2018/06/2その1 ロンドン、CONIFAワールドカップ #CONIFA #WFC2018 | まとばの公営競技つれづれ

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5/29 28日夜に成田発、イスタンブール乗り継ぎでベオグラード、クラリエボへ

5/30 クラリエボから鉄道でコソボのミトロヴィツァへ

5/31 コソボ、プリズレンとプリシュティナ

6/1 プリシュティナからマケドニアのスコピエへ

6/2 ロンドンへ、CONIFAとイングランド代表戦

6/3 CONIFA

6/4-5 帰国

 

いよいよこの旅最大の目的、CONIFAワールドカップです。

CONIFAについてはアブハジア旅行の際の記事を参照ください。

https://ameblo.jp/matobisar/entry-12240912958.html

 

スコピエからロンドンへ向かいます。

朝4時のバスで空港へ。

 

スコピエ国際空港。

以前はアレクサンダー大王の名前が付けられていたようですが、ギリシャと揉めて名前を外したようです。

国名の「マケドニア」もギリシャ側が認めず対立していましたが、

ついに先日北マケドニアへの国名変更が発表され、ギリシャも承認しました。

NATOとEU加盟のための国名変更で、マケドニアの加盟によりバルカン半島も大きく変わりそうです。

 

コソボ、マケドニア、アルバニアなど、旧共産圏の一部の国は自国の航空会社がなく、

空路でのアクセスには不便な場所でした。

しかしヨーロッパでの航空自由化により自国以外の路線も運航できるようになって以降、

ライアンエアなどLCCがヨーロッパを広くカバーする路線網を造りました。

今回私が搭乗したウィズエアもハンガリーのLCCですが、

スコピエからロンドンとハンガリーが絡んでいない路線です。

特に東欧はウィズエアが強く、東欧の空路事情が大きく改善されています。

 

ロンドンのルートン空港。

ロンドンは空港が6つあり、ここはほぼLCCの専用の空港です。

日本を含む長距離国際線はヒースロー空港に到着します。

イギリスの入国審査は厳しいと聞いていましたが、

何も質問されず6ヶ月の滞在許可が出ました。

 

バスで市内へ向かい、ベイカーストリートで下車。

イメージしていたロンドンそのものでちょっと感動した。

 

とりあえず昼食、セントパンクラス駅近くのマック。

 

ドアが特徴的な地下鉄と郊外電車を乗り継いで・・・

 

Enfield Town駅へ。

 

スタジアムまで歩きます。どのを撮っても画になる風景。

 

Enfield FCのホーム、クイーンエリザベス2世スタジアム。

イングランドの7部相当のリーグに所属しているとのことです。

単純比較はできないけど日本の7部相当は都道府県1部です。

 

YES, its the world cupという言葉が素晴らしい。

 

メインスタンドの他は小さな椅子があるだけで残りは立ち見。

 

メインスタンド内にはバーが併設されており、生ビールも飲めます。

7部相当でも小規模ながらバーを併設したスタジアムがある、日本では考えられません。

文化の違いといえばそうなんだけど、やっぱり羨ましい。

 

今日の対戦はアブハジアvsカルパタリヤ。

アブハジアはジョージアの一部で、国際的に承認されていないものの実質独立状態にある国家。

カルパタリヤはウクライナに住むハンガリー人のチーム。

 

アブハジアのサポーターが大所帯でした。

ロンドン開催ですからマイノリティのコミュニティも大きいのではないかと思います。

アブハジアに限らず、各チームとも大勢のサポーターが来ていたようです。

 

試合開始。

 

アブハジアのサポーターは熱烈応援だけど、他はのんびり観戦。

純粋にサッカーを楽しむお客さんばかり。

 

なぜかツバルやウガンダのユニフォームを着た人たち。

ツバルはこの大会に参加しているからまだしも、何故ウガンダ。

「だってこのデザイン格好良いじゃん!」だそうです。

 

2杯目のビールを飲もうとしたら、

「クラフトビールあるからそれ飲めよ!」とお店の人が勧めてくれたやつ。

7部相当のスタジアムでカスクビール、もう堪らない。

 

試合の様子は動画で。

 

試合はカルパタリヤが勝利しました。

このチームが今回優勝することになるとはこの時は何も知らず。

 

次の試合であるチベットのサポーターが到着。

中国政府からかなりの圧力がかけられたようですが、

インドに住むチベット人を中心にチームを編成したようです。

 

私はスタジアムを離脱し、ウェンブリへ向かいます。