ニトログリセリンは衝撃を与えると爆発しますが(爆発しにくくして導火線をつけたのがダイナマイト)、舌の下(したのした)に置いて、溶かして経皮吸収(いや粘膜吸収か)させると、体内で爆発します(違うから)。
体内に吸収されたニトログリセリンは加水分解で硝酸となり、硝酸を還元して一酸化窒素になります。
ニトログリセリン ⇒ 硝酸(しょうさん) ⇒ 一酸化窒素
です。
この一酸化窒素が心臓発作をおさめます。
どうやって?
そもそも心臓発作が起きるのは心臓への血液が虚血するからです。血管が狭まり、血液が流れにくく、細胞が酸欠・飢え死にするイメージです(あってる?)。
虚血性心疾患には、狭心症や心筋梗塞があります。
狭心症は動脈硬化などによって心臓の血管(冠動脈)が狭くなり、血液の流れが悪くなった状態です。
(略)
一方、心筋梗塞は、動脈硬化によって心臓の血管に血栓(血液の固まり)ができて血管が詰まり、血液が流れなくなって心筋の細胞が壊れてしまう病気です。
虚血性心疾患には、狭心症や心筋梗塞があります。
狭心症は動脈硬化などによって心臓の血管(冠動脈)が狭くなり、血液の流れが悪くなった状態です。主に歩行などの動作をしているときに、胸を圧迫されるような痛みの発作が繰り返し起こり、数分以内におさまります。発作が起きたときには、冠状動脈を拡張する作用を持つニトログリセリンを舌下服用するとおさまります。
狭心症はなんらかの動作中に起こることが多いのですが、安静時に冠動脈のけいれんが起こり、狭心症の発作が起こる場合もあります(冠攣縮性狭心症)。
一方、心筋梗塞は、動脈硬化によって心臓の血管に血栓(血液の固まり)ができて血管が詰まり、血液が流れなくなって心筋の細胞が壊れてしまう病気です。胸に激痛の発作が起こり、呼吸困難、激しい脈の乱れ、吐き気、冷や汗や顔面蒼白といった症状を伴うことがあります。痛みは20分から数時間にわたることもあります。激痛は胸だけでなく、胃のあたりや腕、肩などにも起こることがあり、これを放散痛と言います。心臓の血管が一瞬で詰まると、突然死することもあります。
狭心症や心筋梗塞が疑われる場合、心臓カテーテル検査を行って、狭くなっているところや詰まっているところを見つけ、その部位で風船を膨らませて血管を拡張させるPTCA(経皮的冠動脈形成術)や、さらにその部位にステントという器具を入れて固定する治療がよく行われます。また、冠動脈バイパス手術が行われる場合もあります。
虚血性心疾患の予防
虚血性心疾患の3大危険因子は、喫煙・LDLコレステロールの高値・高血圧です[1]。またメタボリックシンドロームも危険因子の一つです。
発作が起きたときには、冠状動脈を拡張する作用を持つニトログリセリンを舌下服用するとおさまります。(同上)
ニトログリセリン ⇒ 硝酸(しょうさん) ⇒ 一酸化窒素
という機序で、一酸化窒素が発生し、一酸化窒素が血管の平滑筋を広げます。
というわけで、「ニトログリセリンを多用しよう!」というのが、いまの「まといのば」の流行。
名付けて、NO(一酸化窒素)無限増殖!
NO無限増殖!
復習です!!
一酸化窒素は血管内皮で生成され、鼻腔・副鼻腔の血管でも生成されます。
鼻でゆっくり呼吸をするとそれはすぐに吸収され(もしくは肺に送られ全身にまわり)、効果はニトログリセリン並みです(言い過ぎ?)。
NO(一酸化窒素)は万能分子!
万能分子と呼ばれることもある一酸化窒素は、全長10万キロある血管の中で生成される。鼻腔を取り囲む副鼻腔の血管でも、もちろん生成される。
一酸化窒素は血管に「リラックスして拡張しろ」という信号を出す。(『最高の呼吸』)
NO(一酸化窒素)は循環器系の病気をすべて防いでくれる?!
