あなたは夕日に溶けて わたしは夜明に消えて もう二度と 交わらないのなら それが運命だね(藤井風 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

かつての「まといのば」のスクールでは、「ナマステ」が大きなテーマでした。

今回のメンター養成スクールでも、久々に大テーマとして復活ですw(多分)

 

ナマステというのは挨拶の言葉ですね。

インドやネパールで使われます。

 

 

 

面白い言葉で、HiやHello(もしくはGoodbye)のように気軽に使えるのですが、NamasteはNamas−teと分解され「Te」はYouです。

Namasは仏教用語で言う「南無(なむ)」です。

すなわち、Namasteとは、あなたに帰依します、という意味となります。

カジュアルな言葉なのに、帰依宣言のような重い内容です(笑)

いや、ただの挨拶ですが。

 

 

これは「あなたの神に拝礼する」というような意味だと聞いたことがあります。

 

美しい挨拶です。

 

 

2013年にこのブログでこう書いています。

c.f.ラテン語ばかりかサンスクリット語も?!ロゼッタストーンとは何か? 2013年07月16日

 

良いまとめだと思うので、再掲します。

 

(引用開始)

ちなみにサンスクリット語と言えば、ナマステ(namaste नमस्ते)が昨日話題に出ました。

抽象度が高い低いというのは、視点の問題でしかなく、当然ながら生命は全抽象度に存在するというのがナマステの意味です。
だから「あなたの内なる神(世界、宇宙、内部表現)に礼拝(敬礼、帰依)します」ということです。いま目の前に見えているものは、機能の一つの写像でしかなく、もしかしたら見えていないのは、我々の目が悪い(スコトーマ)だけなのかもしれないということです。

namas-teでありteはYouです。namasは別なロゼッタストーンでは南無と書かれます。
南無阿弥陀仏とは、阿弥陀如来に帰依しますということです。南無はオーム(ओम् [om] 、またはॐ [oM] 、Aum)であり、アーメン( אָמֵן‎:ヘブライ語  āmēn:ラテン語  Amen)です。

当然ながら、ナマステは気功をやるにあたっては大前提となる、という話を昨日はしましたが、このブログでもいつか書きます。
(引用終了)

*長いメンバーの方ならお馴染みでしょうが、、「このブログでもいつか書きます」といういつもながらの空手形は、引き受けがないまま宙に浮いていますね。

 

 

平たく言えば、ナマステとは、ひとりひとりがそれぞれ「ほんとうのたった一人の神さま」(宮沢賢治)を持っていて、その神に対して拝礼するというイメージです。

 

(引用開始)

 

「あなたの神さまってどんな神さまですか。」青年は笑いながら云いました。
「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです。」
「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」
「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」

 

(引用終了)(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』

 

神さまをケチって、ひとりひとつではなく、全員に共通する神(それも全知全能のw)を設定しようとするから、クソゲーになるのです。

一神教はむしろ特殊な宗教形態です(ギリシャ神話や日本やインドや中国の神話に見るように、多神教が通常ですね)。

というか、ユダヤキリスト教も本来は民族の宗教であって、ベースは多神教であったはずなのに、その民族に恐るべき天才が数名いたことでひとつの民族宗教が世界宗教になってしまったのが、間違いの始まりだったのでしょう。

 

 

本当に良いものは共有できないのです。

それにそもそも「全員」って何でしょう?

数学上の概念でしかありません。

 

(引用開始)

かつてカール・マルクスが悩んだ問題は、古代ギリシアの芸術が、それを生んだ社会が過去のものになってすでに久しいのに、なぜ「永遠の魅力」を保持しているかということだった。しかし私たちがいまこだわりたいのは、この世界の歴史がまだ終わってもいないのに、それが「永遠の魅力」を持つとどうして言い切れるかということだ。

(引用終了)(イーグルトン『文学とは何か』)

文学とは何か――現代批評理論への招待(上) (岩波文庫)

文学とは何か (下)-現代批評理論への招待 文学とは何か-現代批評理論への招待 (岩波文庫)

 

*余談ながら、フランシス・フクヤマが「歴史の終わり」の新版を出しましたね〜(最初に「歴史の終わり」が出版されたときは、「まだ歴史は終わっていない、明日は来る」というトンチンカンな批判が大手を振っていましたが(振っていたのかな?でも今も言う人いますね)、、、これはヘーゲル的な意味での「歴史の終わり」です。

 

 

 

 

まあ、それはともかくナマステです。

 

