寿命を心臓の鼓動時間で割ると、哺乳類ではどの動物でも、一生の間に心臓は20億回打つ〜5億回の呼吸 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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とあるコーチの方から質問を受けました。

 
MadMax → f → ポテンシャル(能力や成功)

があまり理解できていません

これはこのようなfが存在するということなのでしょうか?

MadMax → f → 不安

というfの人もいるのかと思っています。

ブログなどのfは呼吸などのようにもともと生体そのものにあるものを言ってるのでしょうか?

これは多くの人が感じる疑問だと思います。

 

MadMax → f → ハイパフォーマンス

というカタチというのは、いま「まといのば」で推している考え方というか、定式です。

 

いつ頃からかと言えば、少なくとも2018年ごろにはMadMaxが出てきており、その前は軍艦島(長崎県端島)がイメージでした(MadMaxというのは映画のタイトル)

c.f.自分が理想とする世界と目の前の物理的現実世界を重ね合わせることで、ゴール達成を加速させる! 2018年08月27日

 

    

まずARという気功技術ですが、これはまっすぐに拡張現実という意味です。

 

で、2つの使い方があります。どちらもAR(拡張現実)という名称なのでかなり誤解を招いて申し訳ないと思っています。

 

 

強いて言えば、1つ目がMadMax版、もう1つがGoal版です。

もともとはMadMax版しかなかったのですが、最近、Goal版が出てきた感じです。

 

MadMax版は単純です。

 

いま現在は紀元2500年荒廃した地球に自分ひとりがいると思うことです。

 

その荒廃した地球にぽつねんと立ちながら、在りし日の地球(2018年でも、2020年でも)を思い浮かべている(ARで観ている)というSF的な臨場感を強めます。

 

 

 

 

以前は、軍艦島(端島)のイメージを用いていました。

 

 

 

何のためにこのワークをやるかと言うと、、そのカラクリはシンプルです。

 

まず目の前に広がる物理的現実世界は虚妄であると脳に思わせることで、強引な相対化が可能となります。また、廃墟から現在を思い出すという心理操作によって、「あの頃は良かった」というノスタルジーが引き出せます(我々はいつも現在に不満で、過ぎ去った過去は美化します。そのシステムを逆用します)。そのノスタルジーは現在に対する心からの感謝の念に変わります。

 

その意味でとても使える心理操作であり、気功技術です。

ここでのポイントはどれだけ、リアルに想像できるかということです。

 

ありえないことは信じられないもの」と無邪気に言うアリスに向って、赤の女王は以下のように言います。

「まだお稽古が足りないのね」とクイーン。「わたしがあなたの年ぐらいだったころには、

c.f.毎日三十分はお稽古しましたよ。そう、朝ごはん前に、ありえないことを六つも信じたことだってあります 2018-04-20

 

ありえないことを信じることで、ありえないような結果を得るのが気功です(^o^)

(盲信せよということではありません。ARのようにリアルに思い浮かべよということです)

 

 

サピエンス全史では、ホモ・サピエンス(人類だと他のホモ属を含んでしまうのでサピエンス全史)の他の動物に対する優位性は「虚構」にあるとしました。この虚構とは、大きなもので言えば、宗教や貨幣も含みます。赤の女王の言い方を用いれば、「朝ごはん前に、ありえないことを6つも信じ」ることです(かつては、僕は赤の女王の言っていることがナンセンスだと思っていますが、年を経るとアリスの無邪気さが間違っていると思うようになりました)

 

それはさておき、これがARのMadMax編です。
廃墟と砂漠です。

 

 

 

で、MadMaxを入力とすると人間は「不安」という出力をするのではないかというご質問です。

 

これはある意味では正しいです。不安というか、正確にはパニックかと思います。

 

 

ただ、これはかなり情報空間的なのです。たとえば情報としてメディアから来るMadMaxな未来であったり、MadMaxな対岸の火事は不安をかきたてます。しかし、目の前の火事に対しては無我夢中で消すか、逃げます。不安を覚えるゆとりなどないのです(その不安の底にはヒュウガ・ウィルスで描かれる以下のような「安心」があるように思います)

c.f.「走れ、走れ! 僕の行けなかった道を」の傲慢 2012年08月21日

 

アメリカのテレビでおなじみの光景、災害や事故や犯罪の現場でレポーターが被災者や被害者の家族に聞く、悲しいですか?悲しいでしょう?最優先事項がなく退屈な人々はそれを見て今自分が悲しくないことを確認して安心する。

 

 

 

Cold Showerもアイスバスも、ある意味で似ていて、Coldに身体を暴露している間は(冷水を浴びている最中は)「いまここ」に集中します(そのうちに自我=エゴのおしゃべりが始まるので、それを止めるために呼吸を止め、呼吸をコントロールし、呼吸を観察します)

 

 

正直言えば、慣れてきたら負荷をかけるしかないのです。それも過大すぎる負荷を上手にかけるしかありません(それは多分、ヴィム・ホフの仕事)

 

 

で、この方が問わず語りに回答してしまっているように、これは実は人間のシステムであって、個々人のユニークネスはあまり問わないのです。というか、人間だけではなく、哺乳類のシステムであったり、哺乳類だけではなく動物のシステムであったり、動物だけではなく真核生物のシステムであったりするのです。

 

    

ブログなどの「f」は呼吸などのようにもともと生体そのものにあるものを言ってるのでしょうか?

