だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである。そうすれば両方とも長もちがするであろう | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

ポストコロナ時代のビジネスモデルについてのセミナーを開催します!

 

 

いま起きている状況をシンプルに見てみましょう。

 

いや、コロナのことではなく、ヒーラーを取り巻く状況です。

(Covid19について、大局的な理解と、それをとりまくパニックの冷静な分析も必要です。ポスト・モダンが「モダン」の分析と批判から生まれたように(多分w)、ポストコロナもコロナの分析と批判から始めましょう)

 

 

正確にはわからないのですが、十年ほど前から、数年前までは、気功師として、ある程度の知識と技量があれば、活躍できました。

 

アメブロや他のブログサービスを使って、いわゆる秘伝に属するような情報をガンガンと流していき、信頼を勝ち得て(そして無料遠隔ヒーリングなどで、結果も示して)、ブランディングすることができました。

 

信頼を勝ち得て、コミュニティー化することに成功しました。

コミュニティーをクラウドから、地上に下ろしてくるために、オフ会などを継続的に開いて、そこでよりコミュニティーの結束を固め(というか、ハイパーラポールを強め)ることが可能となりました。

 

もちろん途中でいろいろな問題が生じます。

 

 

たとえば、記事があまりにパクリすぎると人は離れます。

ビジネスはパクリで良いと言われますが(それは同感ですが)、コピペはダメなのです。コピペではなく、本歌取りやインスパイアのレベルまで自分の中で煮詰める必要があります。

 

また、「直接に会ってガッカリ」問題も依然としてあります。

(あまり自分を大きく見せようとしないほうが良いのではないかと老婆心ながら思いますが、、、でも、ご自身は自分のことを謙虚だと思っているので、その場合は修正のしようがないですね)。

 

ポイントは等身大の自分をさらけ出すという感じなのでしょう。とはいえ自己開示したあげく、あまりの器の小ささと、ポテンシャルの低さに離れていくこともありますね、、、。

 

で、「まといのば」で薦めているのは、ともかくコアを創ることです。

コアというのは、核となるものということです(同語反復だw)。

自分はこれが好き、これにハマっている。これに情熱を注いできた!そして圧倒的な成果を出してきたという核を創ること、そして見つけることです。

 

その核は能力の輪の中にあるべきですし、ミメーシス(真似)から始まっても、どこかで自分の軸と絡み合うオリジナリティを発揮するものであるべきです。

 

出藍の誉れを目指すべきです。

 

「青は藍より出でて藍より青し」です。

 

 

実は気功においては、これはシンプルに可能です(いや、他の分野も同様でしょうが)。

ただひたすらに続けてしまうことを、とことん極めて行けば良いのです。もう三度の飯より好きなものを極めていくことです。

狂ったように続けてしまうワークや気功技術を中心に(核に)ビジネスを組み立てることです。

 

そこに情熱があれば、その火は燃え広がるのです。顧客の心に火をつけます。

 

 

 

 

 

閑話休題

 

話を戻します!!

 

というわけで、以前であれば、気功の秘密を知り、そしてきちんと学んで、実践して、鍛錬した上で、アメブロで良いので自分の知ったことや驚いたこと、そして自分ができるようになったことを虚心に書いていけば、フォロワーができ、オフ会でコミュニティーの結束を固めることができました。

 

しかし、そのいわば「アメブロルート」が遮断されました。

 

これはブログというサービス自体が周回遅れすぎるオールドメディアになったということ、そして似たようなことをする人が増えてきて、埋もれやすくなってきたこと、そしてルートそれ自体の賞味期限切れがあると思います。

 

 

次に出てきたのが、ココナラなどのサービスを用いる方法です。

これも500円からという変な参照点ができてしまうサービスながら、爆発的な成功をおさめるひとが多くいました。かなり稼げたのではないかと思います。

このときも「なんでも屋」ではなく、自分のお気に入りの技術で遠隔でコンスタントな結果を出せる技術に絞った人が勝ち残った印象です。

そのうち参入者も多くなり、粗製乱造の気配が大きくなり、規制も厳しくなり、そしてこのルートも遮断されました。

 

