ホモ・サピエンスがそれらを栽培したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

そして、アーユルベーダについてのセミナーを続けて開催します!

 

これは何をしたいかと言うと、Yogaのときと同じようにその神秘のベールを剥ぎたいというのが1つ、もう一つは現代医療の終わりと次世代の医療について考えるときの補助線に古くて新しい医療を使いたいということです。

 

 

 

ちなみにポストコロナなのか、With コロナなのか、アンダーコロナなのかといろいろな考え方がありますが、ポイントは今すでにポストコロナであるということです。

 

コロナと共存なのか、封じ込めが本当に可能なのか(某小さな国たちのようにゼロ近傍への貼り付けができるのか)、、、みたいな議論ははるか昔に終わっているはずです、、、。そうでない人の頭の中では別として。

 

そもそも相当に早い時点で、Sars-CoV-2というウィルスの弱毒性と人類との共存の未来が語られてきました。

c.f.戦争が勃発すると、人々は言う「こいつは長くは続かないだろう。あまりにばかげたことだから(ペスト) 2020年04月16日

↑ここで紹介しているスタンフォード大学の感染症の専門家であるシーマ・ヤスミン博士が答えた質問の中に、世界の(まともな)疫学者や感染症研究者のコンセンサスがあります(多分w)

 

どういうコンセンサスかと言えば、

 

・今回のSars-Cov-2というウィルスはもちろん撲滅できない。

・前回(2009年)の新型インフルエンザと同じように毎年感染するウィルスとなる

 

というものです。

 

動画も下に貼り付けておきます。3分30秒あたりです

 

前回のパンデミックの新型インフルエンザは撲滅されたでしょうか?

いやいや、撲滅なんかされていません。

すぐに我々の生活に溶け込んでおり、今シーズンも猛威を奮っていました(笑)

いや、笑い事ではないのですが、それが現実です(笑えないのはオーバーリアクションのロックダウンです。日本だけでも肺炎で10万人が毎年死に、結核で3000人が死んでいるのです。感染症のプロはパニックの中でその基本的なことが消えたのでしょうか?)。

 

 

そして、当時の記事を引用します。

 

(引用開始)

 

ポイントは、、、

 

・今回のSars-Cov-2というウィルスはもちろん撲滅できない(封じ込めが成功するタイプのウィルスもあります。日本脳炎やエボラ出血熱などのように。今回の風邪のウィルスはそれに適さないというだけです)。

・前回(2009年)の新型インフルエンザと同じように毎年感染するウィルスとなるだろう(日常に溶け込むということですね)3分30秒あたりです

 

これがほぼ明確な未来像です。

 

ウィルスは残るし、季節性のありふれた感染となる、、、。

 

であれば、もうその未来を先取りして良いのではないかと思います。

(「こんなに大騒ぎする必要がある?」という質問に対しては、「インフルエンザの10倍の致死率だから」と答えていますが、どうなんでしょう)

 

 

僕は今回の騒動に関しては3月中に収束すると予測していました(一応、根拠があって)。

 

しかし、その予測は実際は外れています(というか、実態としてはピークアウトしていると思いますし、スペインだけではなくこれからロックダウンは解除していくことでしょう)。

 

(引用終了)

 

この件は僕はかなり軽視していました。

いや、Covid19は軽視して良いと思いますが、そのオーバーリアクションについてです。

 

正直、4月には終わっていると思っていたので、政治的な状況に関する予測はことごとく外しました(笑)

 

 

ちなみに2月24日の時点で以下のように書いていて、これでこの騒動について語るのは終了にする予定でした。

c.f.【明日開催!!】筋肉をゆるめたら、脳をもっとゆるめて活性化させよう!ミケランジェロとハトホルの目 2020年02月24日

 

すなわちセミナーではコロナのことは少し話すけど、ブログのような不特定多数に向けては(政治的な配慮で)書かないよ、ということです。

 

だけど、「これだけは書くよ」ということで、とりあえず下の文だけを書いています。この文章だけで、分かる人には分かるでしょうし、分からない人のためには、、、、4月以降のアメンバー記事が多少の解説になるかと思います(4月のすべてのアメンバー記事は限定解除しました)。

 

 

(引用開始)

 

COVID-19(新型コロナウィルス)に関しては、セミナーなどでは話していますが、ブログのような不特定多数に対しては話すのを控えています。

(コビッドと読むのでしょうか。Coがコロナ、Viがヴィールス、DがDiseaseで、2019年に流行なので19だそうです。WHOが名付け親です)

 

 

ただシンプルな事実確認を。

 

 

厚生労働省が発表しているデータで言えば、

 

2月21日12時の時点で

 

「79例の患者、14例の無症状病原体保有者が確認されている。」

 

とのことです。

 