ナマステというのは、相手に帰依するという意味であり、本来の相手に帰依します。

帰依するというか、相手の神に拝礼するのです。「南無」などでは拝礼が転じて「帰依」の意味となりました。

 

 

ご承知のように「南無阿弥陀仏」というマントラは、阿弥陀仏に南無(帰依する)ということです。

 

(引用開始)

「南無」はナモー(namo)の音写語で「礼拝、おじぎ、あいさつ」を意味するナマス(namas)の連声による変化形。「礼拝」から転じて帰依(śaraṇagamana)を表明する意味に用いられ、「わたくしは帰依します」と解釈される(引用終了)Wikipedia『南無阿弥陀仏』

 

では、ここであいさつされる「Te(You)」とは誰かと言えば、本人であり、いわゆるスピリチュアリズムで言う「ハイヤーセルフ」です。

ハイヤーセルフというのは、そこにまとわりつくいろいろな情報を無視するならば、非常にうまいネーミングです。

 

Higher selfというのは文字通り、高い自分です。高次元の自分と訳されることもあります。

どう「高い」のかと言えば、抽象度方向に高いのでしょう(包摂関係のある情報の情報量の大小が「抽象度」です。ですので、抽象度とはある部分集合にのみ適用される仮初めの基準であって、絶対的なものではありえません)。

 

このハイヤーセルフをたとえば「遮那(しゃな)」とか、未来の自分、高次の自分、理想の未来などと言います。

 

*奈良の大仏さまは、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)であり、大日如来です。密教神です。

 

うしろの百太郎のように、我々の肉体や自我のうしろには遮那(しゃな)が存在し、それがハイヤーセルフとして、もしくは「ほんとうのたった一人の神さま」として機能するということです。

 

それに対して、礼拝するのです。

 

ここには相手の価値観に対するリスペクトがあり、相手の宇宙に対するリスペクトがあるように思えます。

 

コーチングやメンタリングもまたナマステからスタートすべきでしょう。

 

相手の理想の姿というのは見えなくても、存在するのです。情報空間に存在します。

(我々は物理空間に囚われているというよりも、ほぼすべてが情報空間にいます)

 

 

遮那やハイヤーセルフとつながることをチャネリングと言ったりもしますが、これも有象無象の情報を外すならば、イオンチャネルのようなもので、(ハイヤーセルフと自分との間に)チャンネルが開通したということです。

 

そして、お互いの遮那同士がつながることを白毫合わせという風に「まといのば」では定義しています(いわゆる開眼供養の際にも使う技ですね)。

白毫は第6チャクラにある白く長い毛のことです。

 

白毫同士を合わせてあげると、空中給油のように情報がやりとりできると考えます。もちろん無意識レベルで。Echoなどと合わせて使いたい技術です。

 

 

藤井風さんがデビューシングルの “何なんw”(Nan-Nan) ”は、これについての歌だと解説されています。

ただ、あまり先入観なく聴いた方が、歌は楽しめると思います。

興味がある人は本人の解説を聴いてみてください。

 

かっこいいですね〜。

 

 

 

僕自身は「帰ろう」の中の

 

憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

 

が刺さりました。

 

「忘れる」ことはテクニックとして洗練させるに足るものだと思います。

 

 

 

というわけで、今回のメンター養成スクールは盛りだくさんです!

 

できたらこのメンター養成スクールは、(気功整体BootCampや、美肌プロやアディトレや解剖スクールのように)定期的に開催したいと思っていますが、、、今回で力尽きるかもw

 

ともかくまずは今回を楽しみましょう!!

 

 

そんなわけで、ナマステ!!

 

 

【メンター養成スクール 〜ゴール設定と脱洗脳〜】
【日時】 9月19日(土)13:00〜18:00

     9月20日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*Zoomによるライブ受講やヴァーチャル受講も可能です!
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

 

 

 

【動画紹介】

 “何なんw”に関する本人の解説はこちら。

 

同様に、「帰ろう」についても!

 

 

そして、PVのメイキング映像もかっこいいです。

 

 

彼の天才っぷりを感じるのは、ビリー・アイリッシュをカバーしたこちら。

 

 

イーグルトンは寺子屋「文学」で取り上げました。

これはかなり想像を超える内容だと思います(^o^)

ベースになったのは、お馴染みの「文学部唯野教授」です。

 

 

 

抱腹絶倒なのに、勉強になります。

文学部唯野教授にハマったら、是非サブテキストにも手を出してください!