 

そして一番最近に出てきたのが、「サロンでセラピストルート」です。

これは特に地方でチャンスが得られない層に圧倒的に受けました。

 

 

 

地方にはチャンスが無いのです。

無いというと言い過ぎですが、ほぼ無いのです。

 

たとえばとある大阪在住のヒーラーは、新宿でセミナーを開催していました。新宿というのは東京にある都市の名前です。

なぜかと言えば、大阪で集客するよりも新幹線と宿泊費をかけても、新宿で集客したほうがペイするからです。

 

東京に地方から多くの受講生が集まることはありますが、逆はありません。

(ちなみに「まといのば」が一度だけ関西でヒーラー養成スクールを開催したときは、近隣の県から集まりました。彼らは日程が問題だっただけで、東京で開催したとしても変わらなかったでしょう)。

 

関西で5割減、名古屋などだと7割減くらいの集客力に落ちます。

 

ましてや大都市ではないところ(そして保守的な地盤であれば)、どんなにブログに力を入れても、ホームページを美しくつくっても、インスタグラムをがんばっても厳しいのが現状です(ヒーラーとしては、です)。

 

 

ですので、こぞってチャンスもあるし、集客力もある東京を目指すというのがヒーラーの形になっています(これに関しても、地方分権が始まるとか、一極集中が変わるという議論がありますが、変わらないと「まといのば」は考えます。ただ車の自動運転化や公共交通の変化によって、もう少し人が住みやすい環境に変化して欲しいとは思いますが)。

 

ヒーラーが成長するためには、経験を積むことが必要です。

 

必要な学びはOnLine MenTorの1期で充分です。プロとして活躍するには充分な知識と技術が手に入ります。それをしっかりと身体に落とし込んでおけば(通勤通学のときに繰り返し聴くだけでも、寝入り端にイヤホンを耳に入れておくとか、朝の準備をしているときに聴くとか、車の運転中に聴くとか)、あとは実地で経験していけば力は付きます。

 

ただここが問題でした。実地で経験しようにも、その場が無いのです。

 

ですので、ぐんぐんと力を伸ばすのは試す環境がある人です。たとえばPT(理学療法士)やOT(作業療法士)、そして医師、看護師たちは試すことが出来ます。また教師やカウンセラーなども同様です。セミナー講師やヨガ教師、ピラティスやエアロビクスの先生なども。

面白いところでは、ピアノの調律師がうまく気功を使っていました。

 

 

そうやって試す場がある人は、ぐんぐんと成長していきます。日々、実験と検証を繰り返せるからです。

しかし、ヒーラー一本でがんばろうという人にとっては、その場がなくて困難です。

 

そこで生まれたルートが、サロンセラピストルートです。

これは強烈なルートで、一気に生活が激変した方が何人も出てきました。

 

何が良いかと言えば、集客をサロンがやってくれ、家賃などの固定費の負担がなく、研修システムが存在し、歩合で給与が入るということです。すごいことです。

そもそもヒーラーとしては未熟な存在にも関わらず、サロンのブランドで集めてきたお客様に自分の腕を試せるのです。

そして日に何人かずつでも見れれば、一年も経てばかなりの人数が見れます。

これは大きな経験と自信に繋がります。

 

やはり現場を踏んだ数です(正確には修羅場の数だけ強くなれるのですw、流した「涙の数だけ」w)。

 

 

 

たとえば、副業として土日しか働けないとしても、、、一年で50週ありますし、土日のどちらか片方だけ働いたとして、平均1日2名だとしても、、、、ずいぶんと少なく見積もって、延べで100名の施術をできるのです。

 

これは実際に、数多いる先輩たちをセッションの数でごぼう抜きします。

 

 

結局、本番をどれだけ経ているかが重要です。練習も大事ですが、本番は練習の何倍も上達させてくれますし、質が違うのです。

 

このサロンのセラピストルートには多くの人が殺到し、しかしいくら殺到しても飽和せず、しっかりとお金をコンスタントに稼ぎながら、学び続けて、多くのヒーラーが東京に進出しました。

