続けられます。

(後知恵とはエピメーテウス、ちなみにプロメテウスは先知恵)
(ギリシア語で"pro"(先に、前に)+"mētheus"(考える者)と分解でき、「先見の明を持つ者」「熟慮する者」の意)

    

幼な子が泣いてどうにも泣きやまない時、乳母はしばしば、その子の幼い性格について、好き嫌いについてまことにうまい想定をあれこれとするものだ。これは親から受け継いだものだから、と言って、すでにその子のなかに父親の姿をみとめるのだ。こうした心理学的詮索が続いて最後にようやく乳母は、すべてのことが生まれたほんとうの原因、つまりピンを見つけるのである。(一九二二年十二月八日)

 

 

 

 

 

しかし、我々は第一原因にアクセスしたいのです。

 

光の「ピカッ」ではなく、P波でもなく、第一原因にアクセスしたいのです。

 

そしてそれは情報空間にあります。

 

ピンを見つけましょう!

 

このアリストテレスの教え子は、本当の原因を知らない限り、情念を癒やすことができないのを知っていた。

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