ノーベル賞学者のルイス・イグナロは、「一酸化窒素は人体に備わった防御機能であり、循環器系の病気をすべて防いでくれる」と言っている。
十分な量の一酸化窒素が生成されると、血行が良くなり、全身に血液が行きわたる。その結果が、重要な臓器が酸素と栄養をきちんと受け取ることができる。血管がリラックスすると、心臓が血液を送り出すときの力も正常レベルになる。
一酸化窒素を増やす方法としては、鼻でゆっくり呼吸をする、中度の定期的な運動を行う、一酸化窒素を生成する食材を食べる、などがある。
一酸化窒素がつくられる場所は、副鼻腔と血管の内部だ。そのため、ゆっくり鼻呼吸をすると、一酸化窒素が自然に肺に送られ、肺から血液に送られる。
たとえば、、、、口と鼻を塞いで息をしばらく止めてみましょう。
息を止めている間も一酸化窒素(NO)は生成されています。鼻腔でも副鼻腔でもせっせとつくられます(鼻腔にも血管はあります)。
うまく鼻の穴だけをふさぐと、鼻腔のNOも貯留されるわけです。そしてそれは再吸収されたら血管を拡張させ、炎症をおさえます。すると鼻が通るわけです。
「NOは鼻腔で産生するの、副鼻腔なの?(両方なの?)」問題については上記の「鼻腔(の粘膜)にも血管は(もちろん)あります」で良いと思うのですが、一応引用をします。
また、手術患者の協力のもと、鼻腔、上顎洞におけるNO濃度を副鼻腔炎症例、正常例にて上記同様単位面積あたりに換算し比較検討した結果では、副鼻腔炎症例においては鼻腔内NO濃度が上昇しているものの、NOの産生量に鼻腔と副鼻腔では有意な差がないことを確認した。
一応、再掲します。
NOの産生量に鼻腔と副鼻腔では有意な差がないことを確認した。
NOは鼻腔でも副鼻腔でも両方で産生します。
血管内皮でNOが産生されることを理解しておけば十分でしょう。
内皮細胞は、血流が速くなると、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)を産生して放出します。すると、一酸化窒素は中膜にある平滑筋に作用して、その結果、平滑筋の緊張がゆるんで血管が広がります。
血管を広げる働きは、放出される一酸化窒素の量に左右され、一酸化窒素が不足すると血管は硬くなり、逆に十分に出ていると血管をやわらかい状態に保つことができます。
NHKのサイトから引用してみました( ー`дー´)キリッ
内皮細胞は、血流が速くなると、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)を産生して放出します。
血流が速くなると、、、、
いろいろなことがつながってきますねー
端的に言えば、脳を鍛えるには運動しかないのです。
昨日も触れたBDNF(脳由来神経栄養因子)ですね!
c.f.【明日、急遽開催!!!】「脳みそが筋肉で何が悪い? 緊急1Dayスクール」 2016年02月10日
c.f.「君の名は。」と大事な筋肉に問いかけよう?黄昏時は「誰そ彼時」と教えるのは言の葉の庭のあの.. 2016年09月13日
BDNFだけではなく、ECS(エンドカンナビノイドシステム)にも明瞭な形で接続するつもりです(そして、最後にあのSystemの「緊張」にまで接続するころにはツンモの背中が見えるかも)。
いまあえて(できるのに触れていないのは)神経システム、内分泌システムです。まずは土台が大事。
土台とは鼻での呼吸とクンバカの多用(CO₂耐性の亢進)、そしてミューイングを始めとする再生医療的なシン・美容整形のラインナップです。
NO無限増殖のカラクリはシンプルです!
NOがNOを呼び、またNOを呼ぶのです。
NOが鼻腔を改善し、副鼻腔を改善し、その鼻腔と副鼻腔がまた大量のNOを産生する。
それを吸って肺から全身にまわり、血流が改善することで、その血管内皮がまた大量のNOを産生する。身体を動かしたくなり、血流が激しくなることで、またそのことで血管内皮から大量のNOが産生される。
まず鼻をかんで鼻腔をすっきりさせて、鼻の穴だけふさいでなるべく我慢しましょう。
そうすると鼻腔に充満した一酸化窒素(NO)が血管を拡張させ、炎症を鎮めます。
ちなみに「内皮細胞は、血流が速くなると、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)を産生して放出します」という一節を覚えているでしょうか、瞑想(数息観)ではなく歩行禅で良いのです。走っても良いのです。「血流が速くなると」を意識すると、なぜ歩いているほうが息止めが楽かが分かります。
鼻の穴をふさいで、NOを産生させ、血管を拡張させると、鼻腔がすっきりします。鼻が通ります。そしたらまたすかさず鼻を塞いで、NOを産生させます。するとそのNOが再吸収されながら、副鼻腔まですっきりさせます。副鼻腔の炎症をおさえていきます。
そしたら、また鼻の穴をふさいで、NOをせっせとつくらせて、鼻腔・副鼻腔の炎症をおさえます。鼻腔・副鼻腔はマンデルブロ集合のようにフラクタルです。フラクタルもスライムをかぶせたら表面積が減ります。粘液がたまっていたらそこに吸収されて使われません。炎症でも腫脹します。腫れるということですね。僕らは多かれ少なかれ慢性的な炎症に見舞われています。
その炎症をおさえればおさえるほど、表面積が増えます。フラクタルだからです。
で、炎症と言えば、(いつもセッションやセミナーでお馴染みの)炎症の5徴候です!(僕は五大徴候と言ってしまいます)
「発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害」です。
覚えましょう!