*その通りです!

 

繰り返しますが、これは実は人間のシステムであって、個々人のユニークネスはあまり問わないのです。というか、人間だけではなく、哺乳類のシステムであったり、哺乳類だけではなく動物のシステムであったり、動物だけではなく真核生物のシステムであったりするのです。

 

たとえば、ECS(エンドカンナビノイドシステム)は脊椎動物のシステムをハッキングします(ヴィム・ホフは「Weedは最高だけど、俺は自前でやる」と言っていたのを思い出してください)

 

 

そして「イマン」は真核生物のその先にアクセスします。

 

たとえば、哺乳類ということで言えば、ネズミもゾウも生涯で5億回呼吸をします。20億回の心拍だそうです。

    

寿命を呼吸する時間で割れば、一生の間に約5億回、息をスーハーと繰り返すと計算できる。これも哺乳類なら、体のサイズによらず、ほぼ同じ値になる。(本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間』)

(ということは、「長生きしたければ、長い息を」というダジャレのような長息の教えがまた復活するわけです)。c.f.ピルエットのコツ~胸を開く 2010年12月20日(長息で検索したら、2010年の記事が出てきました)。

 

    

 私たちは、ふつう、時計を使って時間を測る。あの、歯車と振子の組み合わさった機械が、コチコチと時を刻み出し、時は万物を平等に、非常に駆り立てていくと、私たちは考えている。
 ところがどうもそうでもないらしい。ゾウにはゾウの時間、イヌにはイヌの時間、ネコにはネコの時間、そして、ネズミにはネズミの時間と、それぞれ体のサイズに応じて、違う時間の単位があることを、生物学は教えてくれる。生物におけるこのような時間を、物理的な時間と区別して、生理的時間と呼ぶ。

心拍数一定の法則?

こんな計算をした人がいる。時間に関係のある現象がすべて体重の四分の一乗に比例するのなら、どれでもいいから二つ、時間に関係するものを組み合わせて割算をすると、体重によらない数が出てくる。たとえば、息を吸って吐いて、吸って吐いて、という繰り返しの感覚の時間を心臓の鼓動の間隔時間で割ってやると、息を一回スーッと吸って、ハーッと吐く間に、心臓は四回ドキンドキンと打つことが分かる。これは哺乳類ならサイズによらず、みんなそうだ。

 寿命を心臓の鼓動時間で割ってみよう。そうすると、哺乳類ではどの動物でも、一生の間に心臓は二〇億回打つという計算になる。
 寿命を呼吸する時間で割れば、一生の間に約5億回、息をスーハーと繰り返すと計算できる。これも哺乳類なら、体のサイズによらず、ほぼ同じ値になる。

 

 

 

これは「哺乳類なら、体のサイズによらず、ほぼ同じ値になる」という生理的時間のなせる技なのです。

ということは、これをハックすれば良いとなります。

心臓の鼓動を物理時間に対してゆっくりにん、そのためにも呼吸をゆっくりすることです。

単純な議論ですが、シンプルなだけに強烈です。

 

最後にこれは完全に余談ですが、心臓の止め方です。

 

    

たとえば、息を吸って吐いて、吸って吐いて、という繰り返しの感覚の時間を心臓の鼓動の間隔時間で割ってやると、息を一回スーッと吸って、ハーッと吐く間に、心臓は四回ドキンドキンと打つことが分かる。これは哺乳類ならサイズによらず、みんなそうだ。(本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間』)

と書かれているので、息を止めたら心臓が止まると浅はかにも考えたくなりますが、実際は止まりません(笑)。むしろ心臓は止まるどころか早鐘を打ちそうです。

 

でも、ヨーギたちは心臓を止めます。

 

どうやって?

 

この方法は心臓を意識に上げることですが(Rゆらぎとか言って)、それだけではうまくいきません。逆転の発想が必要になります(いや、こんな情報いる?)(僕はずっと知りたかった情報です)

 

むしろ、回数を増やすそうです(寿命は縮む!)

 

 

    

 

 1970年の春、ラーマはメニンガー・クリニックの狭い殺風景なオフィスで木製のデスクの前に座っていた。(略)
 次の実験で、ラーマは脳から心臓へ焦点を移した。じっと座って何度か呼吸し、合図を受けると、60秒とたたないうちに心拍数を74回から52回に落とした。その後、心拍数を8秒以内に60回から82回に増やした。一時、ラーマの心拍数をゼロになり、そのまま30秒とどまった。グリーンはラーマが心臓を完全に遮断したかと思ったが、心電図を綿密に調べてみると、ラーマは心拍数を毎分300回になるように操っていたのがわかった。

 心臓がこれほど早く脈打った場合、血液は心房を流れることができない。このため、心房粗動と呼ばれる現象は、たいてい心拍停止となって死に至る。ところが、ラーマは影響を受けなかったようだ。彼はこの状態を30分間維持できると主張した。実験の結果はのちに《ニューヨーク・タイムズ》で報じられた。

 

 

 

300回って、、、

 

 

というわけで、Crazyな世界へようこそ!

 

 

明日18時開講!!

 

 

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