 

そして東京でも奇をてらわずに、淡々と同じサロン(チェーン店なので)で働き、着々と出世し、普通に圧倒的な施術の結果を出しています。

(重要なのは、上京を機に独立しようとしないことです。それは2つの環境が同時に変わります。住む場所と、働く場所です。その上、これまでサロンがやってくれた施術以外のすべてのことがヒーラーにのしかかります。まず集客で困り、ブランディングの無さに途方に暮れ、固定費の膨大さにつぶされます)。

 

 

独立はクロスフェードのようにやるべきです。サロンを辞めて、独立ではなく、サロンに勤めながら、副業的に自分のビジネスも立ち上げることです。

 

このルートに関しては、この世の春を謳歌していましたが、昨年(ちょうど一年前あたりですね)から、このルートもまた閉鎖されるので、急ぎましょうという警告を発していました。

 

扉が閉じ始めるのです。というか、唐突に閉じるのです。

 

 

ただ、どのような形で閉じるのかは想像もできませんでした。ただ閉じることは確定的で(アメブロルートやココナラルートのように)、それがいつかということだけが問題でした。

 

アメブロのときも、ココナラのときも、「実力さえあれば人が集まる」という楽観論があり、それは真実のように輝いていました。しかし、それは蜃気楼のような幻です。

我々は時代の流れにあわせて、変化し続けないといけませんん。

 

で、、、、、今回の不思議なInfodemicによって、そのルートは壊滅的に壊されました。

このような展開とは想像ができませんでしたが、結果については我々は事前に知っていました。

 

そして、多くのメンバーがその前に移動に成功しました。東京への移動と、そこでの地盤づくりに成功しています(で、最後の一人が5月に上京しました!おめでとう!!。彼はサロンのルートではないのですが、「上京」ということで言えば、ラストチャンスに近いものをモノにしたと言えます。彼の後ろで扉は閉まったのです。駆け込み乗車に成功したのです。間に合えば勝ちです。この騒動の中で、計画通り上京した彼のCrazyさはお見事です!)。

 

とは言え、出遅れた方々は絶望することはありません(いや、充分に絶望的ですね、チャンスの女神は前髪しかないですね、本当に)。

 

ルートは消えましたが、自分で道なき道を歩くことは可能です。

 

今からでもアメブロで集客して、這い上がることも不可能ではないのです。ココナラでも何でも。

一人だけなら移動できる可能性はあります。

ただ、大きなルートとして、メンバー全体に薦めることは、できないというだけです(一人通る隙間はいつでもあります。ただルートをワープするよりは、圧倒的な努力と才覚が必要とされます)。

 

 

 

で、今回のInfodemicとDepression(大恐慌)を経て、いろいろと大きく変わります。

というか、成長が加速するだけです。

加速するのではなく、通常の状態に追いつくというイメージです。

 

新しいワインは新しい革袋に盛れ、なのです。

 

イエスですね。

 

だれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそんなことをしたら、その皮袋は張り裂け、酒は流れ出るし、皮袋もむだになる。だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである。そうすれば両方とも長もちがするであろう」。マタイ9:17

 

 

しかし、いまだに古い革袋が幅を利かせています。

 

 

 

それを既得権益と呼ぼうが古い悪習と呼ぼうが「伝統」と呼ぼうが、いろいろありますが、そのようなものが幅を利かせています。

たとえば、新しい感染症の報告を「手書きでFAX」という前時代的な方法を強制する官僚というのは、、、、彼らは頭が良いのに、その頭の良さを使う方向を間違っている気がします。

「今回の騒動で、素早く行政の機能をオンライン化できました!!」というのであれば、まさに優秀です。

不要不急の破産の自粛を要請した裁判機能も是非、オンライン化を。

[CNN.co.jp : 「Zoom裁判」で死刑言い渡し、人権団体が批判 ナイジェリア]

 

はんこ議連の会長がIT担当大臣というフェイク・ニュースのような事実も(不要不急な破産の申請は避けるように弁護士会に言った地裁も)、、、これらが古い革袋なのです。

 

