ヒーラーとして目覚めるとき | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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強烈なゴールがあるときに、ヒーラーとして目覚めます

僕がヒーリングの勉強を始めた当初は、いつかはヒーラーとして活躍したいと思っていましたが、随分と先のことと思っていました。

50歳くらいからぼちぼち活動を始めようと(今の僕は50歳よりは少し若いです)思っていたくらいです。それくらいは勉強と修業が必要だと思っていました。

養成講座の受講者の方々を見ていると、講座修了直後から開業されたり、家族や友人に施術をして効果を上げている方がたくさんいます。

ヒーラーとして目覚めるときには、もちろん知識や技術は必要かもしれませんが、それだけでは不十分です。突然、力をつけて活躍される方を見ていると、皆さんに共通しているのは、情熱に火を点けるような体験があることです。
それも強烈な体験です。

多いのは家族や親族や友人が死に瀕しているときです。突然の病気や事故、予期せぬ事態に襲われて、自分が何としても助けたいと本気で思った人が、結果はどうあれヒーラーとして力をつけ、独り立ちします。

もちろん死に瀕しているのが自分の場合もあります。脳梗塞による全身麻痺から、自分に対するヒーリングで回復してきた人もいます。突然の癌宣告から自力で回復した人もいます。

いずれにせよ、死が間近にあるとき、そしてそれを自分の力で何とかしないといけないときに、ヒーラーとして目覚めます。

苫米地理論で言えば、まさにゴールの設定です。

ほって置けば死んでしまうであろうという現状(states quo)に対して、現状の外にあるゴールを設定せざるを得ない状況があり、そのゴールの世界に強烈な臨場感を感じて気を流せば、気功は猛烈に上達します。

本気のゴールの設定とは、設定したならばいても立ってもいられない感覚が得られるものです。

すぐにでも飛び出したい、すぐにでも走り出したい感覚です。
これを認知的不協和と言いました。

現状というホメオスタシスが不快でしょうがなく、早くゴールのホメオスタシスに移動したいという感覚です。

真夏にクーラーの効いた喫茶店に飛び込むように、ゴールの世界に無意識が飛び込んで行きます。意思や意識ではなく、無意識が飛び込んで行くのです。だから「努力は不要」であり、「勝手に成功」します

一緒に学んだはずの仲間同士で、なぜかヒーラーとしてどんどん活躍する友人がいたら、もしかするとそのような理由があるかもしれません。

いずれにせよ、ヒーラーとしての目覚めのコツもゴール設定です。シンプルです。