われらはバビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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悲しみはいつまで引きずるべきか?
怒りはいつまで引きずるべきか?

と聞かれたら、「数千年にわたって」と回答すべきかと思います。

「忘れてはいけない」ことは忘れてはいけないのです。
語り継ぐべきことは語り継ぐべきです。


*バビロン捕囚

シオンとはエルサレムのことです。
バビロン捕囚はユダヤ人にとっては強烈な体験でした。
いわば民族まるごとの強制連行です。


詩篇137章
137:1 われらはバビロンの川のほとりにすわり、シオンを思い出して涙を流した。
137:2 われらはその中のやなぎにわれらの琴をかけた。
137:3 われらをとりこにした者が、われらに歌を求めたからである。われらを苦しめる者が楽しみにしようと、「われらにシオンの歌を一つうたえ」と言った。
137:4 われらは外国にあって、どうして主の歌をうたえようか。



深い悲しみの吐露が激しい怒りに変わります。


137:5 エルサレムよ、もしわたしがあなたを忘れるならば、わが右の手を衰えさせてください。
137:6 もしわたしがあなたを思い出さないならば、もしわたしがエルサレムをわが最高の喜びとしないならば、わが舌をあごにつかせてください。
137:7 主よ、エドムの人々がエルサレムの日に、「これを破壊せよ、これを破壊せよ、その基までも破壊せよ」と言ったことを覚えてください。
137:8 破壊者であるバビロンの娘よ、あなたがわれらにしたことを、あなたに仕返しする人はさいわいである。
137:9 あなたのみどりごを取って岩になげうつ者はさいわいである。
詩篇137章


復讐を誓うことが良いことだとは思いませんし、復讐を祝福することも良いことだとは思いませんが、忘れてはいけないというのはその通りだと思います(しかし政治はまた別です。政治は正しさとは別に、妥協と共存の産物であるべきです)。

「過ちは繰り返しませぬから」ではなく、我々は何度でも過ちを繰り返す存在だからこそ、語り継ぐべきですし、忘れてはいけないのです。それが過ちを繰り返さないための唯一の方法です。


我々の仲間が若くして不慮の死を遂げたことも、数千年にわたって語り継ぐくらいの気概で我々も生きましょう!




【参照動画】
若い人の死ということで思い出すのはマイケル・ジャクソンのGone to soonとブリトニー・スピアーズのEverytimeです。







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