一度聞いたら二度と忘れないように、覚えましょう!
「出張したお父さんが風邪をもらってきたのか、昨日から発熱して、真っ赤になっている」というイメージを持ちます。
そして、つぶやきます!
「出張、父さん
昨日、発熱、赤くなる」
↓
出張(腫脹)、父さん(疼痛)
昨日(機能障害)、発熱(熱感)、赤くなる(発赤)
↓
これもカスケードやスノーボールです。
組織に急性炎症が生じると、毛細血管は拡張します。
そのことで局所の血流が増大します(発赤、発熱)。
拡張した血管からは血液成分の滲出がおこり、組織に浮腫が起こります(腫脹)。
それらが痛みとして認識され(疼痛)、むくんだことで、機能障害が起こります。
古代ローマ時代の医師ケルススにより、発赤(REDNESS)、発熱(HEAT)、疼痛(PAIN)、腫脹(SWELLING)という炎症の四主徴が初めて記載され、それらはその後長らく損傷などの後に生ずる一過性の生体の修復機構として肯定的にとらえられてきたが、1871年にウイルヒョーは5番目の炎症性変化として機能障害(LOSS OF FUNCTION)を加え、炎症の病理学的な側面を強調した。
話しを戻して、鼻の穴をふさぎ、NOを産生すると、そのことで血流が回復し、炎症が改善します。するともっとNOが産生され、そのことで血流が回復し、機能障害から回復します。NOを一度投資すると、永遠にリターンが返ってくるようなシステムがあるのです(それを強制終了するのが口呼吸、強制終了は言い過ぎかもですが、でもスノーボールを壊します。口呼吸は鼻を詰まらせるので)。
鼻腔だけではなく、副鼻腔が改善していくと、ますますNOの収穫期に入ります。そこでクンバカを多用していくと、NOは貯留され、鼻腔と副鼻腔はますます通ります。
肺から血管に入り、広がった血管内皮からまたNOが産生され、、、、と、スノーボールがどんどん巨大になり、身体は快適になり、病気のリスクは下がります。
まさに、ニトログリセリンが爆発するのです(唐突に意味不明)。
これがNOの無限増殖です。
適切な働きかけをすれば、どんどんどんどん回収できるのです。
鼻呼吸とクンバカ(呼吸停止)です。それも静かな呼吸(サムライの呼吸)を。
これが、今後のシン・美容整形の基礎となります!
ともかく圧倒的に快適なので、口を閉じて鼻で呼吸して、CO₂ともどもNOも堪能しましょう!!
一般向けの遠隔企画をスタートします!!
叩けよさらば開かれん!
【達人紹介】
達人の域(息、粋)に達したワニちゃんをご紹介いただきました!
真冬の水中で氷漬けになってヴィム・ホフしているワニちゃんです!究極の鼻呼吸!!
2月10日(土)にリアルセミナーを開催!!!
いま、「鼻呼吸への徹底改善」の遠隔ヒーリングを継続中!
飛び込むなら今!!
【BodyDesign BootCamp3期 〜密教タントラの奥義〜開発から関係へ】
〈Body Design BootCampは全3コースです〉
・Body Design BootCamp3期プラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料60万円)
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【日程】
#1:1/14(日)18時〜 (Zoom版ですが配信開始!)
#2:2/10(土)18時〜
#3:3/9(土)18時〜
#4:4/13(土)18時〜
#5:5/11(土)18時〜
(予備日:6/8(土)18時〜)
(前期までと同じく土曜日オイルBootCampの後にスタートです)(初回のみ日曜日!)
【総合5位御礼!!】
2位にリーサル・ウェポンが!!!おめでとう!!!!(Hiroさんによるあの遠隔企画がスタートするかも?!)
4位にLess is moreなRayさん!!さすがです!!
20位にRaySalonセラピストYukaのアイスバス体験記!!(写真も!)
シュン君は安定の総合ランキング4位!!