「世界で起きている出来事は、あなたの責任ではない」(フォン・ノイマン)〜サンタは知らない | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

「まといのば」は「クンバカ」についてどう書いているのだろうかとブログ内検索してくださる方が多いようで、ありがたいことです。

 

 

たとえば、こんな記事↓

 

最近の「はじめての気功」講座の受講生の圧倒的なレベル向上にあわせて、非常に意欲的な2日間となります。

コンテンツは全くの新コンテンツを考えています。
テーマはΨυχή(プシュケー)です。平たく言えば「息」です。
理論的なことは触りのみにして、ひたすらワークを積み重ねていきます。

ちなみに、これまで息を使うワークというのは意識的に避けていました。

このブログでも従来も書いてきていますが、息や呼吸を用いるワークというのはきわめて有効ですが、きわめてリスクも高いのも事実です。呼吸のコントロールは簡単に変性意識状態に誘い、かつ深い平安と快楽をもたらします。いわばヒーリング界のドラッグです。ドラッグは諸刃の剣です。麻酔や薬にも使えますが、人生を破壊することもあります。

効果も大きいのですが、リスクも大きいと言えます。ただすでに十分に場も成熟してきたと考えますので、このような術としての気功の側面もより「まといのば」では今後、強調していきたいと思います。

今回はその第一弾となります。ただ「まといのば」の提唱する理論はきちんと習熟していることが前提です。ブログの内容や関連本を読了していることを前提とします。理論なく、圧倒的な技術を手にするのは危険すぎます。


コンテンツをチラ見せすると、「息を用いたチェス盤」、「クンバカを用いたバルーン」、「呼吸でのプサイ」、「プシュケーによる結界」などです。丹田呼吸、クンダリーニ呼吸、チャクラ呼吸などもお楽しみに。ぼんやりとしていた丹田、チャクラ、クンダリーニがより明瞭になります。


非常にシンプルな技術を
シンプルな系で徹底的に修得することで、実践的なヒーラーを目指しましょう!

 

 

「息を用いたチェス盤」、「クンバカを用いたバルーン」、「呼吸でのプサイ」、「プシュケーによる結界」などです。丹田呼吸、クンダリーニ呼吸、チャクラ呼吸

 

って、めっちゃ気になりますねー

でも、この頃はビデオも音声も何も無い時代です。

(この10年後にトーマスくんが蓄音機を発見します。嘘です)

 

 

でも、その後にOnLine ReCordは発表されます!!

 

2期気功師養成スクールの中身は全く分かりません(あれ、でもこの頃、「陰陽師の砂場」かな、違うかな)。

 

 

そして、こんな記事も、、、

 

 

整理していきますが、「まといのば」ではクンバカは息を止めるというより、むしろ集中によって「息が止まる」現象にフォーカスしています。たとえば、実験をしてもらえば分かりますが、何かに大変集中すると息は勝手に止まります。
たとえば、針に糸を通してみましょう。針に糸を通すところをリアルに想像してもOKです。
金持ちが天国へ行くよりは、ラクダが通過するほうが楽だそうですが、糸は比較的楽に通るでしょう。しかし息は止まります。

瞑想も同様です。息を吐いて、吸ってをくり返すうちに(繰り返していないときはもう死んでますが)、その境目でクンバカをしていることに気付きます。

ですので、クンバカはまず息を止めることとというよりは、息が止まることと認識したほうがおそらく良いと思います。止めると考えると力みが入ります。止まると考えると自分を丁寧に観察するようになります。

中村天風先生の言い方はバレエにも通じます。肛門をしめるとはバレエでも多用されますが、その意図は骨盤底筋群をゆるめて、そこから息を吸い上げるイメージです。これは気功でも使います。

たとえば、ワキをゆるめて、ワキで呼吸をするようにすると中丹田がつくられます。同様に下丹田の場合は骨盤底筋群から息を吸い上げます(同様に足裏からも)。

また「水がたっぷり入った壷のイメージ」というのは腹腔全体をバルーンにする感覚に近いものを感じます。2期気功師養成スクールでは、クンバカとバルーンを合わせてワークしました。

ヨガで吸うときは骨盤底筋群というのは妥当だと思いますし、吐く時の意識はいろいろで良いですが(基本的には、吐きながらゆるめるで十分かと思います)、腹部の上部である横隔膜を意識することは呼吸において重要です。

合気道に関しては、先生か聞いた生徒が間違えたのでしょうが、臍下(せいか)の一点を2分の1、2分の1と小さくしていくことがポイントです(これを指導した藤平光一先生の師匠は中村天風氏)。たしかに無限に分割していけば消えてしまうのが数学的な理屈ですが、消すことがポイントではありません(多分)。そのダイナミックに分割されていく様がポイントかと考えます。

ちなみに「まといのば」では丹田は大きさも重量も形も存在するものとして扱います。臍下の一点はその意味で非常にチャクラ的です。

 

 

これから開催予定のBodyDesignBootCamp4期の内容のようですが、、、2013年です( ー`дー´)キリッ

 


最近も僕にも大きなイベントがあり(イニシエーションというかオーディションというか)、そこで自分のポンコツっぷりを痛烈に感じ(まさに痛いほどに感じ)、そしてそれゆえにもっとがんばろう、もっと上があると強く感じることができました(師匠にはいつも感謝しかありません)。

 

そして、広げすぎた大風呂敷はそのままに広げすぎた店を仕舞っていこう思いました。店仕舞というやつですね(いやいや、「まといのば」は永遠に不滅です、、、ってそうなのか?)。

 

 

というか、あるブログを読んでいたら、こんな一説が目に止まりました。

 

ファインマン先生と火星人とも悪魔の頭脳とも言われたフォン・ノイマン先生がこんなことを言っているのです。

 

あ、それよりもまずは、プラトン先生のお言葉から

 

 

われわれがこの国家を建てたその当初から、一般に守られるべき原則として定めたものがあるが、(略)個人個人は、国家社会のうちで、生まれつき自分の素質にいちばん合ったことを一つ、日常のつとめとするべきだということを。(略)それからまた、自分の仕事をして、よけいなことには手出しをしないのが「正義」だということも。(プラトン『国家』5章433a)

 

 

え、自分の仕事をして、よけいなことには手出しをしないのが「正義」だと???