[竹本直一IT担当大臣、印鑑とデジタル化は「対立でなく、共栄のため知恵をしぼる」 | ハフポスト]

内閣改造でIT担当大臣となった竹本直一氏は9月12日の就任記者会見で、印鑑とデジタル化について「共栄のため知恵をしぼる」と述べ、両立させていく考えを示した。

 

 

「じゃあ、新しいものが良いのか」、「オンライン化だ!!」

 

という話ではありません。

 

そもそもオンライン化は全く新しくありませんし。

 

 

また、新しいものはいつもリスキーなのです。

必要なアップデートを無理なく行いつつ、次のフェイズをしっかり見ることが大事です。

これが新しい革袋です。

 

*ウォーホールの初期の作品はハンコをひたすらに繰り返し押すものです。そしてその影響は後の作品にも現れています。

 

 

ちなみに、古いものがダメなわけではありません。

一方で、充分に成熟した技術はつなげて使うべきです。

成熟して、むしろ枯れてしまった技術を繋げることで大きな価値が生じます。

 

懐かしの「枯れた技術の水平思考」ですね。いわゆるイノベーションというのは、枯れた(成熟しきった)技術を思いもかけない形でつなげたものです。

 

堀江さんがiPhoneの成功は、実際は小型UNIXなのに、そのアプリの一つでしかないものの名前(電話)に固執したことだと言いました。

 

 

(引用開始)

iPhoneの場合、”キャズム超え”を果たした要因は、抜群の操作性とかスタイリッシュなデザインではない。

では、その成功の要因とは何か。

「Phone(電話)」というネーミングで、これまで押し通してきたことだ。

基本OSや構造を調べるまでもなく、iPhoneは小型のパソコンである。

しかし、「電話」の呼称を頑固に守り通して、「パソコン=扱いにくい」というイメージを見事に払拭した。

その結果キャズムを大きく超え、世界中のユーザーに受け入れられたのだ。

iPhoneという複雑な構造体の一アプリにすぎない電話を、プロダクトの「主役」に押し出すという決断が、iPhone、ひいてはスティーブ・ジョブズの最大の発明であり、革命だったのである。(引用終了)(堀江貴文「スマホ人生戦略」)

 

 

 

 

 

iPhoneが意外と古いコンサバティブなテクノロジーの集結であることはよく知られています。

 

それをスタイリッシュに近未来的に見せるのが得意なだけで、テクノロジーよりも操作性にフォーカスが当てられています。

その意味で大衆向けなのです。決して、ウォズニアックのようなイノベーター向けではないのです。

 

話を戻すと、枯れた技術の水平思考をする上で、もっとも枯れていて、もっとも信頼性が高いものは、、、、、、、古典であり、哲学です。

 

古いものは逆説的に最も新しいのです。

そして誰もが価値を認めないがゆえに、独占できます。

いや、むしろそれを知っている人とは同士になれます。

 

長くなったので、ここまでにしますが、、、、

 

 

 

 

簡単にまとめると、、、これまでヒーラーとして活躍するルートが多く3つありました。

 

1つ目はアメブロルート、2つ目はココナラルート、3つ目がサロンでセラピストルートです。

 

そして、どのルートも塞がれてしまいました。

 

 

また、今回のInfodemicとDeppressionのおかげで、社会の成長は加速します(ですので、これまでの移動の延長にあります。決して新しい状態が始まるわけではありません。ただ、時代を読み誤っていれば、ここからの変化は衝撃的でしょう。僕らは楽しみですが)。

 

そのフェイズを理解して、自分のビジネスモデルを組み立てていきましょう!!

 

という楽しいセミナーを開催します!!(間違っても、古典や哲学をやろうセミナーではありませんw)。具体的に突っ込んだ話をします。

 

 

【まといのば講座「ポストコロナ時代のビジネスモデル」】
【日時】 5月28日(木)19:00〜22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら
*ライブ受講、ヴァーチャル受講もあります!!(すべての受講生にヴァーチャル教材は配信されます!)

 

*軍艦島と呼ばれる長崎端島(世界文化遺産)