Kick Me からのKick off 〜English kindergartenへの招待〜 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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1年間限定の企画として、本日スタートした英語講座ですが、上々のスタートを切れたように思います。

とりあえず、まずは、金子みすゞではないですが、「みんなちがってみんないい」が合言葉でした。
英語学習においては、「みんなちがってみんないい」のです。

というわけで、英語の枠をBreakしましょう!
ネイティブの中でも英語のアクセントは多種多様です。


様々なアクセントや英語での発話に多く触れることで、極端に遠い英語を多く浴びましょう。

まずは、今回のテクストとして使ったブルース・リーから。


*リクエストをいただいた字幕なし版です(^^)
英語を英語のまま味わえるのではないでしょうか。
Outputが増えれば増えるほど、Inputは増えます。もっと深く深く耽溺できます。

Lee: Kick me.

Lee: Kick me.

Lee: What was that?
An Exhibition?
We need emotional content.

Try again!

Lee: I said emotional content.
Not anger!
Now try again with me.

Lee: That's it!
How did it feel to you?

Boy: Let me think. . . .


Lee: Don't think. Feel.
It is like a finger pointing away to the moon.

Lee: Don’t concentrate on the finger, or you will miss all of the heavenly glory!
And do you understand?

Lee: Never take your eyes off your opponent, even when you're bowing!

Lee: That's it.


そして、非常に味わい深い(そして多くのオマージュとパロディを産んだ)Happy birthday Mr. President.です。我らがマリリン・モンロー(ノーマ・ジーン)です。マリリン・モンローはアクターズ・スタジオで学んでいます。リー・ストラスバーグの弟子でした。メソッド演技、そしてその源流のリー・ストラスバーグのシステムは今回の我々の加速学習の肝です。臨場感の操作です。




*1分20秒あたりからお楽しみください。

そして、マリリン・モンローの愛人とも言われるJFKの就任演説です。

意外な驚きが待ち受けているのではないでしょうか。かなり癖のある英語です。




これは後半です。My fellow Americansの有名なくだりは3分50秒あたりから。
ask not を使っています。Leeが"I said emotional content."とsayを使ったのと比較すると味わい部会です。

「だから国民諸君よ。国家が諸君のために何ができるかを問わないで欲しい――諸君が国家のために何ができるのかを問うて欲しい。
世界の市民諸君よ。米国が諸君のために何ができるかを問うのではなく、我々が人類の自由のために共に何ができるのかを問うて欲しい。」Wikisource

[26] And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you–ask what you can do for your country.

[27] My fellow citizens of the world: ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.


http://voicesofdemocracy.umd.edu/

感動的です。

しかし、テクニックは時代が下るに連れて、着実に向上しています。明らかに。
どんどん洗練されています。たとえば、オバマさん。



*本当に演説の上手な大統領だと思います。フルテキストはこちら。邦訳はこちら。
どこを切り取ってもシンプルで分かりやすく、感動的なスピーチです。僕は106歳のアン・ニクソン・クーパーさんの下りが好きです。歴史を感じさせます。それも今に直接つながる歴史を(現在完了と呼ばれていたhaveの感覚ですね)。


そして一方イギリスに渡り、鉄の女、マーガレット・サッチャー。
Queen's Englishを味わいましょう。




*18秒位からスタートです。

Some Socialists seem to believe that people should be numbers in a State computer. We believe they should be individuals. We are all unequal. No one, thank heavens, is quite like anyone else, however much the Socialists may pretend otherwise. We believe that everyone has the right to be unequal. But to us, every human being is equally important.

a man’s right to work as he will, to spend what he earns, to own property, to have the State as servant and not as master - these are the British inheritance. They are the essence of a free country and on that freedom all our other freedoms depend.


http://www.britishpoliticalspeech.org/

ちなみに、サッチャーは映画化されています。メリル・ストリープが演じています。見事です。泣けます(メリル・ストリープは2週間こもって、サッチャーの動画を見続けて、その話し方、癖を習得したそうです)。ともかくすごい映画です。近代史を学ぶのも、サッチャーという女性の生涯を俯瞰するのにも、演技やメソッドということを学ぶにもとても良いと思います。

*良い映画でした!

同じくマリリン・モンローの映画はこちら。

*なんというか、いいですね。


そしてこちらはセミナーで紹介したビデオです。様々なアクセントを使い分けます。

10分くらいから中国なまり。10分30秒くらいから日本語なまりです。というか、すごい能力です。

そして、最後には僕がお気に入りのBreaking Badから、ジェシーのYo,bitchシリーズです。


*YOだけで、これだけ表現豊かなのは逆に素晴らしいです。
北島マヤが「はい」「いいえ」「すみません」「ありがとう」だけを駆使することで(それしか言えないというルールでのエチュードなので)、姫川亜弓に勝ったことを彷彿とさせます(させないかw)。

ガラスの仮面 (第2巻) (花とゆめCOMICS)/白泉社

¥463
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ちなみに、ブレイキング・バッドの"Yeah Mr. White! Yeah Science!" のシーンはこちら!


セミナーでは動画を流さず、紹介だけしましたが、こちらも(Top 10 Sexiest Accents)面白いです。
ちなみに、オーファンブラックは1人の役者さんが違うバックグラウンドの違うアクセントで演じわけます(このトレーラーの20秒くらいに、別人になるための訓練のシーンがあります)。


我々が英語と認識しているのはきわめて少ないデータから演繹された偏ったものです。ぶっ飛んだ英語にたくさん触れることで、英語に対する先入観を吹き飛ばします。
その意味で「みんなちがってみんないい」のです(そしてそれを踏まえて、“One word, one image”です!!)

追加開催は6月1日です!!



*壁を突き破りましょう!!!