日本の人口は1億2000万人です。

 

79例中14例は無症状です。不顕性ということです。

厚生労働省

 

ちなみにアメリカもインフルエンザが猛威を振るっていて、1万人以上がすでに死んでいます。

 

しかし、、、これも例年通りです。

 

c.f. CDC(アメリカ疾病管理センター)

 

例年通りというか、例年通りのど真ん中です。

(もちろん「こんなデータは信頼できない」という意見も分からないではありませんが、自分にとって都合の良い情報を取り入れ、都合の悪い情報を嘘と見做すとそれ相応の帰結になります)。

 

だからと言って軽視して良いわけではありませんが、花粉症もインフルエンザも例年通り蔓延しています(交通事故も自殺も、DVも)。

 

 

対策については、いろいろと話していますが、ここでは割愛します(過去にも書いていますし)。

 

(引用終了)

引用元:筋肉をゆるめたら、脳をもっとゆるめて活性化させよう!ミケランジェロとハトホルの目 2020年02月24日

 

(いまだに「封じ込めだ」とか、「新規感染者をゼロにしたい」とか空想科学小説を地で行く不思議な方がいますが、頭の中の妄想と自分の小さな世界の肌感覚だけで考えるのをやめた方が良いと思います。なぜなら、その空想科学小説による副作用をご本人が被るからです。そしてフォロワーも。

パニックも同じです。パニックの代償をはらうのは第一に自分自身です。そして巻き込まれる周りです。

国際機関も政府首脳たちも誰かに「王様は裸だ」のノリで、「君はパニックだ」と突っ込んでもらえれば良いのですが)

 

 

で、この「対策」についてはシンプルです。

 

ざっくりと言えば、運動、栄養、休息です(これ、書いていますね、そのまま)。

 

どれも現代人は大きな問題になっているものです(いや、古代ギリシャや古代ローマでも同様でした)。

 

「まといのば」に引きつけて言えば、アディトレであったり(6月にスクールを開催します!)、アドパであったり(6月のスクールに導入しますw)、最近のハーブのホメオスタシス性であったりします。

ポイントは現代医学のスコトーマとなっている部分を未来の医療で補いましょうということです。

 

 

話すと長くなるので、またざっくりと言いますが、中国医学では医療を上中下に分けます。

上品(じょうほん)、中品(ちゅうほん)、下品(げほん)です。

 

いわゆる、上品(じょうひん)とか下品(げひん)の元ネタですね。

ただもともとは仏教の九品(くほん)から来ているのでしょう。九品も三三品(さんさんぼん)というくらいで、3に分けて、またそれぞれを3に分けます。曼荼羅ですね。

 

天地人(てん・ち・じん)もまた同じような分類です。

 

それはともかく上品(じょうほん)、中品(ちゅうほん)、下品(げほん)です。

 

これは上医、中医、下医ともまた違う分類です。

「上医、中医、下医」というのは、「上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医す」ですね(ですので、西浦先生や尾見先生たちは本来は上医であるべきですね)

 

上品(じょうほん)は、無毒の薬で、長期服用が可能です。薬食同源を思わせますね。

 

中品(ちゅうほん)は、使い方次第では毒にもなる予防薬、強壮薬ですね。

 

そして下品(げほん)は、毒である治療薬ですね。長期服用は禁止ですが、短期的には圧倒的に結果が出るというイメージでしょう。

 

 

先日のハーブ講座で教科書的に使ったものから、引用します!

 

(引用開始)

 

上品は、生命を養う目的の養命薬で、無毒で長期服用可能とし、現在の健康食品や保険薬に相当する。中品は、体力を養う目的の養性薬(原文ママ)で、使い方次第で毒にもなるので注意が必要とし、現在の強壮薬・予防薬に相当する。下品は、治病薬(治療薬)で、毒が多いので長期にわたる服用はよくないとし、現在の西洋医学をベースとした治療薬に相当する。

 

(引用終了)

 

 

 

 

現代医学では、この序列が真逆になります。

 

下の方が良しとされ、いまも特効薬(下品)かワクチン(中品)が求められています。

(上流に行けば行くほど、小学生の算数も怪しい知的エリートであふれかえります。彼らの専門は「政治」なのでしょう)

 

 

話を先に進めたいのと、視野を広げたいので、結論に飛ぶと、、、

 

僕自身の想定では、現代医学のうちで未来に残るのは救命救急(ER)だけだと思っています。ERと外科的なものでしょうか。

(そもそも前回の革命が床屋さんにやる革命だったことを思うと、当然かもしれませんが)

 