 

いやいや、我々の世界の賢人であり、パリサイ人であるテレビやネットニュースのコメンテーターの先生方を見てみください、ありとあらゆることに口を出しますよね、、、、と反論したくなります(いや、なりませんけど)。

 

しかし、僕らのミメーシスのモデルはファブルです(そうなのか?)

 

ファブルが「サンタクロースを知っているか」という意味のことを聞かれたときの回答です。

 

 

僕がハマっているザ・ファブルという漫画にこんなシーンがあります。

 

「サンタクロース、知っているでしょう?」

 

という質問に対して、

 

真顔で、「いや知り合いじゃないー、会ったこともないしー」と答えます。

 

最高です!

 

 

これが彼のリアリティーです。

 

自分が知らないということをいかに知っているかが、生死を分けます。

 

ちなみにこのブログではとある漫画の面白い話しとして終わらせているわけではありません。

 

ここに重ねてきているのは映画監督のヒッチコック(違うから、ルー・タイス)です!

 

*ルー・タイス監督の最新作「鳥」(って、違うから)。怖いですね〜

 

オリンピックゴールドメダリストのキプチョゲが「僕が何のために走っていると思っているんですか?」と聞いたのに対して、ルー・タイスの回答が秀逸です。

 

 

邦訳では、

 

まったくわからないな。

 

となっています。原文では、こうです。

 

I haven't got the slightest idea.

 

良いですね〜

 

I have no idea.とか、I don't know.でもなく、わざわざ現在完了形を使っての

 

I haven't got the slightest idea.

(全く分からない)DeepL訳

 

というのは、素敵です。

 

 

これは彼の本音(Skin in the game)なのでしょう。

自分が全く知らないことですら、「知っています!」と答えてしまうのが、トート神を批判した王様の矜持でしょう(←ちょっと意味不明)。

 

古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、エジプトの神トトの物語の中で文字の二面性を指摘している。文字の発明者であるトトは、その手柄に祝福の言葉をもらおうと、王のもとへやって来る。そのトトに王はこう言う。「文字の父であるおまえは文字への愛着のあまり、文字が実際にもっているのとは反対の力を文字のものだと言っている・・・・・・おまえが発明したのは記憶の霊薬ではなく、記憶を呼び出す薬だ。おまえが教え子たちに与えたのは真実の智慧ではなく見せかけの智慧だ。だから彼らは教えられなくとも多くものものを読み、それゆえ多くのことを知っているかに見えるが、実際にはほとんと無知なままなのだ」。 (文字の起源と歴史 創元社 pp.02-03)

文字の発明者であるトトは、その手柄に祝福の言葉をもらおうと、王のもとへやって来る。 2018-04-19

 

 

 

 

というわけで、自分が得意なことに集中して、他のことはサンタクロースさんのように扱いたいと思います!!(どんな宣言?!)


 

わかりにくいですよねー(自分も分かっていない)

 

もう少しきちんと自分の能力の輪の中に集中します!


そんなわけで(どんなわけだ)、BodyDesignBootCamp3期の連続企画のフィードバックは大歓迎です!(唐突?!)

 

 

 

p.s.
あ、ファインマン先生とフォン・ノイマン先生のお言葉を紹介するのを忘れていたので、ここにまとめます(まとめるなー)。

 

「『世界で起きている出来事は、あなたの責任ではない』。ジョン・フォン・ノイマンのこの素晴らしい考え方を、私もまねすることにした。意識的に社会に対して無責任でいることに決めたのだ。そう決めてから、私は前よりずっと幸せを感じられるようになった」

 

 

まだ2講座が終わっただけです!

ここから十分にキャッチアップできます!(動画は見放題!)

そして、価格破壊されているプラチナコースがおすすめです!(なぜか5回のプラチナセッションがついていて60万円です。今から受講される方も5回のセッションは保証されます!)

 

皆さんアイスバスから出て氷の中でヴィム・ホフのように遠隔を受けてください!( ー`дー´)キリッ(一応、シャレが通じない人のために言いますが冗談です)

 

【BodyDesign BootCamp3期 〜密教タントラの奥義〜開発から関係へ】

〈Body Design BootCampは全3コースです〉

・Body Design BootCamp3期プラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料60万円)

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【受講要件】ヒーラー/メンター養成BootCamp受講生・修了生、「まといのば」スクール修了生(メンター修了生)もしくはそれに相当する方

【日程】

#1:1/14(日)18時〜 (Zoom版ですが配信開始!)
#2:2/10(土)18時〜(Zoom版ですが配信開始!)
#3:3/9(土)18時〜
#4:4/13(土)18時〜
#5:5/11(土)18時〜
(予備日:6/8(土)18時〜)
(前期までと同じく土曜日オイルBootCampの後にスタートです)

 

 

【3位・総合5位御礼!!!】

「英数国理社気功」という企画の解説記事が3位をいただきました!(総合5位も!!)
ありがとうございます!
皆さんの応援のおかげです!!

Ray先生8位、おめでとうございます!!!!
Yoshikaさん、20位ランクインおめでとうございます!