息を止め、どんなに苦しくなっても、実際は血中酸素濃度はほとんど下がっていない、、、。
息苦しさの根拠は酸素不足ではないことがオキシメーターを使うと良く分かります。
逆のパターンも先のパンデミックで我々は痛感しました。
血中酸素濃度がかなり下がっているのに、本人はピンピンと動いているケースです。すなわち、酸素不足をモニターする機能が人は欠損しているというか、鈍いのです。
しかし、血中二酸化炭素濃度にはとても敏感なのです。
いや、敏感どころか敏感すぎるのです。
この敏感すぎるほど敏感なのが厄介です(ほぼ万病の元)。
(興味深かったのは、扁桃体が壊れており、何にも恐怖を覚えることがない女性が、唯一高濃度の二酸化炭素を吸った時だけは、恐怖を覚えたという実験です。扁桃体とはまた異なる恐怖システムが身体にはあるのです。窒息死するのではないかという恐怖です)
呼吸のパラドキシカルな点はここにあります。
我々は酸素を吸っていると思っていましたが、実は二酸化炭素を排出していたのです。
火の呼吸は酸素を吸い込んでいるというよりは、せっせと二酸化炭素を吐き出して、二酸化炭素濃度を下げているのです。それで全身は苦しくなってきます。二酸化炭素がなければ、血液中の酸素を細胞に運べません。
その上でクンバカ(呼吸停止)をすることで、一気に二酸化炭素濃度を上げます。
下げて上げることで、強制リセットをするということではヴィム・ホフも同じです。
で、我々のフォーカスはこの血中二酸化炭素濃度の高さに対して鈍感になることです。
高い血中二酸化炭素濃度でもそれが害を成さないことを理解し、害どころかむしろ有益であることを身体で覚えます(その気功技術が「シンナー」)。コントロールされた環境で、ブラックアウトしても死なない状況で(たとえば寝室のベッドの上や、リビングのソファーの上に横になる)、ゆっくりと二酸化炭素への耐性をあげていきます。
そのフィードバックは息を止める時間の長さで測れます。
しかし記録にこだわらず、静かな呼吸を目指します。24時間その呼吸を目指します(夜は例のデバイスを活用してください。睡眠時でトレーニングすると、進化が加速します)。
ただ、二酸化炭素と空気の混合気体を用意して、それを吸ってもらうのは大変なので、真に驚くべき方法で、もっとシンプルなワークに落とし込みました(もちろん鼻呼吸、そしてクンバカはいつでも効果的です)。そしてこれはかなり強烈です。一種のドーピングとして機能し、身体が猛烈にやわらかくなり、そして温かくなり、活力が満ちるのが分かります。
そうやって、楔(くさび)を移動させながら、果実を得ていくと、楽しくホメオスタシスが移動できます!
羽根が動けば、兵は任務を解かれる。
僕らが目指したいのは、このサムライです。
激しい運動をしても静かな呼吸を維持できるサムライです。どんなに緊張するシーンでも静かな呼吸を維持できるサムライです。
このサムライの先にイエスやブッダの知恵が見えてきます。
初回が華やかに終わったところですが、これからでもまだまだ間に合います!!
一緒に駆け上がりましょう!!
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