意志力とは、美味しそうなクッキーを目の前にしてそれを拒絶すること。良い習慣とは最初から置かない事 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
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たとえば、受験科目としての英語を上達したいと思ったら、良い方法があります。

 

かなり効果的なのですが、、、、多くの人がそのアドバイスを聞いても、「ふーん」と納得するだけで実行しません。

 

稀に愚直に実行するタイプの人がいて、その人は圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

 

彼らはそれしか見えていなくて、他の方法論がスコトーマに隠れ、様々な誘惑にも耐えます。耐えるというか、そもそも目に入っていないのです。ですので、それに愚直に集中して、そして次々と結果を得ていきます。

 

 

逆に、どの業界もそうですが、教育産業も悪い意味でビジネスです。

ですので、効果があるかないかよりも、売れるか否かが優先されたりします。

そして、塾も学校も進学結果が全てなので(そこしかスポンサーは判断材料にできないので)、進学結果をお金で買ったりもします(優秀生の引き抜き合戦はリアルに存在します)。

参考書や教材は華やかに飾り立てることで、買うことを奨励しますが、学ぶことは奨励しません。

 

ですので、勉強に関しても抜け道があり、地獄への道は善意で敷き詰められているからこそ、狭き門より入る必要があります。

(卑近な例で恐縮ですが、僕自身の経験でもそうです。僕は筋トレを自分でやっていたときは、事故と怪我続きでした。優秀なトレーナーをつけたら、全く変わりました。どれほど勉強しても独学は独学です。もちろんそれでできるすごい人もいますが、、、基本的には良い先生につくのが最も近道であり、王道です!。というかその他の道は抜け道どころか、落とし穴に落ちて出てこれなくなることが多いのです)

 

 

気功も同様です。

 

たくさんの抜け道があり、それ以外の膨大なそれらしいけど全く毒にしかならないような広い道があります。

 

それらの広い道は非常にわかりやすく、うまくいきそうに見えるのですが、結果が伴わないのです。伴わないのですが、上手な宣伝によってコーティングされていて、束の間の夢を見せてくれます。

 

ふわふわした話をしても仕方ないので、もう少し具体的な話をします。

 

 

たとえば、英語の勉強として「まといのば」で勧めているのは、中学1年生の教科書を引っ張り出してきて音読することです。

ひたすら大きな声で身振り手振りを加えて、できれば歩きながら音読します。

若い子であれば、3回読んだらそのページを暗唱するつもりで読みましょう。

3回読んだら、教科書を伏せて、はじめから大きな声で暗唱します。

間違えても良いので、暗唱します!

誰かにチェックしてもらえるのであれば、それも良いでしょう。友達よりも、親御さんの方が良いかもしれません。

頭を振り絞っても出てこなかったら、ちらっと教科書を見ています。

 

そうすると「あーーーーそうだったーーーー」と思い出しますので、そしたら覚えようとしないで、また教科書を伏せて、暗唱します。

また忘れていても良いのです。

でも、自分にプレッシャーを上手にかけながら、ゲーム感覚で暗唱していきます。

(これをディーププラクティスと言ったりもしますが、昔から行われている手法ですね)

 

読み方や発音は気にしなくて良いです。ただ大きな声で口に出しましょう。できれば身振り手振りも大きく。

 

いま中学生だとしても、小学生だとしても、数年もすれば英語でコミュニケーションをとる必要が来ますので、そのイメージをしっかり持って、ガンガン話していきましょう。

英語話者と話すための予行練習であって、たとえば学校の授業で「じゃあ、そこを読んで」と言われたときのための予行練習ではありません。

学校なんて、砂上の楼閣のようなもので、気付いたらどこにもなくなっています。

でも、英語でコミュニケーションをとる必要性は気付いたら、がっしりとした楼閣として我々を囲んでいます。

 

そんな中で、たとえば、授業の中で「あいつの英語の発音、気取りすぎじゃね」とか煽(あお)っていたバカどもは、その楼閣を前にして、自分だけ余計な発言によって鎖国してしまい、その鎖国された牢獄の中で長い人生を過ごすのです。学校の時間は短く、その後の人生は十分に長いのです(帰国子女が発音を馬鹿にされて、わざと下手くそに発音するというのはよくある例です)

 

 

どこをイメージして、教科書を音読するかで結果は変わってきます。

 

他の勉強も同じです。

 

(ドラッグも同じですw、同じ量を摂取したら、同じように中毒になるわけではなく、インプットとアウトプットの間にある関数はブラックボックスなのです。そこには意識や意志が大きく介在します。平たく言えば、ドラッグに頼るから依存症になるのです)

 

 

アリストテレスは習慣が卓越性を生むと言いましたが、実際に繰り返していることがその人の人生を作り上げます。

とすれば、同じことを繰り返さざるを得ないようにデザインすれば良いのです。

 

習慣と言わずとも、癖にしてしまうのも方法です!