薬に関しては、限界は見えてきており、抗生剤に関してはペニシリンの発見者であるフレミングが予測したことが現実に起きました。

(薬に関して言えば、お医者様は薬屋さんとズブズブのせいで、その利益供与が激しいせいで、医師は薬を売ることにバイアスが存在することは認めざるを得ないと思います。悪く言えば、クスリ漬けにインセンティブがあるのです)。

 

*以前にバズっていたこちらの絵。面白すぎますが、、、

*本来の意図とは逆に僕には両者が同じに見えます。

 

 

現代医学を否定する気はないのですが、この世の春を謳歌した時代が終わり、次の何かにその席をゆずらなくてはいけません。

(繊維産業や鉄鋼産業や石油産業のピークが過ぎても、それらの業界が終わらないように。新型インフルエンザやCovid19と同じくダラダラと続くのです)。

 

その次の何かを未来の医療とするならば、今回のテーマはその「未来の医療」です。

 

そして未来を見据える上では、過去を知ることが重要です。

 

 

というわけで、古くて新しいアーユルベーダの奇跡です!

 

三大伝統医学の1つです。

もう1つは中国医学。そしてギリシャ・アラビア医学(ユナニ医学)ですね。

 

この2つにも軽く触れます。

 

というか、知れば知るほどに我々が「新しい」と信じているものがいかに古いかが分かります。

 

これはアディトレなどでもよく話しますが、糖尿病というのは現代病ではありません。

関節炎も現代病ではありません。

 

エジプトのピラミッドを作っていた人々にも関節炎はあります。というか、1万年前からあります。そうレクチンが引き起こすのです。

 

それをハラリは「農業革命は史上最大の詐欺」と呼び、ホモ・サピエンスが穀物に家畜化されたと言います。

 

 

(引用開始)

人類は農業革命によって、手に入る食糧の総量をたしかに増やすことはできたが、食糧の増加は、より良い食生活や、より長い余暇には結びつかなかった。むしろ、人口爆発と飽食のエリート層の誕生につながった。平均的な農耕民は、平均的な狩猟採集民よりも苦労して働いたのに、見返りに得られる食べ物は劣っていた。農業革命は、史上最大の詐欺だったのだ。

 では、それは誰の責任だったのか?王のせいでもなければ、聖職者や商人のせいでもない。犯人は小麦、稲、ジャガイモなどの、一握りの植物種だった。ホモ・サピエンスがそれらを栽培したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。(引用終了)(ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』5章)

 

 

 

 
 
 
 
 
 

 

サピエンス全史は必読で(^o^)

ハラリにハマったらホモ・デウスも。そして関連してジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」も。

 

加えて、今回の騒動を振り返る意味でもファクトフルネスは必須ですね。

 

 

まさに「思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」を見につけたいものです。

小さな小さな試験管の中の「論理的正しさ」を普遍化しないで欲しいw(それが正しい場合は別として。アインシュタインの思考実験はまさにそうなので)。

 

話を戻しますが、たとえば、歯科領域のインプラントというのは現代医療だと思っている人は大勢います。僕もそうでしたw

 

しかし、インプラントはすでに紀元7世紀のミイラの顎からも見つかっているそうです。

 

(引用開始)

「歯科医療は、基本的には1300年以上変わっていない」と、辻先生がいう。

「まさか?!」と思いつつ、耳を傾けると、インプラントはすでに紀元7世紀のミイラの顎から発見されていたそうだ。それは、真珠貝を歯の形に成形して、骨に差したものだ。真珠貝の出す炭酸カルシウムによって、骨が結合していた。これは、現在の骨結合型のインプラントと同じである。

また、「ブリッジは5世紀からあり、日本では戦国時代に木製の総入れ歯があった」と教えてくれた。(引用終了)(堀江貴文『120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた』)

 

 

 

 

紀元7世紀にはすでに真珠貝によるインプラントが存在し、ブリッジは5世紀から存在し、日本でも戦国時代には木製の総入れ歯があった、、、、、という衝撃。

 

 

我々は現代医療というものを、もっと広い視点で捉え直さないといけません。

 

悠久の歴史の中で、ポツンと存在する「現代医療」を捉え直したときに、そして過去から未来の相関の中で捉え直したときに、全く違う風景が見えてきます。

 

現代医学を神のように奉っているので、神官たちの混乱が民草に増幅されているのです。

彼らをもとの職人の地位に戻しましょう。

 

 

というわけで、今回は「未来の医療」を考える上で、その切り口としてアーユルベーダを取り上げます。

 

とは言え、アーユルベーダ礼賛ではもちろんなく、暴かれたくないであろう真実を暴きつつ、しかし逆説的に評価も(ところどころ)します(Yogaと同じです。ヨガには伝統も歴史もない、ただのグローバル化に成功したインド式体操であることを暴いた件ですね)。

 

 

というわけでお楽しみに!!!!

 

 

 

 

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