 

たとえば、多くの人はスマホ中毒です。

 

スマホ中毒をやめるのはかなり大変で、禁断症状が出ますwww

 

ですので、スマホ中毒を少し良い中毒にズラします!

 

たとえば、スマホをキンドル専用ガジェットにしてしまいます。

 

そして、スマホの画面を開いたら、まずキンドルを開いてしまうように行動嗜癖を上書きしてしまうのです(ツイッターとか、フェイスブックのアイコンは奥の方に置くか、消しても良いかも。アカウントを消すのはかなり抵抗があると思うので、かなり遠くへ追いやるだけでも開かなくなります)。

 

ツイッターやフェイスブックの問題は終わりがないことです。

認知科学で言えば、フレームが永遠に閉じないのです(参考書籍の言い方で言えば、クリフハンガー状態です)。フレームが閉じないと、脳はずっとそれが頭に締めます。

CMなどは当然ながらそれをフルに使って、頭のメモリを独占しようとします。

 

*セプテンバーはひとつのクリフハンガーの好例です!

 

 

逆にこれを逆手に取って、自分のゴールに関して、わざとフレームを閉じなければ、脳はそのことをずっと考えます。良い意味で考えせるのがポイントです!

 

またやめてしまいたい嗜癖(行動嗜癖)に関しては、環境を変えます。

 

よく言われることですが、アルコール依存症では、目の前にあるお酒を飲まないように頑張るのではなく、お酒を隠して見えなくすることです。

 

 

たとえば、中1の英語教科書を数冊買っておいて、トイレや玄関や寝室にも置いておくと良いです。そしてパッと開いて、パッと暗唱すると良いです。スキマ時間の習慣にしてしまうと、意外と進みます(同じく、分厚い本もスキマ時間にちょこちょこ読めば、読み終わっています。習慣にしてしまえば、いつの間にか終わっています)。

 

 

変えたい性格や変えたい嗜癖からは遠ざかり、好ましい行動嗜癖には近づくようにデザインします。

 

またまた孫引きですが、習慣について研究する南カルフォルニア大学の心理学者ウェンディ・ウッドはこのように語っているそうです。

 

(引用開始)「意志力を使うというのは、おいしそうなチョコチップクッキーを目の前にしながら、それを拒絶することです。一方、最初からそんなチョコチップクッキーをそばに置かないようにするのが、よい習慣です。」(引用終了)

 

自分の目の前に自分のゴール関連のものだけを配置し、他をスコトーマにするのです。

 

最も間近に置くのです。

(ですので、写真や言葉などを身近に置いておくのは良いのです!)

(ただし、それは他人と共有せず、自分の後ろ暗い秘密のような空気感があるほうがより良い気がします。圧力が増すのです)(でも、多くの人は「将来、何になりたいの?」とか聞いてくるので、表のゴールとか目標は適当に設定しておくと無難です)

 

巨大な目標を立てたら、こんなことを思い出しましょう!

 

 

 

大きな象を食べなければいけないとしたら??

 

一度に一口ずつ!

 

 

一度に一口ずつ食べることです。

 

部分にこだわり、細部をひとつひとつ仕上げていくイメージです。

一口ずつ食べます。一気にたくさん食べようとせず、一口サイズで食べていきます。

 

象全体を見ながら、でも自分の口のサイズに取り分けて、一口ずつ食べましょう。

味わって食べているうちに、巨大なゴールを達成しています!!

 

 

p.s.ただし、我々の生命時間は十分に短いので、ダウンタイムを短くすることが重要です。

無駄なことに割かないことです。落ち込んでいる時間を短くします。落ち込んだら、自分のMy favorite thingsを思い出して、元気になりましょう。ティファニーでスナックを朝食に食べてもいいのです。また多くの常識扱いされる行動嗜癖のほとんどから遠ざかりましょう。

 

 

【書籍紹介】

お馴染みのセネカの人生の短さについて。

無駄な時間を削れば、人生は十分に長いのです。

 

港区女子などの言い方が今どきの流行りですが、そのような存在は大昔から変わらずあることが良くわかります。

 

引用はこちらから!

 

ディーププラクティスについては、こちらを!

 

懐かしの1万時間の法則はこちら。

 

 

 

 

 

そして、「まといのば」のメンバーのお一人が電子書籍を出版されたそうです!!